第24講 立ちっ放しのチンボ【1】 文=横田猛雄 イラスト=伊集院貴子 |
第一課 朝まで立ちっ放し
女医の先生に秘結便を掘り出され、掻き出されて、ガバガバに拡がり癖のついてしまった腸内に、綿花を五袋も六袋も、そして晒布一反分など、多量の詰め物をされて帰宅し、その刺戟による快感の火が消えずに、翌朝までセンズリを掻き掻き寝た私は、ぼうっと脳味噌に薄皮の張ったような感じで、登校するためにアパートを出ました。
一晩中センズリを掻き過ぎて、もう小さくはならない生立ちのままのチンボは、絶えずムズムズして、股間の玉の袋の後ろの、チンボの股の内に埋まっている所、いわゆる鼠蹊部が非常に鋭敏になってしまっていて、何だか直ぐ尿が出そうな、それでいて出ないような、落ち着きの無い、もやもやした気持ちで、お尻の穴をキュッと締めるとチンボが直ぐにピンと起き上がろうとし、するとお尻の穴がズッキンと疼き、だけど気持ちいいものですから、西荻窪から渋谷までの、三十分の国電の車中で、私は小出しにお尻の穴をキュッキュと締めて、その疼痛の裏に抱き合わせになっている快美感を、立ったまま密かに味わいました。
第二課 通学の車中で
当時も現在と同じように首都圏の通勤通学の電車(中央線、山手線、井の頭線、小田急線などはいずれも)は殺人的な混み方でしたが、その寿司詰めの混み方が、快感にひたるための場としての絶好の条件を備えているのです。
いつも乗る美人のお姉さんの後ろに、ぴったりと重なっていると、人に押されて私のチンボは、お姉さんのお尻にぴったりと押し付けられ、それから新宿までは、乗る一方ですのでギュウギュウ押されるので、チンボはいくらでもお姉さんのお尻に押し付けられます。
私は片手に鞄を提げ、片手は挙げて吊り革や横棒をしっかり握っていますから、誰が見ても痴漢には見られる心配はありませんから、まさに堂々とチンボを立てて、お姉さんのお尻を押していられます。
横田猛雄 1990年3月号よりS&Mスナイパーにて実践派のための肛門エッセイを連載。1993年ミリオン出版より『お尻の学校[少年篇]』発行。またアナル責めのAV作品にも多数出演しており、A感覚実践派の伝道師として他の追随を許さぬ存在。2007年5月号まで同誌上で『大肛門大学』を連載していたが、高齢と健康上の理由により連載終了。そしてWebスナイパーにて、膨大かつ偉大なるアーカイブの復刻連載開始です! |
08.01.23更新 |
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