web sniper's special AV review. WEBスナイパーAVレビュー 『猿轡コレクション 連続装着 布さるぐつわ篇(隷嬢寫眞館)』 文=井上文 水色、橙色、桃色、黄色、水玉、柄物などなど、それぞれの布を噛ませたり、覆ったり、その上からまた覆ったり。時には三重にした猿轡の上から目隠しを施し、さらにその上から縄をグルグル巻きつけたりと、およそ考えられる限りの組み合わせで猿轡美少女がもがき呻く姿を記録。 |
猿轡の愛好家にも様々な流派があります。口に詰め物をしたい派、したくない派、その上で布を口に噛ませる派、顔の下半分を覆ってしまいたい派、一回噛ませた上からもう一枚の布で覆ってしまいたい派、布じゃなくてテープを貼りたい派などなど、とても書ききれません。今作は、そんな猿轡の用法の中でも布の使用だけにこだわり、且つ布の重ね方を探求したマニアックな鑑賞&研究用映像です。
モデルを務めているのは夏川梨花嬢。あどけなく古風な顔立ちです。和室の柱の前、厚手のミニスカートに白いセーターというやはりクラシカルな美少女スタイル。麻縄を使って柱に固縛されるのですが、意外に大きな胸のシルエットと童顔とのギャップに驚かされます。後手に縛り、胸縄を厳しく入れたところで猿轡の使用に入ります。
まずは緑色の猿轡。噛ませ式です。しばらくその姿でもがいたり呻いたりする姿を鑑賞した後、黒布を使って鼻から顎までを覆い尽くします。そのまま再び放置し、数分が経ったところで、さらに赤い布で黒布の猿轡を締め込んでいきます。
三重に猿轡を施したわけですが、こういう猿轡の用法を「布重ね」と呼ぶらしく、隷嬢寫眞館の作品ではしばしば登場する行為です。もともとあるプレイなのか隷嬢寫眞館のオリジナルなのか分かりませんが、こうして特化した形で見せられると、どうしても色の好みをうるさく言いたくなりますね。という訳で、この作品では様々な布をとっかえひっかえししていき、色とりどりの猿轡が披露されることになります。
水色、橙色、桃色、黄色、水玉、柄物などなど、それぞれの布を噛ませたり、覆ったり、その上からまた覆ったり。時には三重にした猿轡の上から目隠しを施し、さらにその上から縄をグルグル巻きつけたりと、およそ考えられる限りの組み合わせで猿轡美少女がもがき呻く姿を記録しています。
時折、縛り方に変化がつくのですが、その時は猿轡だけでなく梨花嬢の華奢な身体にも目がいきます。最後にはパンティとストッキングだけのトップレスになり、着衣時と合わせて様々な猿轡における様々な全体像を比較できるようになっているわけです。
私見としては、猿轡はやはりシンプルな豆絞りが一番情緒があってベストかなと思うのですが、重ねれば重ねるほど緊張感が出ていいという人もいるかも知れません。重ねる色の配分にもグッとくるものとこないものがあったり、縛り方との組み合わせで好みが変わる場合もあると思います。実際に試してみるのも乙ですが、鑑賞派の方で他の作品にツボが見つからなかったという人は、今作の中に探してみるのも有効な手の一つではないかと思います。
文=井上文
『マミフィケーション4 ミイラの嘆き(隷嬢寫眞館)』
発売中
出演:夏川梨花
監督:水村幻幽
品番:DDOS-021
収録時間:130min
価格:5880円
メーカー:隷嬢寫眞館
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井上文 1971年生まれ。SM雑誌編集部に勤務後、フリー編集・ライターに。猥褻物を専門に、書籍・雑誌の裏方を務める。発明団体『BENRI編集室』顧問。 |
09.04.03更新 |
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