毎週土曜日更新!
onanistic pacifism by “maestro”Endo Yusa.
もし、自分が今とは別の性別だったら――。
みなさんはそんな妄想をしたことがおありでしょうか。
これまでマエストロは「もし自分が男だったら、きっとカリ高チンコのナイスガイに違いない!」と思ってたんですが、とんだ間違いでした。本当はナルシストのキモM男優だったみたい……。
後でじっくり見てみたらいやらしすぎるニヤケ顔が超似てて、ショックを隠せないオナニーマエストロ遠藤です。
このイベント、元々はオリジナルTシャツを作ってる人たちが一堂に介する即売会なんですが、なぜか叶井俊太郎氏(くらたまさんの夫)出演のトークショーや、お笑いのおひねりライブがあったり、人気AV女優が束になってTシャツ売ってたりして面白いんですよ。
まあ、もちろん私のお目当てはナマ女優をまじまじと観てぽわーんとなることだったわけですが(写真とか撮らせてもらわず、遠目にじっと見てるあたりが我ながらキモい)、それと同じくらいテンションあがったのがプロ漫画家による似顔絵ブース。
ふと見たら以前このコラムにも登場してもらったドルショック竹下嬢が“性転換似顔絵”なるものを描いていて面白そうだったので、お願いしてみたわけです。
で、できあがったのが上の似顔絵。
男優・遠藤……なんか、本当にいそう……(たぶん汁男優+αぐらいの立ち位置)。
ちなみに、会場偶然会った友人(♂)の性転換似顔絵はこちら。
友人(♂)の女優似顔絵も、なんとなく似てるところが切ないんだよなあ。
皆さんも、ドルショック嬢をどっかで見かけたら是非描いてもらうといいと思います。きっと異性に対して優しくなれるはず。「あの男(女)、ほんとキモいんだよね〜」なんてこと、間違っても言えなくなりますよ……。
さて、そんな感じでなんとか5パーセントくらい社会復帰を果たしたマエストロ。
このテンションが下がらないうちに、勢いにのってしつこい便秘も解消しちまおうぜ! ということで、先週言ってたイチジクオナニーに早速チャレンジした次第。
場所は、毎度おなじみ実家の六畳間。
いや、あのですね。前回は「お気に入りのラグマットの上でヤッたるで! ウンコ上等!」って息まいてたんですけど、やっぱり落ち着いて考えてみると、新居の床をウン汁の危機にさらすのはよろしくないかなーと……。だって敷金返ってこないと困るし。同居人に「この部屋ウンコ臭くない?」とか言われたらさすがにヘコむし。
ああっ真咲さん、ヘタレですみません! オナニーマエストロとか言って威張ってるけど、あたしなんて所詮この程度なんです(じゃあ実家だったらいいのかというと、それはいいの。どうせあばら家、絨毯もすでにシミだらけ……)。
まあ、ちょうど実家に帰る野暮用があってタイミングもよかったんで、これ幸いとイチジクさんを一つ、鞄に忍ばせてきました。
10個入りを購入してあるのに1個しか持ってこなかったのは、一撃必中で絶対に成功させるという決意の表われ。予備があると気持ちとアナルが緩んですぐにトイレに駆け込んでしまいかねませんからね。
ちなみに、この日のためにカイベールCを服用したい気持ちをグッとこらえて、4日分の便秘を溜めこんできている私。昼のメニューはココイチの豚しゃぶカレー(2辛)、夜のメニューはかぼちゃ入りのほうとう。おお、なんと理想的な浣腸飯でありましょう。いかにも出そう!(毎度のことながら下品ですみません)
ここんとこばあちゃんはボケ気味、老母もすっかり健全な年寄りになってきて寝るのがやたら早いので、深夜にイチジクオナニーかましていても、いきなり自室に乱入される心配はまずありません。焦らず万全の準備を整えられるのはたいへんありがたい。
えーと、あとは……そうそう、オカズですね。
鉄板ズリネタである丸見え洋ピンはそっくり新居に持っていってしまったので、なにかそれらしいDVDを調達してこなければ。ということで、隣の弟の部屋へいそいそと(注・8歳下の弟はとっくに結婚して家を出ているため、彼の部屋は完全に私のエロ置き場と化しています)。
ガサゴソとDVDの入っている段ボールを漁るマエストロ。でも、こういうときに限って「これは!」っていうのがないんだよなあ。
なんといっても今回のテーマは“ウンコ”。できることならオカズもスカトロかアナル物でコーディネートしたいところなんですが、なかなか見当たりません。
よく考えてみたら、私スカトロビデオ好きじゃなかったんでした……そりゃ探してもあるはずないわな……。
うーん、ここはひとつスカトロ雑誌の定番『お尻倶楽部』のバックナンバーでいくか。でも、便意を我慢しつつ電マ遣いつつページめくるのはけっこうハードル高いよなあ。
あ、待てよ。そういえば、いざというときのために、本棚の雑誌の間に予備の丸見えDVDを隠してあったはず!
(“いざというとき”というのは、親にエロを見つかって全部捨てられちゃったりしたときのことです。高校生のときに一度そういうことがあって以来、数日分の予備エロを隠してあるマエストロ。きもちわるいですか。うん、私もそう思う……)
確かこのへんに……お、あったあった。しかもタイトルは……。
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!! アナルの国のお姫様。まさに今の状況におあつらえ向きのエロですよ。俺、グッジョブ!
私の記憶が確かならば、数人のヤンキー娘が「うふ、アイム・ティーンエイジ・アナル・プリンセス(はぁと)」とか言いながら外人さんのデカマラでズボズボとアナルを掘られるって内容。しかもスカトロ要素はナシ。これなら安心して抜けそうです、よしよし。
あとは……そうだ、時計時計。
箱にある説明書きによると、イチジク浣腸を正しく使うには、イチジクの中のグリセリン液を注入してから3分〜10分待たなくてはなりません。そうしないとグリセリンだけが出ちゃってきちんとした効果が出ないんだそうです。
ふがいないことに、今までのマエストロはこの部分ができていませんでした。最低時間である3分間でさえ便意を我慢することができなかったのです。ああ、これだからゆとり世代は……!(うそ)
まあ、5分くらいは余裕で我慢したいところですが、我慢がきかないことには定評のある私。ひょっとしたら「2分50秒でトイレに駆け込んでダメだった」なんていうギリギリの勝負になる可能性もないとはいえない。
ここは、秒単位で計れるちゃんとした時計を用意しておくに越したことはありません。
できればストップウォッチかキッチンタイマーがあれば言うことなしなんですが、そんなものは見当たらないので、いつも使っているオーソドックスな目覚まし時計で代用。
そしてさらに、最後の仕上げはコレ。
ちょっと考えて、絨毯の上にこのブランケットを敷くことにしました。絨毯を汚さないためじゃないですよ。むしろ逆。
実はこれ、学生時代の夏休みに本当に何もすることがなかったマエストロが丸1カ月かけて作ったものなのです。ええ、もちろんオール手縫い!
学校の友達は、海に行ったり旅行に行ったり、バイトに精を出したりしてキラキラ輝いていたあの夏休み。食って寝るだけしか予定のない私が、図書館で借りた『はじめてのパッチワーク』を片手にひと針ひと針縫いあげたこのブランケットには、誰にもわからない私だけの青春の汗と涙が染み込んでいます。
それを、あえて尻の下に……。
そう、このイチジクオナニーに青春時代のリビドーを賭けようというわけです。
もし3分もたずにウン汁まみれにしてしまったら、18歳の処女(おとめ)だったころの自分に顔向けできません。まさしく背水の陣!
よーし、これでほんとに準備万端。尻を出していざ出陣です。ゴー!!
(続く)
11.08.06更新 |
WEBスナイパー
>
オナニー平和主義
|
|