第56講 丈五郎の使い方〜応用編〜【1】 文=横田猛雄 イラスト=伊集院貴子 |
第一課 さまざまな瓶を活かせ
先講では瓶の漏斗である「丈五郎」の作り方を説きましたが、丈五郎こそはまさに肛門派の三種の神器種の一つとも言うべき重要なお道具ですので、今回はその使い方も含めて引き続き詳しく説いてみましょう。
底を抜いてケッツの穴へ突っ込んで直腸の中を覗くための瓶は無色か極く薄色で透明な瓶を使うべきというのは本当の基本です。
それに対して中を覗くよりもケッツの穴の開口を保ち(つまりケッツの穴をパックリと口開けさせ)、その中へ何かを流し込んだり詰め込んだり、或いはさらに大きく口を開けさせる訓練を主目的とするのであれば、透明度の低い、色の濃いビール瓶などのような類いの瓶も有用なものです。
型からいうと一升瓶は首が徐々に太くなっていっており、こんなのをケッツの穴に押し込んで、ぐんぐん押して深く入れてやると、太い所まで入れればケッツの穴の開口拡張訓練にはもってこいなのですが、残念ながら、一升瓶(ミツカン酢の五号瓶もね同じく)は肉が簿いので強度的にも問題がありますから使わないほうがいいでしょう。
同じ一升瓶でもサントリーの昔のウイスキーの二級の焦げ茶色の瓶は首も長く太く(人間のペニスより長大)、肉厚ですし、ビールのジャイアンツ瓶もこれと同じく首が太く長く、ケッツの穴を責めるのには優れ物です。
色が黒いからハラワタの観察用には向きませんが、これらの瓶でこしらえた漏斗をケッツから突っ込んで、水や尿を流し込んでやったり、ビイ玉を一つ一つ落とし込んでやったり、油絵の筆を入れてハラワタの内側をくすぐってやったり、空気入れのゴムホースを人れて風を送り込んでやったり、ヘアドライヤーで乾いた熱風を吹き掛けてやったりと色山々な責めが出来ます。
慣れたケッツの穴なら首の出来るだけ太い瓶を突っ込んでやったらケッツがより大きく拡がります。
それには右のジャンボ瓶の外、コカ・コーラやスプライトのジャンボ瓶も口の径が大きいから、固形物を入れるのならその口の径までの物なら入るということです。
口径が大きいことでは牛乳の一合(百八十cc)瓶が一番ですが、これは瓶の丈が短いのが欠点です。
丈が短いから、ケッツの穴に押し込めても、余りカを入れると、瓶が全部直腸の中に飲み込まれてしまう危険性があるのです。
牛乳瓶の口径は野太いから、これが入るケッツの穴の持ち主は中々いませんが、性聖高橋鐵先生の著作によると、肛門白慰でソフトボールや湯飲茶碗が直腸の中に入ってしまって取り出せなくなった症例が紹介されています。牛乳瓶は全部入ってしまいます。
私も一目置く肛門の哲人、桐生の肛門様という人は、ケッツの穴からビール瓶を人れて取れなくなって産科医院へ駆け込んだことがあるそうですし、かくいう私も若い頃、五十ccガラスシリンダー式浣腸器の押し棒のほうをケッツの穴へ入れていたら、奥深く人り込んでしまって指を深く入れても届かぬ所までいってしまい、一時は病院へと思いましたが、暫くすると下りて来て、腹圧を掛けたら外へ出て来たので安心したことがあります。
昔は牛乳の三合瓶というのがあり、これは口は一合瓶と同口径で、胴が女王蜂のように長く太く、これならケッツの穴をパックリ広げられるし、中へ滑り込む恐れはないからいいのですが、一合瓶は使わないほうが身のためです。
反対に指ニ本入れても苦痛を訴えるような処女肛門を責めるのなら、首の細い瓶がいいのですが、これにもってこいなのが日本酒の一合瓶です。首の細い銚子型のあれです。
あれはガラスが肉厚でしっかりしていますし透明で穴の中がしっかり覗けます。
よく探せば日本酒の三合瓶や焼酎の瓶の中にも首が太くて長いいいのがありますし、巷には様々ないい瓶が存在しますから自分の足でこまめに歩いて探しましょう。
横田猛雄 1990年3月号よりS&Mスナイパーにて実践派のための肛門エッセイを連載。1993年ミリオン出版より『お尻の学校[少年篇]』発行。またアナル責めのAV作品にも多数出演しており、A感覚実践派の伝道師として他の追随を許さぬ存在。2007年5月号まで同誌上で『大肛門大学』を連載していたが、高齢と健康上の理由により連載終了。そしてWebスナイパーにて、膨大かつ偉大なるアーカイブの復刻連載開始です! |
09.07.01更新 |
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