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前回は尿道炎の苦しさとその予防法について実例を交えて勉強いたしました。それを踏まえて今回は尿道炎にかかった際に受ける病院での治療法などについての講義です。尿道炎の患者に施される治療はまさに医療プレイとか。一体どんな治療なのでしょうか。当時(昭和四十年代)は、SM愛好者の重度な人で、自費でSM誌の発刊を試みる人が多く、色々な雑誌が出ましたが、ほとんどが二〜三回出ただけで消えてしまいました。
私はこれを個人の出版で、資金が続かないからだと思っていましたが、それは間違いです。
実は、ほとんどこの男がかかわっていたのです。SMの大家と称して、編集を請け負ったらもうしめたものです。一号、二号はどうにか出るのですが、三号目になると、怪しくなり、グラビヤ写真は他誌で以前に載ったものの複写であったり、ひどいものになり、出資者から前金で受け取った全額を持って雲隠れするのです。
原稿はマニヤからの投稿を募集していましたが、原稿料は初めから払う気は全くないのです。
私もこいつに原稿をタダで使われました。規定の原稿料を請求すると、次の原稿を送ってくれたらそれと一緒に払うとほざくのです。
さらにえげつないのは、その後あるとき、突然電話が掛かってきて「ホモビデオを制作したのだが、男が男のチンボを舐めている短いワンシーンだけ撮り忘れたので、そこだけ出演してくれないか。ワシがチンボを出すから、それを舐める格好だけしてくれればいいのだよ」と言ってきたのです。
何、寝言をぬかしとるのかと、放っておきましたが、今から考えたら、ハイと答えて行って、奴のキンタマを捻り上げておいて、その場で原稿料を二倍取ってやったらよかったと残念です。
第五課 ケッツから拳を入れるビデオ
昭和五十九年、東京吉祥寺のボックス社から『アナルフィストファック』のビデオ(表作品)が出て大変な評判になったことがあります。
六本木にあった「スミス」というSMクラブのマダムが、その店の女の子(桐島洋子)の肛門から拳を挿入するビデオで、これはこの花咲か爺が撮ったものです。
このビデオの評判により、同じモデルを使って、またアナルフィストファックのビデオを作ることを、新宿の別の会社が思い立って、撮影した花咲か爺に依頼したのです。
ところが、大金(制作費)は前払いでごっそり持ち去られ、出来上がってきた製品は、何とも仕様のないカスなのです。出資者は大金をだまし取られたのです。
後日、ボックス社の社長だった人から聞いたのですが、この人は撮影の間中、しっかり監視して、撮影が終わったときに、そのフィルムを取り上げてから代金を支払ったからよかったのだと言ってました。
新宿の別社の社長は、フィルムの編集も全て奴に任せ、その分までの代金を前払いしていて失敗したのです。 このカスのビデオは、車示神田の芳賀書店に並んでいたので、私は買ったのですが、全くのインチキで、表装の文句とは違った詐欺的なものでした。
ケッツの花咲か爺は、このように何百万か何千万円単位の詐欺を重ねつつ生きていますので、彼をよく知る人の話では「奴は、いつ何時、誰に殺されても不思議はないのです。奴を恨んでいる者は、星の数ほど居ますから……。奴とかかわった人は皆、被害を受けています」とのことです。
プロのS女性としてはベテランの北条小夜子お姉さんに奴のことを話すと、「あんたもやられたの、アハハ。皆、あいつにたぶらかされて有名だよ。あいつからギャラをふんだくったのは日本中で私一人さ」と、言っていました。
このケッツの花咲か爺、コロンビア大学は出ていないようですが、相当な悪です。
だがこいつ、私の知人の強度のサディスティン「黒バラの君」こと久保田幸子さんを訪れ、ケッツを責めてくださいと哀願し、彼女が裸に剥いて調べたら、ケッツの穴に見事な緋牡丹が咲いていた。実はド・マゾだったとはお笑いです。
(続く)
10.09.15更新 |
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