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onanistic pacifism by “maestro”Endo Yusa. |
ちょっと前の話になりますが、なぜかストリッパー兼AV女優の若林美保さんや峰なゆかちゃんに混じってオールナイトの深夜エロイベントに出演してきました。
『ゴールドマン・プレゼンツ 濡れる話・勃つ話』@新宿ネイキッドロフト。
WEBスナイパーでも自伝的小説を連載してるゴールドマン監督のアカペラライブ(脳味噌が溶けそうな凄さ)にバクシーシ山下監督のコク深い熟女話、オリジナル淫語劇、峰なゆかちゃんの村上春樹オナペット話……ああ、濃かった! そして面白かった!
大の大人が、あれだけひっきりなしにチンコマンコ言ってる空間ってなかなかありませんよ!(だからどうしたとかは言いっこなし!)
社長がバイトを休ませてくれなかったので、仕事が終わったその足で最終の高速バスに飛び乗って上京するハメになったんですが、寝てなかったせいか酒のまわりが早い早い。
いつものように大声でオナニー話をわめきたてた挙げ句、最後にはゴールドマン監督とアカペラで名曲『熟女の人生じゅーくじゅく』をデュエットしたらしいです。
ああ、お母さんごめんなさい……。
熟女のぉ〜、マンコはァ〜
じゅくじゅくぅ〜マン〜コォ〜♪
幸せの足音が遠のいていく……。オナニーマエストロ遠藤です。
実を言うと、ここ数日は特に体調イマイチでオナニーのテンションも低めだったんですよね。相変わらず口の傷は痛むし、歯間ブラシ使ってたら歯が折れたり(どこの老人だ……)、偏頭痛で寝込んだりもうほんと踏んだり蹴ったり。
まあ、いつものルーティンワーク的なオナニーはちゃんとこなしてるんですけど、ほら、自縛なんて大掛かりなことを試すとなるとやっぱりそれなりのパワーがいるじゃないですか。
でも、イベントで夜通しゴールドマン監督のエナジー溢れるアカペラを聴いたら、リビドーをチャージされたのかムクムクとやる気が。ありがとう、ゴールドマン!
「よし、このチャンスを逃す手はない!」とばかりに、実家の6畳間で“ひとりぼっちの自縛祭り2010”を開催することにいたしました。
とはいえ、私は実家暮らしのパラサイトなため、自縛オナニー自体は家族が寝静まった深夜でないと始められません。
しかも年寄りって眠りが浅くてすぐに起きちゃうんですよね……。なので、怪しまれずスムーズに事が運べるよう、しっかり下準備から。
まずは前回、自縛オナニーの先輩であるマゾのA氏に聞いた“菱縄縛り”なる緊縛法をネットで検索。すぐに見つかったのでそそくさとプリントアウトしておきます。
他にも、WEBスナイパー編集部のI氏に教わった自縛サイトから参考になりそうな画像入りのものをいくつか抜粋しプリントアウト。うん、これだけあれば足りるでしょう。
あとはそう、道具。縄ですね。
A氏によると、最初はわけもわからず家にあった梱包用のビニール紐を使ったりしていたそうですが、私はもう四十手前の熟女。初自縛が小6だったという彼とは一味違う。
……じゃーん!
Iさんが送ってくれた“縄屋”さんの高級麻縄でございます。ふふふふふ、これならぐうの音も出まい。
初心者には勿体ないというのは重々承知ですけど「とりあえずコネは使っとけ」というのが遠藤家の家訓。ありがたく使用させていただきます。
えーと、Iさんのメールにあった指示通り、縄尻がほどけてこないよう固結びにして……。
で、縄は基本2つ折りにして使うと。そして長さが足りなくなったら順次新しい縄を加えていくと。はいはい、わかりましたよ。
しかし、麻縄って初めて持ったけど結構ゴツいもんですねえ。AVなんかで見ると縄師の人が自由自在に操ってるんで、もっとこう柔らかくて扱いやすいものかと思ってました。使っているうちに馴染むとかいうのもあるのかしら……ふむふむ。
お。そんなことを言ってるうちに家人どもも寝た模様。
呑気に縄なんていじってて朝になっちゃったら大変だし、そろそろ始めますか。(ちなみにうちの老母は、毎朝5時には起床して読経をする尼僧のような女性です)。
近所迷惑にならないように窓をきちんと締めて、クーラーつけて、プリントアウトしたマニュアルと縄を用意して……。
よし、準備万端。もう一度居間の電気が消えてるか確認して……いきますか!
まずはA氏おすすめ、見栄えがよくてわりと簡単だという“菱縄縛り”に挑戦。
プリントアウトしたマニュアルを見つつ、見よう見まねでやってみます。
えーと、縄を2つ折りにして折り返しから25センチあたりで結び、できた輪を首にかける。こうですね。
んで、首の結び目から20センチ程度の間隔であと2、3個結び玉を作り、縄を股間に通す。おお、緊縛っぽくなってきましたよ。
そして背中にもっていった縄尻を、首にかけた輪に通して……縄尻を1本ずつに分け左右の腋から胸の下あたりにもってくると。なるほど、たすき掛けみたいだなあ。背筋がギュッと伸びる感じ。
あ、ちょっと縄が足りなくなったので、ここらへんで1本足しときます。
あとは、結び目と結び目の間の輪になった部分に縄を通し、背中に回す。これを繰り返すわけですね。よいしょ、よいしょ。
なんだ、思ったより簡単じゃないですか。ゆっくりやったけど15分くらいでできちゃいましたよ。ひゃひゃひゃ、もしかしてマエストロったら才能あるのかも〜。
でも、よく考えたら形になってればいいってもんでもないんですよね。“自縛オナニー”なんだから気持ちよくならなくちゃ意味がない。
うーん、どうだろ。これって気持ちいいのかしら。
……
…………あんまりよくないような。
……そうだ、これはきっと縛り方が足りないに違いありません。
怖がって手加減しすぎるあまり本質が掴めないまま終わってしまう、初心者が陥りがちな罠。もっとこう、ギュウギュウと体に食い込むようにいかないとダメなんですよ。そうに決まってる!
というわけで、渾身の力を込めてギューギューとキツく縛り直してみました。
座りたいけど背中丸めると股間の縄が食い込んでアイタタタ、それくらいの締まり具合です。た、たぶんこれくらいに締めれば、なんとか一人前の自縛って呼べると思うんだけど。うう、若干息がくるしい……。
……で?
えーと、とりあえず思いっきり縛ってみたんですけど、これからどうすればいいんでしょう。そのうちに、被虐の喜びとか肉体的な変化とかがジワジワと現われてくるもんなんでしょうか。
あれ? ちょっと待って。そういえば痛いだけじゃなく、なんだか急に体が熱くなってきたような気も……。
も、もしかしてこのまま我慢していれば、新たな世界を覗けるかも! ついに私もM女デビュー!?
トイレの近い老母が起きてこないかと気にしつつ、次回に続きます。
(続く)
10.09.18更新 |
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