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今講も我らアナル・エネマ派の大先輩にである鈴木紀美子さん夫婦の性生活に関する話です。前回の話をふまえた上で、その儀式的な決まりを知れば彼らの優秀さに驚愕することでしょう。飽きっぽい輩はこの際無視し、まだまだ興味深いこのマニア夫婦の業績を学習するのです。十日間浣腸競争をして、六回以上は女の紀美子さんが勝つそうですが、それでもその日の身体の具合によって、どうしても耐えられず罰を受けることもあり、そんな時紀美子さんは、“励ましの鞭”を乞うのだそうです。
腸がグルグル鳴動して脂汗が流れて、もうどうにも耐えられなくなった時、彼女が「お願いです。励ましの鞭を……!!」と叫ぶと、夫は待ってましたとばかりに、彼女を立たせたまま両足を拡げ、両手も拡げさせて、ロ−プで「大の字」形に縛り、その魅力的な尻に、ゴム鞭の連打を与えるのです。
白い尻に打ち込まれる鞭の痛さは、真っ赤に焼けた鉄棒を当てられるようで、ジーンと痺れてきて、肛門の紐の弛むのを一瞬忘れさせ、身を引き締めさせてくれますが、尻の肉は飛び上がる程の激痛の連続で、丁度あの「奇譚クラブ」に載っていた本物のマゾヒスト、関谷文子夫人の写真と全く同じように、台風の真ん中に立っているように胴震いがきて、その長く豊かな髪を空間一杯に打ち振り、夫は明らかにかの関谷夫人と自分の妻とをダブらせているようです。
そんな励ましも長時間は保たず、やがて尻の穴は麻痺し切って、アーンと発声するように勝手に拡がってしまって、入れられた液はダラダラ、空気はピープー囀りを止めず、後はもう夫の命ずるまま屈辱的な行為を強制され、長い自慢の髪を引き据えられて、夫のピンピンのチンボを喉の奥へ押し込まれ……。
紀美子さんが勝った時は逆です。夫は二階へ登る階段の途中で尻を突き出し、彼女にブスッと入れられ、その上妻の眼前で自らの手でスポンジのコケシで自分のケツの穴に栓をさせられ、耐えるために妻にその鞭で尻を叩かれて家中を逃げ廻り、我慢の極限で浴室に追い込まれて、発射の瞬間を撮影され、さらに今の二倍の量を浣腸され、今度は罰としてチンボに陰茎増大器を取り付けられ、ケツツの穴をピクリかせながら、チンボをピンピンにされ、両手は後ろ手に縛られて、なおも真空ポンプで大きくなったチンボは、その被せられているガラス筒が割れるくらいにムクレ返って血管が太く浮かび上がって……。
腕みたいに太くなった夫のチンボからガラスの筒を外し、素早くその根本をゴム紐で縛り、そんな夫を仰向けに押し倒すと、猛々しい気持ちになった紀美子さんは、そんな夫の上にズンと跨り、まるでオートバイか馬にでも乗るように激しいグラインドを加え、骨が中にあるような夫の太いチンボの味と、排出の屈辱に屈服する夫を見ることの征服感に、至高のエクスタシーを味わったのです。
だけど、このエクスタシーは夫を極楽へ送ることになったのです。彼女の夫は妻に征服される至幸の瞬間に、心臓が動くのを止めたのです。
紀美子さんは、再婚して京都で暮らすと言っていましたが、若かった当時の私はそのまま黙って手を引きました。今の私なら迷わず彼女に求婚していたでしょう。
(続く)
12.01.11更新 |
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