2017.2.24 Fri -3.2 Thu at OLYMPUS Gallery Osaka
2017年2月24日(金)~3月2日(木)
オリンパスギャラリー大阪にて開催
かつてはストリップ劇場の興行主であり、現在は写真家である川上譲治氏が撮った、釜ヶ先=あいりん地区。「我もこうありたい」という願いを込めて題された写真展が、オリンパスギャラリー大阪で開催されます。オリンパスギャラリー大阪にて開催
釜ヶ崎はあいりん地区とも呼ばれる。日雇い労働者が職を求めて集まる地だ。「ドヤ」と通称されてきた簡易宿所に泊まり、日々、路上を行き交う人々とすれ違う一瞬に、すりとるようにシャッターを切る。
宿所の窓を開けると、この街独特のにおいを感じる。そんな時、長く興行師として過ごしたすとりっぷ劇場を思い出す。伝説の踊り子、一条さゆりが晩年を過ごしたのもこの地だった。私にはこの街も「劇場」に思えて仕方ないのである。人生の光と影、表と裏の凝縮したような「舞台」。たとえ福祉という衣装をまとっていても、むき出しの生の緊張感がある。
もし、路上で不用意に人々へカメラを向けると、「仲間を撮るな」とすごまれる。「撮り逃げ」は許さない。
「吾亦紅」は、バラ科・ワレモコウ属の植物である。一説によると、「我もこうありたい」と、はかない思いをこめて名付けられたという。その由来から作品の画題を命名しました。
出展作品数:モノクロ 約40点
【作者略歴】
川上讓治(かわかみ じょうじ)
1950年 島根県浜田市に生まれる。
1976年 大阪芸術大学写真学科4回生後期中途退学。
2005年 大阪芸術大学大学院写真制作専攻社会人入学。
2006年 写真集「俺達のストリップ物語」(データハウス)出版。
2007年 大阪芸術大学大学院博士課程前期課程修了。
2015年 著書「すとりっぷ小屋に愛をこめて」(人間社文庫)出版。
1950年 島根県浜田市に生まれる。
1976年 大阪芸術大学写真学科4回生後期中途退学。
2005年 大阪芸術大学大学院写真制作専攻社会人入学。
2006年 写真集「俺達のストリップ物語」(データハウス)出版。
2007年 大阪芸術大学大学院博士課程前期課程修了。
2015年 著書「すとりっぷ小屋に愛をこめて」(人間社文庫)出版。
以上、プレスリリースより
川上讓治写真展 「釜ヶ崎劇場 2011-2015【吾亦紅ありたい】」
開催日時=2017年2月24日(金)~3月2日(木)
午前10:00~午後6:00 最終日 午後3:00 日曜・祝日休館
※入場無料
会場・問い合わせ先=
オリンパスギャラリー大阪
〒550-0011 大阪市西区阿波座1丁目6番地1号 MID西本町ビ
TEL 06-6535-7911 FAX 06-6535-7274
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