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今回は、今まで教授した各種腸内洗滌法の極みとして、逆さ吊りでの方法をお教えします。しかし、この技法が身体にかける負担は凄まじく、その道の通でなければ危険な行為です。ケッツ道を極めんとするならば、私のように日ごろから健康な状態を保つことが最重要です。今まで色々様々な浣腸器やそれに類した器具を使って行なう腸内の洗滌法をお話しして参りましたが、今日はその総仕上げとして、究極の腸洗滌法の講義をいたします。
究極の洗滌法……、それは頭を下にして、足を上にして、倒立させて吊り上げた、いわゆる逆さ吊りした人間のケッツの穴から温水を注入する方法です。
人間は足首を縛って逆さに吊り上げると、腹腔内に納まっている内臓が、自らの重みでみんなダラリと下へ垂れ下がります。この場合下とは、上になった足のほうとは反対の、頭のほうへということです。
つまり逆さ吊りになると、腸も胃も、すべての内臓が引っ張られて鳩尾(みぞおち)、すなわち横隔膜のほうへ垂れ下がり、そのため肛門から直腸、S字状結腸、下行結腸は、ぴんと伸びた一本の管になり、内臓が引っ張られるので、肛門括約筋もよく弛み、ケッツの穴も拡がり易くなるのです。
だから逆さ吊りにすると、クスコ式膣鏡や桜井式膣鏡などの内視鏡をケッツから入れて、穴をガバッと開くのが、とてもやりやすくなるのです。
そうやって膣鏡でケッツの穴を全開に拡げて中を覗いてやると、穴はパカッと開いて、奥のほうは暗く、洞穴になっており、懐中電灯でその中を覗いてやると、腸の中は一本の管のようで、呼吸をする度にその管が息衝いてうねり、まるで電気掃除機のホースの中を覗いたようなくびれが見えます。
息を吐かせるとその管はズボーと太く一本の筒のようになり、息を吸わせると腹圧が掛かるので管がすぼまって細くなり、粘膜はヌルヌルして濡れて光っていて、口の中のように赤い色をしていて、息ませるとすぼんだ腸は、ケッツの穴のほうへ、閉じてせり出してきたりして、こうして内臓の中を覗いていると、手や足や胴を外から眺めているのに比べてはるかに生々しく、ハラワタを見ると、正に生き物だという感じが強くするものです。
さて、そのように逆さ吊りにすると、ケッツの穴は弛みますから、抵抗も少なく膣鏡などの内視鏡を楽にそこヘセットすることが出来ます。
そうやってアングリと口(ケッツの穴)さえ開けさせれば、後は楽なものです。穴の中に水を流し込むのと同じですから、ケッツの穴から直にヤカンに入れた水を、流し込めばいいだけです。 その時、ケッツの穴を拡げて開口させておく道具は、膣鏡があれば、セットしてネジを一杯に巻いて嘴を拡げておけば、嘴の先が大きく開口して拡がっているので、手で押さえていなくても勝手に拡がって、アーンと口を開けたままを保たせることが出来るので便利ですが、膣鏡は医療器具で高価であり、また入手するのもなかなかむずかしいと思いますから、皆さんは、すでに私がお教えした「丈五郎」すなわち、ガラス瓶の底を抜いて作った、透明な漏斗を使えばいいのです(ただ丈五郎はケッツの穴へ突っ込んでから、片手で押さえていないと抜け落ちますから、後、使えるのは片手のみとなります)。
こうやってケッツから大量の水(温水)を流し込まれると、誰でも恐怖心から暴れたり、逃れようとしますから、前もって奴めの両手を縛って自由を奪っておくことを忘れてはいけません。
(続く)
11.10.05更新 |
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