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これが教科書だ!肛門講座の決定版、復刻連載!
前回の講義は肛門拡張の注意点を学習しましたが、今回はそれを踏まえての実践編を学びたいと思います。皆さんそれぞれに方法はあるかと思いますが、ここは一つ、基本を覚え快適なケッツライフを過ごしましょう。初心者の方は特に読み込むことが必要です。ケッツの穴を麻痺させて剥き上げる目的では、往年のドナンやエメロン、それに今も手に入る洗面所用の青い濃い石鹸液や酢(特にワインビネガー)などが有用ですが、これらは強烈な効力がありますので、大量浣腸には向きません。
大腸一杯に液を入れるには、三リッターから三・五リッター必要ですが、このような大量な液を腸内に入れた場合、なかなかすべてが完全には排出されず、残った液は腸壁から吸収されますので、大量に注入することを目的にする場合は、薬液ではなく水(温かい水−―ぬる目の風呂の湯)を入れるのが安全です。
一リッター(一千cc)くらいなら、刺激がそれ程過激でないグリセリン(普通は水で五十パーセントに割る)や石鹸水(病院で浣腸に用いる粉石鹸を溶かしたものや、家庭にある洗顔石鹸を水で溶かしたもの)、ジュース、サイダー、薄い塩水を用います。
強烈なドナンやエメロンや青い石鹸水は、二百cc浣腸器でせいぜい二本、余程の経験者でも三本、つまり六百ccくらいまでで充分です。
初心者なんぞは、この過激な液を、百cc入れられただけでも転げ廻り、唸りだします。そして入れられたらすぐにジャアと洩らしますので、初心者にはこれを原液で飲ませるのは余りにもったいないことです。
初心者が若い元気な人なら、原液でいきなり二百ccも注入し、手際よく完全な栓を施してやれば、それこそ目玉の飛び出るような初体験(洗礼)として有意義であるとは思いますが、ほとんどは一分も耐えられずに垂れ流しますので、液が無駄になりがちです。
そのような訳で初心者に対しては、一般的には百か二百ccの原液を水で五十%(半々)に割って、薄くして入れてやりましょう。半分に割ったものでも凄くよく効きます。
(続く)
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横田猛雄 1990年3月号より『S&Mスナイパー』にて実践派のための肛門エッセイを連載。1993年ミリオン出版より『お尻の学校[少年篇]』発行。またアナル責めのAV作品にも多数出演しており、A感覚実践派の伝道師として他の追随を許さぬ存在。2007年5月号まで同誌上で『大肛門大学』を連載していたが、高齢と健康上の理由により連載終了。そして『WEBスナイパー』にて、膨大かつ偉大なるアーカイブの復刻連載開始です!
10.03.03更新 |
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