第52講 空気浣腸の歴史と快感【3】 文=横田猛雄 イラスト=伊集院貴子 |
第四課 快感を知った人
私の知人で、当県の教育委員会職員の小玉道明氏などは、濃い髭面のくせに性向はマゾヒストで、埋蔵文化財の発掘の指導的立場にあるので、市町村の発掘現場へ行く時、助手役の女性職員に自動車の中で工ネマシリンジでケッツの穴から空気を入れてもらい、田舎道にさし掛かると降りて車の陰にかくれて、女性職員(自分の大学の後輩で愛人)から手渡されたハンドマイクを自分の尻に当て、ウンと力んで放屁して、田畑にいる老人や嫁さんたちを驚かせて楽しんでいました。
屁の音でもマイクを使うと凄い迫力です。老人や嫁さんたちはあの音を聞いて皆腰を抜かしたにちがいありません。
この放屁の快感は余程大きいものと見え、後に彼は夕闇のせまる津の海岸(阿漕浦から元競艇場にかけて)に車を向け、堤防の直ぐ下で野合するアベックらの頭上から例のハンドマイクで物凄い音を聞かせて飛び上がらせたり、津の市中を走る車の中からブーブー、ピイピイと音を立て、市中の噂になりました。
この人は仕事場でも自分の愛人にお尻から空気を入れてもらい、皮を剥いたバナナを五本お尻の穴に押し込んでもらい、そのままの状態で執務し、昼休みには窓の敷居に両手をつき尻をだして両足を開き、愛人に背後から二本指を入れてもらって直腸内を掻き廻してこね廻してもらい、チンボにはバナナの皮をかぶせてぎゅっと握ってしごいてもらって夥しい精液を吐き出す。毎日そうやっていました。
バナナの詰まった直腸を指で掻き廻されると、大便の一杯詰まった直腸をこね廻されるようで凄く刺戟があるのです。
横田猛雄 1990年3月号よりS&Mスナイパーにて実践派のための肛門エッセイを連載。1993年ミリオン出版より『お尻の学校[少年篇]』発行。またアナル責めのAV作品にも多数出演しており、A感覚実践派の伝道師として他の追随を許さぬ存在。2007年5月号まで同誌上で『大肛門大学』を連載していたが、高齢と健康上の理由により連載終了。そしてWebスナイパーにて、膨大かつ偉大なるアーカイブの復刻連載開始です! |
09.05.06更新 |
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