WEB SNIPER's special Photo Book information.
赤い縄で白い世界を彩った一鬼のこ写真集
WEBスナイパーでは「Kinoko Hajime rope artwork」でお馴染みの緊縛師・一鬼のこ氏。写真家でもある氏が「つながり」をテーマに独自のテイストで掘り下げてきた「RED」シリーズが、このたび写真集としてまとめられ、マイウェイ出版より発売されます。記憶の奥底をくすぐってくる作品たちの囁きに耳を傾けてみて下さい。■一鬼のこ写真集『Red』
自然、地球、発想、心と心、母親、仲間、好きな物、そしてDNAの記憶。ここに存在できてるのも、すべてつながりがあるから。一本の糸が運命の赤い縄に変わるとき、記憶の中の本能が蘇る。
この作品のシリーズのテーマは、『つながり』です。私は、縛りのパフォーマンス、縄を使った写真作品づくりや現代アート、ワークショップなどを世界各地で行なっています。
誰かを縛る時、とらえる、縛りつけるといった感覚ではなく、相手との『つながり』を一番に感じます。縛る手つきは、嘘をつかない。縄は糸電話のように相手と自分とを結びつける、そんな感覚になります。
相手を思いやる気持ちで縛ると、相手が求めるタイミング、場所、強さで縛ることができます。その時つくり出されるラインは、波が岩肌を削り崖かができるように、まるで大自然のなか出来上がったような、自分とその相手だけのラインとなります。私はそれが素晴らしく、美しいと感じます。
この作品は、母親、先祖、自然、仲間、DNA、未来、心と心、ひらめきなど、様々なものとの繋がりを表現しています。人間は決して一人ではない。どこかで誰かと繋がっていて、さみしくはなく、だからこそ、すべての行動に対し責任もあります。
作品中、赤い縄を使っているのは、血や運命の赤い糸のような『繋がり』を強固に見せたいから。そして白い世界は無垢な気持ちを表わしています。
インターネットが普及し便利な世の中になりましたが、私たちは本当の意味でのふれあいを、繋がりを忘れてはいないでしょうか。是非、かつての大切な人や出来事を思い浮かぺて見て頂きたいと思います。
一鬼のこ
以上、プレスリリースより
一鬼のこ写真集『Red』(マイウェイ出版)
■写真集発売記念展示のお知らせ
開催期間=3月11日(金)~13日(日)
時間=12:00~20:00
・企画1:オープニングレセプション&アーティストトーク 3月11日(金)18:00~20:00
シャンパンなどご用意しております。
19時よりトークイベントを開催。初期作品の写真家と一鬼のこによるRedシリーズの制作秘話を披露。
・企画2:赤縄ブレスOR赤縄キーホルダープレゼント ※写真集ご購入の方限定
実際に作品で使用した赤縄で一鬼のこが直接お客様の手首を縛る赤縄ブレスレット、またはその場で縄を編み込み赤縄キーホルダーをお作りします。
会場・問い合わせ先=
東京・新宿『ギャラリー新宿座』
東京都新宿区新宿4-4-15
Tel: 03-3356-8668
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16.03.02更新 |
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