special issue for the summer vacation 2008 2008夏休み特別企画! この夏に絶対観たい話題作! WEB スナイパーAVレビュー 『人のチンポコを笑うな(ドグマ)』 文=井上文 「あんたのことなんか相手するわけないでしょ? この臭くてしょぼいチンポコを喰いたいの!!」えげつない言葉責めと濃厚なファックでダメな男を徹底的に苛めたおす小悪魔! |
鮎川なおの女王ポテンシャルが全開です。こんなに言葉責めの上手い人だったとは……!
三つのシチュエーションでダメ男を苛め倒す、ジャンルとしては痴女系に分類されるこの作品。鮎川なおという女優を知らない人が観たら、きっと彼女を本物のミストレスに違いないと思うのではないでしょうか。目つき、ボキャブラリー、焦らしの呼吸、どれをとってもM男性のツボを突きまくることうけあいです。
「Chapter.01」は鮎川が女医に扮して、パンツを脱がない気弱な患者を淫乱モードでいじり倒します。パンツ越しの手コキに始まり、臭いチンポの匂い嗅ぎ、涎ダラダラの生フェラ、騎乗位ファックと続くのですが、その間、ずっと言葉責めしっぱなし。
「人が真面目に診察してるのに、何ボッキさせてんの? しょぼいチンポのくせに……」
とカメラ目線で言い放ち、先走り汁でドロドロの先端に鼻を近づけては「臭い! すっごい臭いチンポ!!」としつこく罵倒、でも瞳は色っぽく潤んで、鼻息も荒く、内心の欲情をビンビン伝えてくる辺りに巧さを感じます。痴女プレイの王道をハイレベルに見せてくれる内容です。
「Chapter.02」は父親のオナニー姿を目撃した娘という役どころ。キモ系のハゲデブ親父を徹底的にコキ下ろしつつ、近親設定というギリなアブなさの中できっちり痴女エロワールドを展開します。
軽蔑しきった目つきでの顔面ツバ吐きの後、表情を一変させて好奇心をあらわに足コキ、でも次の瞬間には「今、イキそうになったろ」と再び怖い顔でビンタ。翻弄される親父の顔がどんどんバカ面になっていくのも当然と言えましょう。
繰り返される寸止めの果て、チンポ電マ攻撃で限界付近を延々と彷徨わされ、娘の言葉責めの嵐の中で最高に情けない一瞬を迎える父親の転落ぶりは見応え十分。Mの恍惚を見せつけられます。
「Chapter.03」は再び王道。女教師とダメ生徒の設定です。舞台は教室。二人きりでの追試試験の最中、生徒がやる気をなくして逃亡を図ろうとする場面から女王モードが炸裂します。
「ったく情けない男だよ、どうせ童貞なんだろ? この半人前の童貞人間!」
椅子にセロテープで拘束し、恥ずかしがる生徒の乳首をいじり倒しておきながら、「怒られてる時にこんなとこ固くすんじゃねぇよ!」とチンポをスケベに握り込む。全編通してそうですが、責められる男性の反応が本物のM感を濃厚に漂わせていて、嘘っぽさがないので引き込まれます。
「君はバカだけど、デキる子だから、先生のこと気持よくして……」
このツンデレ攻撃に思いっきりやられて、先生大好きっ子になってしまうのは出演者だけではないでしょう。最後のファックは観ている側も力が入る名シーンです。
自分は崩れきることなく、相手のテンションをMAXに固定させたまま最後まで操り抜く手腕。M男性が本物なら鮎川なおの女王ぶりも本物だったと改めて思います。むしろこっち(SM)の領域の逸材だとすら見えるのですが、皆さんはどう評価されるでしょうか。
文=井上文
『人のチンポコを笑うな(ドグマ)』
発売日:2008年8月19日
出演:鮎川なお
監督:K*WEST
収録時間:134分
品番:DWD-012
販売価格:3,990円(税込)
メーカー:ドグマ
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井上文 1971年生まれ。SM雑誌編集部に勤務後、フリー編集・ライターに。猥褻物を専門に、書籍・雑誌の裏方を務める。発明団体『BENRI編集室』顧問。 |
08.08.13更新 |
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