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第11章 学級奴隷・真弓【8】

私の奉仕実習……奴隷生活も二週間となりました。学校での休み時間や、男子の部屋に引き取られる日は、やはりいやらしいことばかりされますが、女子がご主人様の日は、人間扱いしてもらえて、ほっとします。部屋では服を着させてもらえることが多く、その時だけは自分は本当は人間の女の子なのだと実感できます。

「だって、裸でいられても、目のやり場に困るじゃない」

ご主人様になってくれた寿々美さんは、そう言って笑っていました。いちおう奉仕実習なので、私は敬語を使い、奴隷としての態度をとりますが、寿々美さんはそれを嫌がりました。

「ご主人様の命令だから、普通にしろっていうのはどう? 命令は絶対なんでしょ?」
「そ、そうですね……」

時には少し意地悪をする女子のご主人様もいますが、男子のようにいやらしいことを命令する人は、いませんでした。

時間がもったいないとばかりに、ひたすらいやらしいことをしてくる男子のご主人様の日ばかりが続いていたら、私はきっとおかしくなってしまっていたでしょう。交互にやってくる女子のご主人様の日が、私は楽しみでした。

そして金曜日、私が一番楽しみにしていた葵さんがご主人様になる日がやって来ました。葵さんは、この黎明学園に入学してから最も仲の良い友だちです。週末なので、土曜日の午後まで、ずっと葵さんと一緒にいられるのです。

その日、私は男子たちが発見した新しい遊びの餌食となっていました。電動マッサージ機を私の恥ずかしい部分に当てるという遊びです。榎本君が昨日思いついてから、私は何度もこの「電気責め」にかけられました。

手を頭の後ろに組んで、足を開いて立っている私の敏感な部分に、男子たちがかわるがわる電動マッサージ機を当てていくのです。

最初に首筋に当てられた時は、それこそ筋肉がほぐれるようで気持ちよかったのですが、それが乳首に当てられた時、全身に痺れるような衝撃が走りました。思わず、声が漏れました。男子たちが、「乳首が勃ったぞ!」とはやし立てていました。

それが快感なのかどうかは、私にはわかりませんでした。痺れるような感覚がどんどん広がっていくのです。

そして、それが股間に当てられた時、私は悲鳴を上げました。今まで味わったことのない刺激だったのです。足ががくがく震えて、もう立っていることが出来なくなりました。

男子たちは、そんな私の姿を見て、興奮してはやし立てます。

「すげえ、もっとグリグリ押し付けちゃえよ!」
「ほらほら、ちゃんとしっかり立って足を広げてるんだぞ、真弓」
「ああっ、もう、だめです。お許し下さいっ、ご主人様!」

私が泣き叫んでも、男子は止めてくれるはずもありません。それどころか、榎本君はマッサージ機のスイッチをさらに強力な「パワー」にしたのです。

「ひ、ひぃっ!」

とんでもない刺激が私の脳天まで貫きました。一瞬で私は、イッてしまいました。目の前が真っ白になり、意識が飛んでしまいました。そして、力が抜けると自分の股間から、何かが噴き出したことを知りました。

「うわっ、こいつションベン漏らした!」

あまりの快感に、私は失禁してしまったようです。でも、その後の記憶はあまり残っていないのです。気がついた時には、私は泣きべそをかきながら、床を雑巾で拭いていました。

そんな反応が面白かったらしく、男子たちは何度も私を「電気責め」にかけました。その度に、私は泣き叫び、イカされ、意識を失いそうになりました。

私はこの責めを受けると、もうヘトヘトになってしまいます。イクところを見られる恥ずかしさもありますが、肉体的にも厳しい責めなのです。

その日の放課後、私は床の上で体を折りたたまれて足を広げる「まんぐり返し」の姿勢で男子たちに抑えつけられ、そして剥き出しになったお尻の穴に、細い棒を挿入されてしまいました。どうやらそれは音楽室にあった小太鼓のスティックのようでした。先が丸まっているので、それほど痛くはなかったのですが、異物をお尻の穴に入れられるのは屈辱的で、恥ずかしくて気持ち悪くて、本当に嫌でした。

そして榎本君たちは、その突き刺したスティックに、電動マッサージ機を当てたのです。スティックが振動し、それは突き立てられた私の腸内にまで伝わりました。

「いっ、いやぁぁぁぁっ!」

私は絶叫しました。それはクリトリスにマッサージ機を当てられた時とは全く違う刺激だったのです。体の奥から痺れるような、本当におぞましい感覚でした。

榎本君たちは、そんな私の反応を楽しそうに見ています。しばらくして、番馬君が言いました。

「おい、こいつ濡れてるぞ。感じてるんだ」
「え? うわ、本当だ。ビショビショになってる。真弓はお尻の穴で気持ちよくなってやがる!」
「ケツで感じるなんて、変態じゃないのか?」

男子たちは口々に叫びます。でも、気持ちがいいわけではないんです。こんなことまで、されているという恥ずかしさが、私を興奮させていたんです。どんどん体が熱くなり、そして広げられたアソコから、透明な液が溢れ出します。

もう、だめ。そう思った時でした。

「ねえ、もういい加減にしてよ。今日は私が真弓のご主人様なんだから」

男子たちが振り返ると、そこには葵さんが立っていました。

「なんだよ、ちょっとぐらいいいじゃないかよ」
「だめだめ。ほら、帰るわよ、真弓」

不満気な男子を押しのけて、葵さんが私を抱き起こしてくれました。

「あ、ありがとう、ございます……」

嬉しくて、つい敬語を忘れそうになってしまいます。

葵さんに首輪の鎖を引かれながら、私たちは校舎を出ました。今日は、もちろん女子寮の葵さんの部屋に行くのです。

「もうすぐ半月になるでしょ? 大変だけど、もう少しで終わりよ。がんばって、真弓」

葵さんは、歩きながらそう言ってくれました。いつも一緒だった私たちですが、奉仕実習が始まってから、ふたりきりになるのは、これが初めてです。葵さんの優しい言葉に、私は我慢していた感情が溢れ出してしまい、つい涙ぐんでしまいました。

「やめてよ、真弓。なんか私がいじめて泣かしちゃったみたいじゃない」

葵さんが慌てます。

「ご、ごめんなさい……」

私は、この優しいご主人様に迷惑をかけてはいけないと、必死で涙を止めようとしました。

私たちは女子寮に入ります。二年生の個室は三階です。階段を上がっていく途中に、たくさんの顔見知りに会います。全裸で首輪をつけた自分の姿を見られるのは、まだ慣れません。多くの人は、同情の目で見てくれますが、たまにはクスクスと嘲笑う人もいます。

「ねぇ、あの子、すごく濃いわね」

と、私の陰毛について言われるのが、一番つらいです。ずっとコンプレックスに思っていたことでしたから。

葵さんの部屋に行く途中に、自分の部屋がありました。ドアには「奉仕実習中」という張り紙がしてあります。あと半月ちょっと頑張れば、私はこの部屋に戻れるのです。でも、本当に戻ることが出来るのか、自分でも心配になってしまいます。もう、あの頃の自分とは、ずいぶん違ってしまったような気がするからです。

そして、葵さんの部屋に着きました。奉仕実習の前にはしょっちゅう訪れていた部屋です。私は自分の部屋に戻ってきたような、ほっとした気持ちになりました。

「もう平気よ。誰にも見られないわ。ここでは普通にしてていいのよ、真弓ちゃん」

葵さんはそう言って、にっこりと微笑みました。

「葵さん、ありがとう……」
「ただし、お客様が来るまではね」
「え、お客様?」

その時、ドアをノックする音がしました。

「あら、もう来ちゃったんだ。ずいぶん早いわね」

葵さんがドアを開くと、そこには山岸君が立っていました。

「きゃっ」

私は思わず、手で体を隠しました。もう、たくさんのクラスメートにあらゆるところまで見られてしまった私ですが、それでも恋人である山岸君の前では、恥ずかしかったのです。

「いい格好だね、真弓」

山岸君は私に近づいてきます。

「山岸君……」
「おれに見せる前に、クラスの奴らに見せちゃったんだよな。悔しいなぁ……」
「ごめんなさい。でも、奉仕実習だから、しょうがなかったの……」
「そりゃあ、わかってるよ」

山岸君は、ベッドに腰掛けている葵さんの隣に座りました。ぴったりと体を寄せています。それは単なる知り合いという関係を超えた親密さでした。

「山岸君、どうしてここに?」

「いやぁ、女子寮に入ってくるのは大変だったよ。ちょうどこの部屋は裏口に近いから助かったけど、それでも結構ヤバかったよ。何人かには見られちゃったな」

「まぁ、先生に見つからなければ、大丈夫よ。なんだかんだ言って、男の子連れ込んでる子、いっぱいいるんだから」

「そりゃ、そうだよな」

山岸君は葵さんの腰に手を回して抱き寄せます。そして、二人は見つめ合ってキスしました。私は目の前で起きていることが信じられませんでした。

「ど、どうして山岸君と、葵さんが……」

山岸君は、長いキスをした後、私に向かって言いました。

「ははは、悪いな、真弓。今はこういうことなんだ」
「ごめんね、真弓ちゃん。私もずっと山岸君のことが好きだったの」
「お前が奴隷になったってことを葵に教えてもらってさ。おれがすごく悔しがってるとこを慰めてくれてさ。それに、葵は……」
「すぐさせたからって言うんでしょ。失礼ね。でも、好きな人だったら、エッチするのも当たり前でしょ」
「真弓と違って、葵は話がわかるよな」
「いやね、なんかそれだけで私とつきあってるみたいじゃない。あと、やっぱりみんなにあんなことされた子だと、嫌なんだって」
「で、でも、それはしょうがなくて……」
「真弓が悪くないってことは知ってるよ。でもさぁ、あの榎本とか丸越とかにフェラさせたり、アソコまで見られたって女じゃ、やっぱりちょっとね……」

その言語は私の心に突き刺さりました。私は汚れた女なのだと思い知りました。

「でもね、山岸君も、まだ真弓に気が残ってるんじゃないかなって思ってね。真弓が、どんなにいやらしくて、汚い女だってわかれば、山岸君も完全に忘れることができるんじゃないかなぁ……」
「き、汚い女……」

「だから、ごめんね、真弓。これから二人であなたをいじめちゃおうかと思うの。あなたの正体を見せてもらうわね」

山岸君も葵さんも、にやにやと笑いながら私を見ていました。私は悪夢を見ているのではと考えていました。

こうして、私の大好きな二人が、私を地獄へ落とす夜が始まったのです。
(続く)

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07.18更新 | WEBスナイパー  >  赤い首輪
文=小林電人 |

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