special issue for the summer vacation 2008 2008夏休み特別企画! この夏に絶対観たい話題作! WEB スナイパーAVレビュー 『緊縛と猿轡\x87J 少女探偵七変化(隷嬢寫眞館)』 文=井上文 少女探偵は常日頃から自分が危機に陥った場合を想定して、敵の手から脱出するための訓練を怠らない。今日も縄抜けの練習に余念がない。だが、習熟するまで時間がかかりそうだ。そんなある日、事件が起きた。少女探偵は、様々に変装して事件の核心に迫って行く。 |
素人女性を面接で採用し、独自のボンデージ映像を制作している「隷嬢寫眞館」の新作。監督の水村幻幽氏が一貫して掲げているテーマは「囚われのヒロインが緊縛されたまま呻き、もがく」というもので、本作もその例に洩れず、まったくブレのない内容に仕上がっています。
まずは高手小手に縛られた少女探偵が、口に詰め物をされ、その上からガムテープで猿轡をされてしまうシーンから。これは「少女探偵が縄抜けの訓練」をしているところで、この後どうなるかというと、膝上と足首の二か所で両脚を一つにまとめられて床に転がされ、放置されます。そしてずっと呻き続け、もがき続けるのです。
次のシーンでは少女探偵が援交ギャルに扮し、悪人を懲らしめようと潜入捜査をしたけれども相手が変態だったという設定で、やはり後手に縛られ、猿轡をされて転がされます。脚はだらしなく開かないようにやはり一つに括り合わされ、最初のシーンと同様に呻き続け、もがき続ける映像が淡々と映し出されることになります。
一見、単調に見えるかも知れません。が、もがいて姿勢が変わるたびに食い込み方が変わっていく縄目、時折、偶然に発見されるハッとするような美しいポーズ、ヒロインがもともと持っているボディラインのエロティシズム等々、ボンデージならではの魅力をジワジワと感じ味わう……そんな楽しみ方をするために敢えて作られている作品なのです。
あとは妄想の喚起でしょうか。タイトル通り、少女探偵は七つの衣装とシチュエーションで呻き、もがきます。縛り方や猿轡の手法(テープではなく手拭いを使ったり、ギャグを使ったり)も少しずつ変えていくので、自分なりのツボを探していくような鑑賞方法になると思います。
個人的には女王様に扮した少女探偵が白ブラウスに黒レザーのミニスカート+網タイツ姿でホグタイの形に縛られ、パンティをチラチラさせながらもがく中、靴がポロリと脱げたシーンにグッときました。他にもスーツ姿、トップレス、ボディスーツ姿など、萌え要素の詰まった衣装が用意されています。ボンデージファンはチェックしてみて下さい。
文=井上文
『緊縛と猿轡\x87J 少女探偵七変化(隷嬢寫眞館)』
発売日:発売中
出演:美濃村桜乃
収録時間:85分
品番:DDOS-011
販売価格:5,880円
メーカー:隷嬢寫眞館
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井上文 1971年生まれ。SM雑誌編集部に勤務後、フリー編集・ライターに。猥褻物を専門に、書籍・雑誌の裏方を務める。発明団体『BENRI編集室』顧問。 |
08.08.17更新 |
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