web sniper's special AV review. WEBスナイパーAVレビュー 『変態ベロ趣向倶楽部(アロマ企画)』 ベロをこよなく愛するあなたのための、欲望のままにベロを堪能するだけの作品。 |
監督自ら「僕はディープなベロフェチです」と告白しながら進行するベロ専門作品。数多のAV女優の中から「いいベロの持ち主」三人を集めて、様々な角度からベロのエロスに迫ります。
一人目の被験ベロは桃咲たえ嬢のベロ。この子は手を触れずにベロを捩じったり畳んだりできるベロの器用な女の子です。そしてベロそのものが肉厚でデカい。彼女の口の中に指を突っ込み、べロを弄り倒す監督の声も序盤から興奮気味。
「うわぁ、凄い......凄くイヤラしいよ」
唾液にまみれてヌラヌラと光るベロに監督の指が絡みつきます。側面を撫でたり全体をしごいたり。その様子は確かに淫靡です。パッケージ裏にあるキャッチコピー「なぜベロはこんなに卑猥なのにモザイクがいらないんだろう」という言葉にも頷けます。
「こんなことされたことある?」
と、尚もベロを愛撫し続ける監督。「初めて......」と答えるたえ嬢の瞳もなぜかうっとりと潤み始め、雰囲気までが卑猥に変化していくあたりは見ているこっちもムズムズさせられます。さらに顔アップでのベロ単体撮影を経て、ベロを露出しながらのオナニーを披露するたえ嬢。
大胆に舌舐めずりしながらのオナニーは口元が涎まみれに。加えてペニス型アタッチメントのついた電マで責められ、開口具を装着されて凄い顔になります。ベロの存在感が一層濃くなり、そのままインパクト満点のベロ出し絶頂へ。監督が生唾を飲む音が聞こえてきそうです。
二人目の前田窓花嬢は、ベロというよりこの人自身がスケベです。自分の乳首を自分で舐めながら息を荒くし、「チ○ポ舐めたい」を連呼。真っ赤なベロを忙しく動かして、監督もタジタジになる勢いでとにかくフェラをしたがります。そんな窓花嬢をバイブでいなしつつ、「チ○ポ舐めたかったらもっと乳首舐めて」と舌の珍しい動きをじっくりと撮る監督。
「乳首舐めるとイッちゃいそう!」
自分で自分の乳首を舐めながら悶え苦しむ様子はちょっと面白いです。また、こういう女性なのでいざ本物のペニスを目の前にした時の興奮ぶり、舐めっぷりは迫力があります。べッドの上での舌出し本番はさらに強烈。赤い舌を突き出しながらバックで突かれて喘ぐ姿は獣としか言いようがないほど。もちろん、最後の射精は舌の上に行なわれます。
三人目の被験ベロは、アヒル口に特徴がある矢沢るい嬢のベロ。長くて先の尖ったベロです。反応から察するにベロを他人に触られるのがあまり好きじゃないようなのですが、監督は容赦なく口に指を突っ込んで触りまくります。そのためにるい嬢の眉が八の字になって、困った顔のあかんベーになっているのがチャーミング。舌の苔取りやクリップなどの小道具で舌を弄られている時の顔にも戸惑いが見えますが、これはこれで面白い被験ベロの持ち主ではないかと。
監督も狙っていたのでしょうか、この子の場合だけ舌をテーマにしたプチドラマが挿入されています。裸で寝ている男(監督かな?)の上にるい嬢が覆いかぶさり、
「起きちゃったの? Hな夢見てたんでしょ」
と小悪魔顔で男の乳首をベロベロ。さらに「気持いいのぉ?」と腹を舐め、徐々に下腹に移動してペニス舐めへ。攻められる時より攻めている時のほうが顔がいきいきとしています。
舌の先端で尿道口をツンツンといじくり、痴女顔で焦らするい嬢。尖った舌は確かにこんな使い方をされると威力を発揮しますね。口内発射の瞬間まで、その細かな舌の動きが丹念に記録されていきます。
まさにベロ尽くし。ある意味贅沢な一本です。見どころはたぶん、もっと細かいところにもたっぷりと隠れているのだと思います。弄られている時の音にも耳を澄ませつつ、質感から動き、量感、ベロを出した顔まで、「ディープなベロフェチ」ならではのこだわりを味わい尽くせる貴方は、とてもラッキーな監督の同志です。
文=井上文
『変態ベロ趣向倶楽部(アロマ企画)』
発売日:2009/03/07
出演者:矢沢るい・桃咲たえ・前田窓花
監督:笠井貴人
収録時間:DVD120分
定価:4930円(税込)
商品番号:ARMD-927
メーカー:アロマ企画
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井上文 1971年生まれ。SM雑誌編集部に勤務後、フリー編集・ライターに。猥褻物を専門に、書籍・雑誌の裏方を務める。発明団体『BENRI編集室』顧問。 |
09.04.04更新 |
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