第11講 肛門で悶えよう【1】 文=横田猛雄 イラスト=伊集院貴子 |
第一課 ポットもケッツに使え
先にシリコンゴムの空容器を利用して、シリンダー式浣腸器(水鉄砲型を作ることを述べ、又、大型スポイト式の浣腸器や、プラスチックの筒状のものを利用した、色々の長さや太さの嘴管の作り方も述べ、又、園芸の消毒用ポンプの利用などで、これで一応は誰でもが実際に浣腸生活が楽しめるようになったと思いますが、皆さん喜んで下さい。
更に良いものが各家庭にありますぞ。
それは何と、あの湯を入れて保温するポットですがな。
ポットも最新式の、湯の沸く奴では無く、以前からある単純な、沸かした湯を唯入れておくだけの、あれが黙っていますが中々の優等生なのです。
諸君、あのポットの、湯の出る口をよく見たことがありますか。
それは長さ1.5センチくらいで、口径はビニールホースをつなぐのに丁度良い太さになっています。
そこへ水道のホースを切ってつなげば、一押しでケッツからお茶が飲めるではありませんか。
エネマシリンジのように、一回一回握り潰さなくても、一押しでジャアーとかなり入りますから、これを使わないという手はありません。
但し、間違えて熱湯の入ったのを使うと、腸内が爛れてしまいますから、よく注意して、空のポットを風呂場に持ち込んで湯船の湯を使って楽しみましょう。
さて、その口につなぐホ−スですが、長さは好みに切ればいいのですが、切りっ放した切り口をそのままにして、これをケッツの穴に押し込もうとすると、切り口が硬くて、角があり、肛門粘膜を傷付けてしまいますので、ここを滑らかにしなければなりません。
浣腸に使うホースには、ビニールのとアメゴムのとがありますが、アメゴムの管は薄いので、先端に別に硬い嘴管を付けなければ、肛門に入れると押さえられて管が塞がってしまいます。
ビニール管はやや生硬いので、嘴管を付けなくてもそのまま肛門へ入れることが出来ますので、ぜひビニール管をもっと使いましょう。
さて、その先端の切り口の角を滑らかにするにはアクリルやプラスチックや塩化ビニールの加工と同じで、炎で焙ればいいのです。
ロウソクでもライターでも、ガスコンロやバーナーでもよい。
切り口を焦がさないようによく焙りますと軟らかくなって来ますから、ラジオペンチなどを使って、挟んだり押したりして、へりが内側にすぼまるようにすれば、冷ましてもそのままの形になります。
私のようなアナルプレイの熟達者になりますと、何も先端をすぼめて内側に曲げなくても、切り口の角を唯単に焙って、丸味を付けただけで使えます。
人間の肛門には、本来子供でも大人(医師)の示指と中指の二本は入るものなのです。
つまり毎朝出す便と同じ太さのものなら、入るのがあたり前なのです。
だから中にはホースの先を焙って、ラッパのように外に拡げたのを作って、それをケッツから入れて、その刺戟を楽しむという人もいるのです。
色々と肛門を用いて楽しもうと思ったら諸君よ、水道のホースくらいケッツから入るようにしておくことが、最低の条件なのです。
こうやって、ホースの先端を丸めて、そこへたっぷり胡麻油を塗って、ゆっくり、真っ直ぐに押せば、ケッツの穴にくらい入るのだ。
胡麻油が無ければ、風呂場にある石鹸やシャンプー液で充分だから、それをケッツの穴にたっぷり塗っておいて押し込めば、呆気無く入ってしまう筈だが、どこの世界にも要領の悪いのがいるものです。
安心しなさい、横田の講座は落ちこぼれは出さないのだ。
横田猛雄 1990年3月号よりS&Mスナイパーにて実践派のための肛門エッセイを連載。1993年ミリオン出版より『お尻の学校[少年篇]』発行。またアナル責めのAV作品にも多数出演しており、A感覚実践派の伝道師として他の追随を許さぬ存在。2007年5月号まで同誌上で『大肛門大学』を連載していたが、高齢と健康上の理由により連載終了。そしてWebスナイパーにて、膨大かつ偉大なるアーカイブの復刻連載開始です! |
07.12.13更新 |
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