web sniper's special AV review. WEBスナイパーAVレビュー 『くノ一拷問凌辱4 掟を超えた友情(アタッカーズ)』 文=井上文 伊賀と甲賀……戦国の世から敵対する宿命の図式……お役目の為に命を賭して……宿命を背負ったくノ一の悲哀物語! 超人気時代凌辱絵巻の最新作が1年ぶりに登場! |
ゴージャスなキャストと演出で話題となった人気時代劇シリーズの第4段。今回は早乙女ルイ率いる伊賀忍軍と姫野りりあ率いる甲賀忍軍、そしてmiyoを頂点とする風魔一族の闘いが、隠された御用金の在り処を巡って展開されます。
ストーリーはシンプルで、お上の命を受けて御用金を守る伊賀忍軍を甲賀忍軍が急襲、やり合っているところに風魔一族が現われて漁夫の利的に早乙女と姫野を拉致し、拷問にかけるという流れ。序盤で早乙女の子分役のつぼみが甲賀忍軍に中出し輪姦される以外は、早乙女と姫野の拷問シーンということになります。
見せ場は野外での拷問と室内での拷問の二つ。そのそれぞれで早乙女と姫野が交互に責められ、ボリューム感を出しています。責め方は、野外ではまず木の枝に吊るした早乙女を竹の棒でつつき回したり打ち据えたりした後、甲賀の姫野を重点的に負い詰めていきます(責め手は元・甲賀の忍者で、風魔に寝返った男二人)。帷子から豊満な乳房を掴み出され、後手で吊られたまま上下の口を犯されて屈辱の中で身悶える姫野。妖艶なキャラに相応しい濃厚なヨガりっぷりが見ものです。
室内に入ると「拷問の専門家」だという新キャラクターが登場し、吊り責めや海老責め、濡れ布打ちなど、時代劇らしい拷問がバリエーション豊かに繰り広げられます。最初に責められるのは野外に引き続く形で姫野です。
箒尻や濡れ布で尻が真っ赤になるほど打ち据えられ、木の棒を秘唇に突っ込まれて激しく出し入れされる姫野。猿轡越しに迸らせる苦悶の絶叫はなかなかの迫力です。責めが変わるたびに縄を解いたり縛り直したりする様子が丁寧に映されているのもいいですね。次は何をするのかと楽しみになりますし、その間の女優の表情に見応えがあります。
本格的な海老責めに悶絶する姫野を助ける形で、続いて早乙女が責められることになります。まずは「そろばん」という三角形の棒を並べた板の上に正坐させられ、太腿を踏まれたり濡れ布で打ち据えられたりする早乙女。さらに熱蝋責め、箒尻での打擲、筆による官能責めへと続き、それを堪え抜けると総仕上げとばかりに2人掛かりで犯されます。両腕を広げた形で竹の棒に固縛され、案山子のような姿で上下の穴を貫かれている様は「初SM」(パッケージにはそう書いてありました)とは思えない凄惨さを醸しています。
さて、これだけされても御用金の在りかを言わない2人に対し、風魔一族が最後にとった方法とは……。
全体に「大作」と呼べるボリュームを持った作品だと思います。時代劇らしく、江戸時代に実在した拷問を多用している点もこだわりを感じますし、しっかり形になっている(特に姫野への海老責めは見事でした)のもキャスティングとは別の意味で豪華です。ただ一つ、終り方も含めてストーリーが拷問の口実に過ぎなくなっているところは残念(大作感があるだけに)。特にバッドエンドって、必然性がないと観ていてリアルに辛くなったりしませんか?
文=井上文
『くノ一拷問凌辱4 掟を超えた友情(アタッカーズ)』
発売日:2008年12月07日
出演:姫咲りりあ、早乙女ルイ、つぼみ、miyo
監督:長谷川勝之
品番:DVD/SSPD-060
収録時間:DVD/140分
価格:DVD/4410円(税込)
メーカー:アタッカーズ
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井上文 1971年生まれ。SM雑誌編集部に勤務後、フリー編集・ライターに。猥褻物を専門に、書籍・雑誌の裏方を務める。発明団体『BENRI編集室』顧問。 |
09.01.29更新 |
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