web sniper's special AV review. WEBスナイパーAVレビュー 『帰ってきたスーパーヒロイン17 メガロレディマリー(GIGA)』 文=井上文 獅子王真理(ししおうまり)は故郷フレイア星と地球人との間に生まれた美少女。フレイア星、さらには地球を滅ぼそうとする魔星族から地球を守るために戦う事を誓う。 |
地球を守るスーパーヒロインが心身を徹底凌辱されるGIGAの新作。ヒロイン・獅子王真理(ししおうまり)役の白井絢香は、正統派美少女のルックスに加えて緊縛もスカトロもこなすアブノーマル界の若手実力派女優。キャパの広さも魅力ですが、高い演技力に驚かされます。マニアックな作品ほどリアリティを保つのが難しかったりするもの。こういう女優さんがいてくれると作り手も助かるでしょうね。今作は心理描写の上手い監督のシュワルゼン三世氏とのタッグですから嫌でも期待が高まります。
あらすじはこんな感じです。フレイア星人と地球人との間に生まれた獅子王真理は、すでに壊滅したフレイア星を離れて地球で普通の高校生として暮らしていた。が、ある日フレイア星を滅ぼした魔星族の司令官バルロックが真理の前に現われ、真理をアジトに連れ去ってしまう。その一部始終を目撃した学校の教師たちと真理の彼氏は、真理の残した変身用ブレスレッドで強化スーツを身にまとい、真理の救出に向かうのだった。
アジトでの真理は両手を吊られて腋責めに遭っています。レオタード型の強化スーツは腋の部分がガラ空きで、匂いを嗅がれたり、滴る腋汗を採取されたり、挙句に自分で匂いを嗅がされたりします。この時の真理の怒りと恥辱の表情……迫真です。
さらに全身に媚薬を塗布され、悔しさの中でどうしようもなく性感を煽られてしまう真理。この作品では特典映像を除いてヒロインが一切裸にならないので(そこがいいのですが)、今作における着エロの頂点としてポイントになるシーンかも知れません。濡れたレオタードの透け感が楽しめます。また、繰り返すようですが演技がいいので、地味になりがちなシーンでも物足りなさをまったく感じさせません。
やがて真理の彼氏と先生たちがアジトに到着。しかしわずか数秒で囚われの身(笑)となり、今度は仲間が見ている前での電マ嬲りが始まります。媚薬の効果で敏感になっている真理は「気が狂いそう……」と内面で叫びつつ、必死に声を洩らすまいとするのですが、続いて洗脳されて獣化した仲間たちに総掛かりで責められ、一層緊迫した「堪えるシーン」を様々なプレイバリエーションでたっぷり見せてくれます。
信じていた地球人たちに全身を舐められ、大開脚で電マを当てられ、なおも媚薬を擦りこまれるうち、真理の理性が少しずつ崩壊していきます。「私みたいな女の子苛めて何が楽しいの!」と叫びつつ、同時に内面の声で「もうダメ……もっと触って欲しくてたまんない……」。追い詰められていく様が刻々と描写され、クライマックスまでのカウントダウンが始まるのです。
全体にソフトな責めが中心ですが、その分、バッドエンドの衝撃も軽め。GIGA作品の余りに痛烈なバッドエンドが苦手な人は、この作品を入門編として観てみるのもいいんじゃないでしょうか。
文=井上文
『帰ってきたスーパーヒロイン17 メガロレディマリー(GIGA)』
発売:2008/10/24
出演:白井絢香
監督:SCHWARZEN\x87V
収録時間:DVD-79分(+8分)
価格:10,500円(税込)
商品番号:TRH-17(DVD)
メーカー:GIGA
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井上文 1971年生まれ。SM雑誌編集部に勤務後、フリー編集・ライターに。猥褻物を専門に、書籍・雑誌の裏方を務める。発明団体『BENRI編集室』顧問。 |
08.12.08更新 |
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