2011.03.07 Mon -03.19 Sta at vanilla gallery
3月7日(月)〜3月19日(土)
東京・銀座「ヴァニラ画廊」にて開催
死して四半世紀。圧倒的なカリスマ性で今もなお映画ファンたちに衝撃を与え続ける映画監督、ピエル・パオロ・パゾリーニ。詩人・小説家でもある氏に13名の作家がオマージュを捧げる特別企画!!東京・銀座「ヴァニラ画廊」にて開催
イタリアの映画監督・詩人・小説家のピエル・パオロ・パゾリーニ(1922-1975年)。彼の荒々しいヴァイオレンス的要素と、過激なエロティシズム表現に政治的ラジカリズムを注入した芸術創作活動と生き方は、圧倒的なカリスマ性から死後35年が経った現在でも、人々の心を捉え続けています。映画監督として、性と政治、神聖と汚穢の両極を往復する映像美とスキャンダルで1960年代のアートシーンに大きな衝撃を与えたことはよく知られておりますが、アルベルト・モラヴィアに「今世紀後半のイタリアにおける最大の詩人」と賛辞された優れた詩人でもありました。
そのパゾリーニへのオマージュを個性豊かな13名の作家が表現致します。パゾリーニに捧ぐ、ロマンティックでスキャンダラスなオマージュ展をどうぞお楽しみ下さい。
参加作家
稲垣征次
宇野亜喜良
奥津直道
加瀬世市
かふお
カネオヤサチコ
キジメッカ
熊谷蘭治
田亀源五郎
照沼ファリーザ
林良文
宮西計三
森栄喜
(参加作家は予定です)
特別イベント: パゾリーニ「詩と真実」
パゾリーニによる詩の朗読テープ公開
トーク:四方田犬彦
◆直接の生【四方田犬彦】
「ぼくはさまざまな情熱を生きたが、それを知る者は少ないと知った」
53歳にて非業の死を遂げたパゾリーニは、単に『アポロンの地獄』や『ソドムの市』の映画監督だけではなかった。生涯に32の訴訟を生き、ときに獄舎に下ることも怖れなかった戦闘的知識人であり、超一級のスキャンダルメーカーであった。そして20世紀イタリアを代表する詩人の一人でもあった。倒錯と異端、絶望と涜神の間を往復したこの「直接の生」の詩的全体像が、今ようやく日本語で紹介されようとしている。
(『パゾリーニ詩集』/四方田犬彦訳。みすず書房4.725円。2011年2/20刊行)
以上、プレスリリースより
ヴァニラ画廊 パゾリーニ・オマージュ「ピエル・パオロ・パゾリーニに捧ぐ」
開催日時=3月7日(月)〜3月19日(土)
平日12時〜19時
土曜12時〜17時(日曜休廊)
※入場料500円
■特別イベント:パゾリーニ「詩と真実」■
パゾリーニによる詩の朗読テープ公開
トーク:四方田犬彦
3月12日(土)17時開場 入場料2,000円(1D付)
会場・問い合わせ先=
東京・銀座 『ヴァニラ画廊』
〒104-0061
中央区銀座6-10-10 第二蒲田ビル4階
電話 03-5568-1233
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