第58講 ボボは偉大な攻め穴也3】 文=横田猛雄 イラスト=伊集院貴子 |
第一課 産みの苦しみ
ボボの中に一杯粘土を詰め込んだ小母さんは、股間から荀が逆に生えたように、ボボの入り口から外へぶっとく粘土をはみ出させていますので、歩かせるとガニマタになるので、それを正面から眺めると、とても愉快です。四つん這いにして背後から眺めても、子供が産まれかかっているみたいで、ひどくエロチックな眺望です。
仰向けに寝かせて腹を押してやると、固い存在がはっきり確認出米、腹の皮(腹筋)の力を抜かせておいて、皮越しに鷲掴みにしてやると小母さんは「ヒイ!!」と叫びますが、快感を感じ、さらなる被虐を望んでいるのも確かです。
「よっしゃ、そんならやったろかあ!!」と私は小母さんの腹に掌を当て、腹の皮ごと中身を掴むように指先に力を入れながらその左手を押し下げ、片方では右手の二本の指をケッツの穴へ、掌を上向けにして挿し込み、両方の手で中身を押さえ支えて、ボボの口から外へ出るようにと圧迫します。
するとケッツの穴が自己主張を始めるのです。左手で腹を押すとケッツの穴はアーンと口を開けるように大きく開き、極限までくるとブレーキが掛かるのか、キュッと締まります。締まれば左手の押しはそのままにして、右手の二指は根本まで入れたままで、大きく「の」の字を書くようにこね廻してやります。昔、私の子供の頃、昭和二十年代のトラック(昔は貨物自動車と呼んでいました)は、エンジンを始動させる時、女子供が前に廻って、車の鼻面に鉤型の鉄の棒を挿し込んで、手でグルグル廻し、そうするとやがて、ウインウイーン、ググーッドドドドッと動き始めたものですが、あれと同じだと思いながら、私は小母さんのボボのエンジンを唸り出せ、走り出せとばかりに、ケッツの穴に突っ込んだ右手の指に全精神を込めて、必死の勢いで休まずにこね廻したのです。
小母さんはというと、とうにもう出産のつもりになっています。鼻の孔が大きくふくらんで、もう裏返るのではないかと思われるくらい凄い鼻息で、眼は白目を剥いて唸り声をあげています。
だが中々産まれません。小母さんは涙をボロボロ滝のようにあふれさせ、鼻水と涙とで顔はベタベタで苦悶し、身をよじって、金網の上で焼かれる海老のようにピクンピクン反り返って腰をよじり、上下に振り、そうやっても全然出ないので絶叫し、泣き出しました。
子供を産む時は子宮から羊水が出ますので、ズルンと滑るように出ますが、中身が粘土で、しかもパンパンに詰め込んだのですから、ズッシリと詰まってしまって、動こうとしないのです。
いい加減の時間苦悶させといて、さあてそろそろ指で掻き出してやるのです。小母さんは、「お願い、早くあなたの手で!!」と泣いてせがみます。
(続く)
横田猛雄 1990年3月号よりS&Mスナイパーにて実践派のための肛門エッセイを連載。1993年ミリオン出版より『お尻の学校[少年篇]』発行。またアナル責めのAV作品にも多数出演しており、A感覚実践派の伝道師として他の追随を許さぬ存在。2007年5月号まで同誌上で『大肛門大学』を連載していたが、高齢と健康上の理由により連載終了。そしてWebスナイパーにて、膨大かつ偉大なるアーカイブの復刻連載開始です! |
09.08.26更新 |
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