web sniper's special AV review. WEB スナイパーAVレビュー 『ヒロインバトル キューティーソルジャー ミリー(GIGA)』 文=安田理央 光月美理(佐伯奈々)は実の父親が開発したキューティーシステムによって“キューティーソルジャーミリー”に変身し、世界平和のために戦っている正義のヒロイン。そんな彼女とキューティーシステムを狙い、悪の首領・ジルライヤが最強の怪人・ゴウエモンを差し向けた――。 |
つい昨日、某誌の仕事で『裸で銅像になりきって街角で羞恥露出』(ロケット)を見て、「これは原作版キューティーハニーのワンシーンへのオマージュに違いない!」なんてレビュー原稿を書いたばかりなんですが、こちらは、モロにキューティーハニーへのオマージュAVですね。佐伯奈々ちゃんが正義のヒロイン、キューティーソルジャーミリーとなって、悪の怪人たちと闘います。
科学者である父親が開発したキューティーシステムによって変身するミリーは、両親を殺した悪の首領、ジルライヤと対決。戦闘員たちや、怪人ゴウエモン、そしてジルライヤとバトルを繰り広げるわけですが、この格闘シーンがやたらと力が入ってるんですね。
いちおうオッパイを揉まれたり、手マンされて潮吹かされたり、電マで責められたりなんてシーンもあるんですが、それ以外はほとんど格闘してるんです。全編の7割くらいは格闘シーンなんじゃないかと思うくらい。そういやセックスシーンもなかったな。
後半なんかは、なぜかリングの上でバトルが展開。リングロープに投げつけて、戻ってきたところにウエスタン・ラリアットを食らわせたり、担ぎ上げてグルグル回したりという技(あんまり詳しくないので、技の名前がよくわかんなくてスイマセン)をかけるなど、かなりプロレスっぽい感じ。
モロに蹴りも入ってるみたいだし、AVとは思えないハードさですよ。佐伯奈々ちゃんも、がんばってますが、どちらかというとやられるほうが多くて、見ていて可哀想になってきますね。下手なSMプレイよりも、よっぽど痛そうなんですよね。逆に言えば、女性が痛めつけられる姿に興奮する人には、何よりのご馳走でしょう。苦痛にあえぐ女性の声と表情って、エロいですからね。
キューティーソルジャーのコスチュームだけではなく、ミニパンツのスーツ姿での格闘シーンもたっぷりあるのも嬉しいところ。普通の服が、少しずつ乱れて、破れていくのは、大変エロイのですよ。
それにしても、キュートでセクシーで、カッコイイというヒロイン像を70年代に描いていた永井先生は偉大だなぁ。今、こうやって3次元で再現しても、全く古さを感じないんですよね。すげえ。
文=安田理央
『ヒロインバトル キューティーソルジャー ミリー(GIGA)』
発売:発売中
出演:佐伯奈々
監督:肥前嬉介
収録時間:本編60分 メイキング11分
価格:10,500円(税込)
品番:ATHB-15
メーカー:GIGA
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安田理央 エロ系ライター、アダルトメディア研究家、パンク歌手、ほか色々。この夏、ついに四十代に突入ですよ。もう人生の折り返し地点かと思うと感慨深い。主な著作に「エロの敵」「日本縦断フーゾクの旅」「デジハメ娘。」など。趣味は物産展めぐり。でも旅行は苦手。 |
09.07.18更新 |
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