第26講 腸内洗滌の快感【2】 文=横田猛雄 イラスト=伊集院貴子 |
第二課 コルポ遊び
更に看護婦さんはショッキングなことを喋ってくれました。
「私たち看護婦の中には、医療器具の取り扱いに詳しく、そして独身者が多くて、寮や宿舎生活をしている人が多く、ストレスのたまりやすい職業柄、SM志向の人って結構多いんだけど、男性運にめぐまれないので、同性愛者が多く、欲望の捌け口に一番多く使われるのが浣腸器と内視鏡、つまり膣鏡とこのコルポイリンテルなのよ、寮では若い新参の子なんか、生埋検査と称して皆してクスコで膣内を拡げて、必要以上にていねいに手当てしてやったり、何か仕事でミスがあった場合、懲罰としてグリセリンの原液や、あの強烈なドナンを繰り返し浣腸されるのよ。
一般の人たちと違って私たちは、菩段これを患者に処置している立場だから、あんなの原液のまま大量に繰り返し注入されたりなんかしたら、どんな結果になるかは自分が一番よく知っているから大変よ。
皆の注視の中で不様な排泄の姿見せるなんて、死ぬ程辛いことだから、先輩たちの『コルポで助けてあげようか?』と言う声に、くやしいけど、『どうかお願いします!』って言わなくてはいられないのよ。
もう自分の手でエイナスを押さえても洩れ出してしまうんですもの、そうやって上下座して屈服のお願いをして、皆に高々とお尻の穴を晒してコルポを入れてもらうのよ。
もうその時は誰だって入れられると言うより、自分の方からお尻の穴押し付けてゆくわよ。
そうやって熱目のお湯を入れられると、直腸の中がカッカと燃えているみたいて痛い感じがして、それでも中でコルポか膨らんで栓になるので、排泄は完全にストップさせられるけど、原液って最高にきついから、腸を刃物でえぐり廻されるような苦しさに、どんなに気丈な子だって真っ青になって、両手でお腹抱えて七転八倒し、寄ってたかって手足を押さえ付けられると、お腹が、彫金家の使う鶴のように肋も露に、大きく波打って、たいてい白目剥いて失禁してしまうわよ。
その時は冷たくて妙に粘りのある脂汗がびっしょり吹き出して、でもこの汗出すと凄くさわやかで、美容にいいらしいので、結構これで病み付きになって、若い子に強制して、自分がこんな処置されたかる先輩も多いし、気の合う同士お互いにやり合ったりして、男性がいなくてもこれで男性とやるよりはるかに強烈なエクスタシーが得られるからって結婚なんか初めから問題にしない人も多く、気の合う同士の共同生活から、お尻の穴を責め合うレズ関係に発展する人達ってとても多いのよ」
と言うことでした。
そんな話を聞くと、そうか、僕もお姉さんたちと同じように、こうやってお尻の穴いじめられるって、凄くしあわせなのだなあ、とまぶしく思いました。
横田猛雄 1990年3月号よりS&Mスナイパーにて実践派のための肛門エッセイを連載。1993年ミリオン出版より『お尻の学校[少年篇]』発行。またアナル責めのAV作品にも多数出演しており、A感覚実践派の伝道師として他の追随を許さぬ存在。2007年5月号まで同誌上で『大肛門大学』を連載していたが、高齢と健康上の理由により連載終了。そしてWebスナイパーにて、膨大かつ偉大なるアーカイブの復刻連載開始です! |
08.02.01更新 |
WEBスナイパー
>
お尻の学校