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これが教科書だ！肛門講座の決定版、復刻連載！
前々回の講義でもあったように、教授は皆さんの心の内にあるやもしれない食糞、弄糞の願望を大変危惧しておられます。常々、教授が説かれているように、ケッツは男女に共通する真の生殖器なのです。皆さんも本講義を復習し、ケッツの在り方を考えましょう。第四課 鬱金（うこん）の鉢巻
欝金の鉢巻については、以前にも話したことがありますが、直腸深奥部に与える刺激ということでは、非常に大切なことなので、再度話します。
欝金（うこん）は漢方薬として、又渋昧のある黄色の染料として、我が国に古くから渡来して親しまれてきたもので、現在でも皆さんが食べるライスカレーには欠かせぬ成分です。
鬱金色は渋味のある黄金、即ちくすんだ黄金色として茶人に好まれたものですが、下世話にはウンコ色と解されもしました。
その色は実にライスカレーのあの黄土色ですから、学のない庶民には、ウコンがウンコに聞こえたのでしょう。
さてそのウコン色の鉢巻を、どなたが頭に締めるのかというと、それが頭ではない、否々、頭は頭でも亀の頭がお締めなさるという訳です。
江戸時代の遊び慣れた道楽者は、普通の性交に飽きると、陰間（かげま）買いを楽しみにしました。
陰間とは売春夫、つまり今でいうオカマ買いです。ケッツを犯すのです。
そして、女とする時でもケッツを対象にするのが通（つう）人の楽しみ方だなどとうそぶいたものです。
猛り立つチンボをケッツの穴へ突っ込むのですが、その時ケッツの穴の中（直腸）に大便が一杯充満していると、とても温かくて、しかも沼田の中に深々と足を入れたような充実感があり、ホカホカととても気色が良く、犯されるほうも直腸が空の時より刺激が強くて快感が大きいので、この交わり方が一番昧良しと言われたものです。
直腸の中が便で充満していれば、先に話したように、そこへチンボを入れられて突きまくられ、こね廻されたら、中が空の時に比べて、はるかに奥のほうまで、そして周囲全体に刺激が行き渡りますから当然です。便が圧迫されて直腸のまだ先（奥）のＳ字状結腸にまで圧迫が及びます。
突っ込んだほうは、味噌かキントンの一杯詰まった中へ入れて突きまくるような、チンボ全体に摩擦が生じます。しかも温かい。
これ以上の快感は他にないでしょう。しかし、事終えてチンボを抜くと、チンボの亀の頭の首の周りのくびれには、鉢巻を締めたようにウンコが付着してきます。この状態を「欝金の鉢巻」と粋に呼んだのです。ウコンの鉢巻は通の証として賛えられたりしたのです。
ウンコの満タンの直腸をチンボでピストンしてこね廻されたら、それはもう直腸全体に激しい刺激が与えられますので、骨盤内が燃えるように騒ぎ返りますし、突かれて奥のＳ字状結腸や下行結腸までも連続ノックで痺れ切って弛み切って、歓喜汁の粘液をタラタラ洩らします。そうなればもう歓喜の泣き声を張り上げて、のたうち廻る外はありません。
事終えて、自分の直腸に侵入して自分の人格を粉砕した敵の武器たる相手のチンボを見せつけられ、しかもそのチンボの亀の頭に、勝利の証の鬱金の鉢巻を見せつけられて、犯された側は、完璧な敗北感を覚えるのです。相手のチンボは自分のケッツの中のくさい臭いを無慈悲にも暴いてこれ見よがしに勝利宣言をしています。
鬱金の鉢巻はこのように勝利の栄冠なのですが、いかにせん、その臭気の物凄さは……。
その臭気を避けるために、亀頭冠に便を付着させずにチンボをケッツの穴から抜去する方法、これも昔の人はちゃんと知っていたのです。
チンボを抜く寸前に、相手の尻の肉を、思いっ切り強くひねり上げるのです。すると相手は痛いので身を固くし、つまり緊張するので、ケッツの穴がサザエが蓋する時のようにキュウッときつく締まります。その瞬間すかさず抜くと、肛門括約筋にしごかれて、亀頭冠に付いている便はぬぐわれて直腸に残り、チンボはきれいにぬぐわれて出て来るという訳です。
（続く）
横田猛雄 1990年3月号より『S&Mスナイパー』にて実践派のための肛門エッセイを連載。1993年ミリオン出版より『お尻の学校[少年篇]』発行。またアナル責めのAV作品にも多数出演しており、Ａ感覚実践派の伝道師として他の追随を許さぬ存在。2007年5月号まで同誌上で『大肛門大学』を連載していたが、高齢と健康上の理由により連載終了。そして『WEBスナイパー』にて、膨大かつ偉大なるアーカイブの復刻連載開始です！
10.05.12更新 |
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