老舗SMメーカー情報第3弾！
マニアビデオの極北を目指して 【２】
アダルトビデオの誕生とほぼ同じ頃に産声を上げた「アートビデオ」。それから２０年以上経過した現在でさえ、ＳＭビデオのマニアたちは声を揃えてこう言うのだ。「８０年代初期のアート作品は最高だった。特に黒田透が出演して、峰一也が監督した作品が」２０世紀最高のＳＭヒーロー黒田透と、才気迸る若きミスター・ミネック。二人のマニアが作り出した、マニアのためのマニアＳＭビデオ専門メーカー「アートビデオ」作品の秘密に迫る！
ＡＶ黎明期のＳＭマニアたち
関連リンク
アートビデオ公式サイト
レンタル作品紹介=http://www.art-sm.com/
セル作品紹介=http://www.art-video.jp/
最新作のサンプルムービー等を紹介=http://www.ace-web.co.jp/
旧作のダウンロード販売=http://www.art-smonline.com/
マニアビデオの極北を目指して 【２】
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インタビュー・文＝安田理央 80年代初頭のAV黎明期から存在するＳＭ専門メーカー『アートビデオ』を直撃!! 峰一也監督ロングインタビュー！ ←本社ビルの地下にあるスタジオ。峰監督作品ではおなじみの場所である。女の子が面接などでやってきたときに、日を改めたりせず、その場ですぐ撮れるようになっているという。固定された二台のハイビジョン対応のビデオカメラは、当然リモコンで動かすことが可能。 |
アダルトビデオの誕生とほぼ同じ頃に産声を上げた「アートビデオ」。それから２０年以上経過した現在でさえ、ＳＭビデオのマニアたちは声を揃えてこう言うのだ。「８０年代初期のアート作品は最高だった。特に黒田透が出演して、峰一也が監督した作品が」２０世紀最高のＳＭヒーロー黒田透と、才気迸る若きミスター・ミネック。二人のマニアが作り出した、マニアのためのマニアＳＭビデオ専門メーカー「アートビデオ」作品の秘密に迫る！
ＡＶ黎明期のＳＭマニアたち
地下スタジオの片隅に置かれている三角木馬。 
地下スタジオのビデオカメラ上部にはデジタルカメラも搭載。一定間隔で自動的にシャッターが切れるようになっており、プレイの流れを写真撮影で遮ることはない。 |
峰：「黒田は元々ビニ本の制作をやってたんだ。ＳＭが好きでね。こういう撮影するから出演しないかって。だから男優ってわけじゃなかったんだ。マニアですよ。ＳＭマニア」
こうして撮影された初期の作品は、通販のみで販売され、大きな反響を呼んだ。ＳＭ雑誌数誌に広告を載せただけなのに、毎日たくさんの現金書留が届いた。 アートビデオの作品を販売させてくれと問屋からも問い合わせが来ていたが、一切受け付けなかった。アートビデオの作品が正式にショップに並ぶようになったのは、一九八五年にビデ倫に加入してからである。ビデ倫加入に必要ということで『有限会社河村』が設立され、「アートビデオ」は会社組織となった。 峰：「ショップで売るからってことで、パッケージを作ったんだ。それまでは通販だけだから、パッケージなしで、そのままケースに入れて送ってた。ものすごく怪しいよね（笑）。その怪しさもよかったと思うんだけど」 このＡＶ黎明期においては、「宇宙企画」や「ＶＩＰ」、「ＳＡＭＭ」と言ったメーカーもＳＭモノを作っていた。しかしＳＭ専門メーカーとしては、「アートビデオ」が日本初となる。 峰：「特に意識してたわけじゃないんだけど、周りにＳＭマニアしかいなかったからなぁ（笑）。この頃は、「シネマジック」の横畠さんとか、「サムビデオ」社長の賀山さんとか、色んな人がよく現場に遊びに来たり出演してましたね。マニアな人が自然に集まってきた。このローソクを使ってくれって、ぶっといの持ってきたりしてね」 |
（続く）
※この記事はＳ＆Ｍスナイパー2006年11月号に掲載された記事の再掲です。
また記事中の画像の著作権は、全て株式会社アヴァに帰属します。
関連リンク
アートビデオ公式サイト
レンタル作品紹介=http://www.art-sm.com/
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旧作のダウンロード販売=http://www.art-smonline.com/
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安田理央の恥ずかしいblog 新刊「エロの敵 今、アダルトメディアに起こりつつあること」（翔泳社） |
安田理央 気がつけば、今年で40代を迎えるエロ系ライター。今年はボーッとしてると大変ヤバイことになってしまいそうなので、色々と新しい行動を起こすぞと考えたり考えなかったりしております。「エロの敵」に続くアダルトメディアルポも構想中。 |
07.04.24更新 |
WEBスナイパー
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