超A感覚読本
コツさえ掴んでしまえば、こっちのものとばかりに我らが“性の天才児”猛ちゃんは、その名の通りの猛烈な勢いで、落合先生のアソコを水ヨウヨウで責めたてます。落合先生は虫の息です。さあ、今度は唖然として見ている上田先生が猛ちゃんの次の攻撃目標です。
止めを刺す時
上田先生のお尻の穴も、手の五本の指の指先を全部合わせてすぼめたように、プックリととび出してきて、そのとび出して膨れ上がったドーナツのような丸い環が、五本の指先を開いたり閉じたりするように、パクパク息をし始めたのです。
私が水ヨウヨウを引き寄せると、今まで息を飲んで見ていた落合先生が、抽斗からゴムの氷嚢を出し、その中に温かいお茶を注ぎ込んで、輪ゴムでロを締めたものを差し出しました。
これなら水ヨウヨウよりうんと大きいし、頬べたに当ててみたら、一寸熱いです。
氷嚢の首の所をつまんだ私は、上から覗きこみながら、ペンペンペンペンと上田先生の赤いお尻の穴の奥目掛けて連打してやりました。
「熱ちい……」
と上田先生は身をひねりましたが、余程感じるのかお尻の穴のパクパクがそのとたん、せわしい痙彎に切り替わりました。
痙掌と言ってもお尻の穴だけがピクビクすると言ったものでは無いのです。
あのお尻の溝一体、つまり自転車に乗ったらサドルの当たる所すべてが、勿論その中心部はお尻の穴なのですが、地震のように他の部分とは別の動きを始めたのです。
真っ黒な濃い毛の密生したところが、竹林が風にザワザワ鳴るようにそよぎ、嘲り始めたのです。
お尻の穴は火山の噴火ロのように立ち上がり、内側の赤肌を空気に晒し、と言うよりも独自に酸素を求めて呼吸作用を開始し、前の方の割れ目は、物を食へるロのように開閉しながら何かを中に送り込むような動きを始めたのです。
昔、山中に迷った男が、山姥に逢い、その美しさに、性の虜になり、初めは男は快楽に耽るのですが、次第に女性の方の旺盛な性欲に太刀打ち出来なくなって、段々と精気を吸い取られて死ぬと言う、そんなパターンの話がありますが、今の上田先生のお尻の穴と前の方の割れ目の動きは、そんな山姥の肉体そのものなのでしょう。
精力の弱い男ならもう圧倒されてしまうでしょう、きっと、
「怖い、食われる、喰い殺される……」
とうわごとを言って腰が抜けたまま這って逃げるのでしょう。
実際私は成人してから何人もそんな風に、女性に責められて、離縁された婿や、自分から逃亡した夫の例を知っていますが、父母や先祖様に感謝すべきなのでしょうか、恵まれた、類稀なる肉体と精力とを併せ持つ私は、そんな時、一層闘志が湧いてきて、不敗の信念に燃えるのです。
普通の男なら息を飲んで二の足を踏む、そんな今の上田先生の煮えたぎるそこの部分に、あくまでも冷静に、事務的に、落合先生にしてやったと同じ、
「お仙」
の手鞠唄に合わせて、繰り返し繰り返し、そのお尻の穴のドーナツを叩いて泣かせます。
朝顔のように咲いたその真ん中の穴の奥に、急降下爆撃を加え、突き立てた舌の力をゆるめず、顔もろ共に“の”の字廻りにグリグリ廻してやると、先生のお尻のドーナツはもっと膨らんで、私の舌の根元までを迎え入れると、やがて退潮のようにキュウと締まって私の舌を捕らえ、そこから先は喰うか、喰われるかです。
私も夢中で顔でと、
「ウン」
て言うように舌を突っ込み、
「嫌々」
するように首を左右に振って、穴の両脇の毛も舐め、畳の上を上田先生と連なったまま、転がり廻り、先生が一きわ高く叫んで身を跳ねた時、振り離されてしまいました。
起き上がって見ると、上田先生は首筋、背筋から両足先まで一直線にピンと伸ばすと、間歇的にビクン、ピクンと背を弓なりに反らす発作を起こし、悶絶してしまいました。
これが教科書だ! 肛門講座の決定版、復刻連載! 大肛門狂綺談 文 横田猛雄 絵 伊集院貴子 第36回 お尻の学校【3】 |
止めを刺す時
上田先生のお尻の穴も、手の五本の指の指先を全部合わせてすぼめたように、プックリととび出してきて、そのとび出して膨れ上がったドーナツのような丸い環が、五本の指先を開いたり閉じたりするように、パクパク息をし始めたのです。
私が水ヨウヨウを引き寄せると、今まで息を飲んで見ていた落合先生が、抽斗からゴムの氷嚢を出し、その中に温かいお茶を注ぎ込んで、輪ゴムでロを締めたものを差し出しました。
これなら水ヨウヨウよりうんと大きいし、頬べたに当ててみたら、一寸熱いです。
氷嚢の首の所をつまんだ私は、上から覗きこみながら、ペンペンペンペンと上田先生の赤いお尻の穴の奥目掛けて連打してやりました。
「熱ちい……」
と上田先生は身をひねりましたが、余程感じるのかお尻の穴のパクパクがそのとたん、せわしい痙彎に切り替わりました。
痙掌と言ってもお尻の穴だけがピクビクすると言ったものでは無いのです。
あのお尻の溝一体、つまり自転車に乗ったらサドルの当たる所すべてが、勿論その中心部はお尻の穴なのですが、地震のように他の部分とは別の動きを始めたのです。
真っ黒な濃い毛の密生したところが、竹林が風にザワザワ鳴るようにそよぎ、嘲り始めたのです。
お尻の穴は火山の噴火ロのように立ち上がり、内側の赤肌を空気に晒し、と言うよりも独自に酸素を求めて呼吸作用を開始し、前の方の割れ目は、物を食へるロのように開閉しながら何かを中に送り込むような動きを始めたのです。
昔、山中に迷った男が、山姥に逢い、その美しさに、性の虜になり、初めは男は快楽に耽るのですが、次第に女性の方の旺盛な性欲に太刀打ち出来なくなって、段々と精気を吸い取られて死ぬと言う、そんなパターンの話がありますが、今の上田先生のお尻の穴と前の方の割れ目の動きは、そんな山姥の肉体そのものなのでしょう。
精力の弱い男ならもう圧倒されてしまうでしょう、きっと、
「怖い、食われる、喰い殺される……」
とうわごとを言って腰が抜けたまま這って逃げるのでしょう。
実際私は成人してから何人もそんな風に、女性に責められて、離縁された婿や、自分から逃亡した夫の例を知っていますが、父母や先祖様に感謝すべきなのでしょうか、恵まれた、類稀なる肉体と精力とを併せ持つ私は、そんな時、一層闘志が湧いてきて、不敗の信念に燃えるのです。
普通の男なら息を飲んで二の足を踏む、そんな今の上田先生の煮えたぎるそこの部分に、あくまでも冷静に、事務的に、落合先生にしてやったと同じ、
「お仙」
の手鞠唄に合わせて、繰り返し繰り返し、そのお尻の穴のドーナツを叩いて泣かせます。
朝顔のように咲いたその真ん中の穴の奥に、急降下爆撃を加え、突き立てた舌の力をゆるめず、顔もろ共に“の”の字廻りにグリグリ廻してやると、先生のお尻のドーナツはもっと膨らんで、私の舌の根元までを迎え入れると、やがて退潮のようにキュウと締まって私の舌を捕らえ、そこから先は喰うか、喰われるかです。
私も夢中で顔でと、
「ウン」
て言うように舌を突っ込み、
「嫌々」
するように首を左右に振って、穴の両脇の毛も舐め、畳の上を上田先生と連なったまま、転がり廻り、先生が一きわ高く叫んで身を跳ねた時、振り離されてしまいました。
起き上がって見ると、上田先生は首筋、背筋から両足先まで一直線にピンと伸ばすと、間歇的にビクン、ピクンと背を弓なりに反らす発作を起こし、悶絶してしまいました。
横田猛雄 1990年3月号よりS&Mスナイパーにて実践派のための肛門エッセイを連載。1993年ミリオン出版より『お尻の学校[少年篇]』発行。またアナル責めのAV作品にも多数出演しており、A感覚実践派の伝道師として他の追随を許さぬ存在。2007年5月号まで同誌上で『大肛門大学』を連載していたが、高齢と健康上の理由により連載終了。そしてWebスナイパーにて、膨大かつ偉大なるアーカイブの復刻連載開始です! |
07.10.19更新 |
WEBスナイパー
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