第35講 寝ても覚めてもアナル栓【1】 文=横田猛雄 イラスト=伊集院貴子 |
第一課 ケッツの穴の奥を舐めよ
ケッツの穴からゴム管を入れさせ、腸の中をきれいに洗滌させた私は、さっぱりした気分で便所を出ると、チンボを左右にピンコピンコと跳ねさせながら全裸で自分の部屋に戻りました。
小母さんは脱いだ衣服がありますので、私の後ろからついて来て上半身だけ衣服を着けました。
立ったままで上半身だけ学生服を着け、漢字の「人」という字のように大きく股を開いている私の背後に廻った小母さんは、そこにきちんと正座すると、両手を私の股の内側から伸ばして肘を曲げ、両掌を私の尻たぶに当てて、私のお尻の丘を二つに割り拡げ、開いた臀裂の中に顔を埋めました。
小母さんは自分の唇で私のケッツの穴と接吻するのです。勿論初めは私が強制してさせたのですが、数日後には自発的に進んでやりたがるようになりました。
私のお尻を抱くように手を廻しながらその両掌で小母さんは教えられた通りグイッと私のお尻を左右にこじ開け、その谷間に顔を押し当て、先ずケッツの穴を被うように唇をかぶせて押しつけて、舌で「の」の字を書きます。
暫くその触感を楽しんだ私は、腰をやや沈め「うん」といきんでケッツの穴で「あ」の音を発生するように全開にしてやります。そうです、排便する時のようにケッツの穴を思いきり開いてやるのです。
そうすると当然直腸内壁は開いた穴の所へ重畳し食み出しそうになります。そこを舐めさせるのです。
この頃風俗店や裏ビデオなどでも性技としてアナル舐めというのが流行しているようですが、閉じたケッツの穴を舐める程度では子供並みです。
ケッツの穴はうんといきんで全開して、食み出しかけている直腸壁を舌で押し分けて奥の奥を舐めさせるのが一番で、そのためには前もって腸洗滌を行なって、どれだけ大きくいきんでも便が出ないように腸管の中をきれいに空にしておくことが大切で、それと共に舐める方の舌の訓練も又大切なのです。
舌は真っ直ぐに棒のように伸ばして、それでグイグイ突いたり、「の」の字なりにこね廻すのですから……。
小母さんはこのため、食卓に立てたサッポロジャイアンツ(ビールのジャンボ瓶)の中味の入ったのを、舌の先を使って押す訓練を昼間この広い家で繰り返し励んでいるのです。それは唯私に気に入られたい一心からですから健気なものです。上達するとまるで舌に骨があるような感じがして、指や器具やチンボとは又違った、絶品といった味わいのあるものですから、エクスタシーの道を究めようと思ったら諸君、一にも訓練、二にも訓練を決して怠りますまいぞ。
舐められる方はエクスタシーの波にゆられて極楽巡りのいい気持ちなのは分かるが、舐める方は苦痛なだけでは、と思うのは阿呆の言うことです。舌に触る粘膜の粘りと湿りは、刺身のトロの味がするし、上手に舐めれば、相手が気持ち良すぎで胴震いするのが、直に伝わって、感動ものですぞ(オメコもそういう心掛けで舐めるのです)。
横田猛雄 1990年3月号よりS&Mスナイパーにて実践派のための肛門エッセイを連載。1993年ミリオン出版より『お尻の学校[少年篇]』発行。またアナル責めのAV作品にも多数出演しており、A感覚実践派の伝道師として他の追随を許さぬ存在。2007年5月号まで同誌上で『大肛門大学』を連載していたが、高齢と健康上の理由により連載終了。そしてWebスナイパーにて、膨大かつ偉大なるアーカイブの復刻連載開始です! |
08.06.18更新 |
WEBスナイパー
>
お尻の学校