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第45講 刺して刺されて【1】

文=横田猛雄
イラスト=伊集院貴子
一時はどうなることやらとヒヤヒヤしましたが、実は小父さんも結構好きもののようです。まあ善光寺チンボとケッツの魅力にとりつかれたら、当然のことかましれません。若干19歳の横田青年は、その類い希なる肉体の能力で中年夫婦を虜にしたのです。

※回数表記について
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第一課 序の舞


あの夜以来小父さんは私のお尻の穴の虜になってしまい、土曜日の夕方は晩酌をするのをぴったりと止めました。どうも晩酌をしてぐっすり眠ってから眼を醒ましたのでは、かえって身体がだるくなるので、夜戦が終わってから飲む方がよいと分かったからです(日曜日は子供達にせがまれて外出させられ、夕方まだ明るい内に箱根の会社の寮へ帰らなくてはならないのです)。

夜十時すぎ、子供たち三人がそれぞれの部屋へ戻ると、やがて小母さんは座敷の廊下から丸窓を潜って私の部屋に入り私に抱き受けられますが、大柄な、当時としては背の高い一六五センチの小母さんはかなりの重量を私に預けて来るので、受け止める私も腰を沈め、踏ん張りを利かせます。

今夜からは小父さんがどこかで監視、つまり覗き見しているので、今までのように奔放ではなく、どこかぎこち無いながらも私の善光寺チンボが恋しい小母さんは、ひしと私に抱き付いてきます。

小母さんを抱き受ける時、いつも女用の寝間着の浴衣の、袖の腋の開いた所から手を突っ込んでやるのですが、先ず手の指に触るあの腋毛のもじゃもじゃ、じゃりじゃりした触感が何とも言えぬエロチックな気分を催させ、しっかり抱くとあの大きな乳房がふんわりと私の顔を圧してきます。

この小母さんを畳の上に立たせて力ずくで寝間着を剥いて素っ裸にするのは、毎度のことながら一番そそる所です。

全裸にした小母さんの首根っ子を押さえて四つん這いにし、その背中に逆向きに馬乗りになり、弾みをつけて尻をドスンドスンと数回うち下ろすと、小母さんはお尻だけ高々とかかげ、胸は敷布団につけたいわゆる胸膝位の体位をとります。

小母さんの背中に腰を下ろし、眼の前に高高と天井を向いてそびえるその幅の広い豊かなお尻の二つの山を両掌で鷲掴みにすると、ぐいぐいと大きく開いたり閉じたりし、開いた臀裂の谷底に私は顎をガクンと打ち込んで首を激しく左右に振ってやります。

そうすると顎の先に小母さんのお尻の穴が当たり、私が目を開けて下顎をガクガクさせてやると小母さんはお尻の穴に伝わる刺戟に絶叫します。それが又とても面白くて私は下顎を速いテンポで左右にガクガクさせ、小母さんのお尻の穴に波紋が立ち、その直腸が嘶くのを待ちます。

こうなればもうすぐです。小母さんのケッツの穴はカレーが煮詰まるようにボコボコとゆらぎ、やがて雄弁にパクッと口を開いたり閉じたり、良い子たちが学校給食を食べる時のようにパクパク動き始めます。

そうなると顎をのけてそのケッツの穴を見るのがとても面白く、時々フウーッフウーッとそこへ息を吹き掛けてやりながら見ると、ケッツの穴は早口で囀り始め、ピクンピクンと痙攣的な発作をともなって嘶き始めるのです。

さあ発動機が掛かりました。モーターとかエンジンとかいうよりこれはやはり発動機です。当時農耕用機械や漁船の動力は手廻し式のベルトで廻すもので、全盛のオート三輪も足で踏んで掛ける方式で、それらの発動機は掛けそこなうといわゆるケッチンを喰らうといって痛い目に遭ったもので、その分上手に掛かった(始動した)時の喜びは又ひとしおです。今その小母さんの発動機が掛かったのです。小母さんはもう理性を失い、「早くう横田君のそのぶっといチンポで貫いて!!」と絶叫して自らのすべてを拡げて待っています。

今日はあの丸窓(そう小母さんが越えて来た)から小父さんが覗いているのかと思うと私も舞台に上がる役者のように緊張します。

この緊張が又何とも言えません。一瞬サッと全身汗がひいて鳥肌が立ってゾクゾクし、チンボだけが我こそがこれからの主役なりと名乗り出て嘶きます。

懐中電灯のように固化し肥大したチンボは勝手にはやってピクンピクンと脈打ちますので、峠の馬子のようにその首の方向を一定に保つため、右手を添え、左手の栂指と示指とで小母さんのケッツの穴をパクッと拡げ、チンボの先のトマトをそこに当て、後はその一点に体重のすべてを掛けてやります。するとしばしの苦悶の後、グリッと筋肉の輪をかなり強引に押し拡げて私のチンボは小母さんのケッツの穴の中へ入り込み、温かい直腸粘膜にくるまれるのです。ケッツの穴に火の玉が通り抜けたような野太い刺戟に、小母さんは眼玉を剥いて腹を大きく波打たせながら這って、吠えます。

こうなれば私のもの、チンボの亀(トマト)の鰓が張っているからいくら引っ張っても抜けないのです。あわてる必要は無い、落ち着いてピストンを送るのです。

小母さんは余りの刺戟で骨盤内に燃えた石炭を詰めこまれたように悶え、いつものように壁にへばり付いて、そこをよじ登ろうと足掻くのです。荒い息にふと振り返ると何時の間にか小父さんが音も無く入って来ていて、胡座をかいて自分でチンボを握って激しくセンズリを掻いているのです。「ウウッ、ムムムッ!!」と感きわまった声を洩らし、小父さんは若者のように勢いよく精を発射します。顔をしかめてまだこらえようと頑張るのですが、余りにも野太い刺戟の波に堪えきれずの放出です。ああ、それを脱いであった私のパンツで拭いています。



※大肛門大学 第43講・第44講は、雑誌「S&Mスナイパー」掲載時の編集ミスにより、欠番となっております。この復刻連載では、初出掲載時の回数表記に則り、当記事は第45講となっていますが、実際は第43講となり、内容は42講の続きとなっております。読者の皆様には大変ご迷惑をお掛けしまして申し訳ありません。何卒ご了承くださいませ。

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横田猛雄.jpg 横田猛雄 1990年3月号よりS&Mスナイパーにて実践派のための肛門エッセイを連載。1993年ミリオン出版より『お尻の学校[少年篇]』発行。またアナル責めのAV作品にも多数出演しており、A感覚実践派の伝道師として他の追随を許さぬ存在。2007年5月号まで同誌上で『大肛門大学』を連載していたが、高齢と健康上の理由により連載終了。そしてWebスナイパーにて、膨大かつ偉大なるアーカイブの復刻連載開始です!
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08.12.03更新 | WEBスナイパー  >  お尻の学校