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先講では通の行なう難易度の高い洗滌法のうち、比較的ゆとりのある無理のないやり方についてお話しました。今回はそんなスーパー・テクニックのもう一方、少々強引で激しい方法をし溶解していきたいと思います。前回にも増して難しい方法と言えましょう。剣の道や茶の道の中に見られるように、すべての『道』には静と動があり、勿論腸洗滌の道にも静と動があります。
先講では静かに、時間を掛けて、侵略すこと火の如くする、通の行なうゆとりの洗滌法を説きました。
腸洗滌のための大量の温水をしっかりと腸内に注入する極意の一つとして、無理のない態位で、遠浅の海の満ち汐のように、刺戟を少なく、いつの間にか満ちているように入れることの大切さを説きました。
この方法で3000cc以上の注入をすると腹は一旦カンカンに硬く膨れて、まるでもう喰えないのにまだ飯を喰つことを強制されている時のように、腹(大腸)がメリメリと裂けるような鈍痛がし始めて、大抵はここで耐えられなくて排泄してしまいますが、何度も挑戦すれば、この痛さの先に「道」が付いて、大腸の奥(上行結腸)にに充満した液は、小腸との境目の内壁を押し拡げますので、小腸と大腸との境界の扉とも言うべき弁を押し開けて、液はチョビチョビと小腸に流れ込みます。
直腸や諸結腸はこの時すでに液で満タンですから、腹の皮はパンパンに張っており、小腸への流入は、その腹の皮に圧迫されるので、すんなりとは進みません。
これをよりよく進めるためには、自らは腹筋の力を全部抜くことが大切ですし、誰か介助者がいれば、その人に掌で腹を「の」の字とは逆廻り、つまり台風と同じ左廻りに圧迫してもらう必要があります。
そうしてもらって、小腸の方に5000cc以上も液が入り、小腸が拡がり始めると、道が付いたと言うのでしょうか、液の注入はまた少し楽になります。
けれどもその頃には腹はダボダボで、とても重くて、もう仰向けに寝ていたら、身体の向きを変えることは困難になり、立とうとしても自力では不可能になっています。
そうやって4000cc以上が入り、5000ccも入ると横隔膜が押し上げられひどく圧迫されるので、呼吸が苦しく、小刻みでしか出来なくなります。
そうやって6000ccから6500cc入ると、胃から口にゴロゴロと盛んに空気が上がってきて、口からゲップになって出てゆき、やがてそれを追い掛けるように液が口へ出てきて、胃液の混じった苦い水がボコツと出たと思ったら、続いてゴボゴボと、いくらでも出てきます。
そうなればケッツの穴と上の口とが一本のパイプのように繋がったという訳です。もうそうなれば、いくらケッツの穴から液を注入しても、どんどん口から流れますから、切りがなくなります。
これこそ肛門主義者の究極の姿ですが、これはなかなか常人はおろか、手練の者とて到達出来ない頂上です。
思えば、ケッツから口まで水が流れるというのは、薬物によって死にかけている人に対する応急の処置と同じです。薬を飲んで死にかけている人を救うためには、胃の中にある薬をまず薄めるために、大量の水を飲ませ、その水を体の外へ出させるために、ケッツの穴にクスコ式膣鏡を嵌めて、穴をアーンと開けさせ、口から水道のゴムホースで胃の中にドンドン水を送り込み、開けたケッツの穴から排出させるのです。この処置と似た体験が出来るのですから、6000ccの注入は、ぜひ皆さん、一度は体験してみるべきです。
これだけ大量の水を腹に入れられるのはそれは死ぬほど苦しいものですが、キンタマを握ったり締めたり捻り上げられたり、ケッツの双丘にゴムホースの激しい鞭の励ましをいただいて、達成するのもまたいいものですぞ。河豚のように膨れた腹を写真に撮っておいてもらうのも、ここまでやれたという証明にもなって、いいものです。
(続く)
11.04.20更新 |
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