web sniper's special AV review. WEB スナイパーAVレビュー 『昭和哀歌 ―背徳の契り―(アタッカーズ)』 文=安田理央 「結婚を約束したはじめさんが、病に伏せて半年が経ちました。原因は分からず、意識の混濁状態が続いています。治療にははじめさんの友人のお医者様があたっています。でも、はじめさんの容態は一向に良くなりませんでした……」。昭和初期を思わせる和風&耽美なドラマ作品! |
婚約者のはじめが病に伏せってから半年。原因もわからず、意識も混濁状態が 続いているが、りりあは健気に寄り添って看病を続けていた。はじめの友人であ る田渕医師の治療も甲斐無く、回復の兆しは見えない。
ある時、珍しく意識がはっきりしていたはじめが、りりあに告げたのは、恐ろ しい言葉だった。彼は、りりあに、田渕医師に責められて、自分をおとしめるよ うにと命じたのだ…。
昭和初期を思わせる耽美的なムードの作品です。姫咲りりあって、こんな顔し てたっけ? と思うほど、和服が似合っています。どこか陰のある健気な女とい う役柄にぴったりの和風の顔立ちだったんですねぇ。
この作品の素晴らしいところは、姫咲りりあの息づかいです。最初に和服の上 から縛られるところから、ずっと息を荒げっぱなしなんですよ。過呼吸になっ ちゃったるんじゃないかと思うくらい。そして、責めがエスカレートしていくに つれ、息づかいは喘ぎ声ともうめき声ともつかないものへと変化していきます。 常に半べそをかいているような表情もいいですね。
Sゴコロがある男なら、どんどん責めていきたくなる反応なんですね。いい なー、姫咲ゆり。前に他の作品を見た時も、泣き顔がいいなぁと思いましたけ ど、責めれば責めるほど輝きを増すタイプですね。
奈加あきら氏による緊縛もたっぷり披露されるわけですが、これまたよく似 合ってるんですよね。もともとナイスバディの姫咲ゆりあなので、縄が似合うの は当然なのですが、和風の被虐的なムードと荒い息づかいが、なんともエロ ティック。縛られているシーンだけで、こんなに興奮させてくれる女優は、なか なかいないですよ。
後半には浣腸やムチのシーンもアリ。当然、こちらの反応も悪いわけがありま せん。ムチを打たれる時に上がる悲鳴、浣腸液を注入される時の切ない喘ぎ声。 どちらも大変Sゴコロを刺激してくれます。浣腸液を噴出する時の泣きじゃくる 表情もいいんですが、肝心の浣腸液が、ピュ、ピュ、ピュ、とちょっとずつしか 出なくて迫力に欠けたのは少し残念でしたが。
設定と女優のルックス、反応が見事にマッチした快作だと言えましょう。こう いう姫咲ゆりあの和風耽美SM、もっと見たいですね。
文=安田理央
『昭和哀歌 ―背徳の契り―(アタッカーズ)』
出演:姫咲りりあ
監督:斉藤竜一
発売日:2009年04月07日
品番:JBD-129
収録時間:120分
価格:3,990円 (税込)
メーカー:アタッカーズ
レーベル:蛇縛
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安田理央 1967年生まれ。エロ系ライター、アダルトメディア研究家、パンク歌手、ほか色々。主な著作に「エロの敵」「日本縦断フーゾクの旅」「デジハメ娘。」など。趣味は物産展めぐり。でも旅行は苦手。 |
09.04.21更新 |
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