毎週土曜日更新! オナニーマエストロ遠藤の ぶらりエログッズの旅 第62回 ドイツバイブでアンアン☆ 文=遠藤遊佐 「an・an」1621号 SEXで恋はもっとときめく! 2008/07/30発売 450円(税込) (c)2008 by Magazine House,Ltd. |
ああ、今年もやっぱり買ってしまいました。anan様恒例のセックス特集……。
毎年この特集を見るたびに「なぜセックス特集があってオナニー特集はないのか!」と憤慨し、やるせない気持ちになっているマエストロ。
中身見たってどうせ“小悪魔ランジェリーで彼を誘惑☆”とか“彼が離れられなくなる淑女のテクニック”とかなんだろ。買う必要ねえよ、フガー! と思ってたんですが、付録が『豊川悦司のエロティックノベル朗読CD』だと聞いたら独身中年女としては黙っちゃいられません。
↑エロ小説じゃなくて“エロティックノベル”なところが憎いですねえ。アナルズボズボなのに。
まあ、ほんとはトヨエツの甲高い声よりは細川俊之の渋いパローレ・ボイスのほうがお好みだったりもするわけなんですけど、いやあ、これはなかなか素晴らしかったですよ。
もうねー、トヨエツがアナルアナル大騒ぎ! 朗読とはいえ1分間で10回くらいアナルって言葉を連呼。今年一番「アナル」を連呼した俳優はたぶん彼だと思われます。
ちなみに今回のエロ小説は『イタリアのしつらい』というタイトルだったのですが、次回は是非『大肛門大学』の朗読に挑戦していただきたいものです。横田教授の善光寺チンボが小母さんのケッツにズボズボと……ああっ、アナルに玉子なんて入れないでえっ。子持ちシシャモになっちゃううぅぅ……。
あ、肝心のanan様の内容のほうはといいますと、熟読すればするほど“どうも世の中においてはオナニーよりもセックスのほうが偉いらしい”ということがわかってしまってちょっとへこみました。
あと、リアルボイスアンケートのページに出てた「前戯の間にされたらイヤなことベスト5」が、そのまま「遠藤が前戯の間に是非してもらいたいことベスト5」だったのにも軽く目眩。
だって1位は“フェラチオの時に頭をつかまれる”ですよ。みんなされたくないの? 2位は“アナルに触られる”と“精液を飲まされる”なんですけど、それもダメ?
あれ? なんならお金払ってもいいとか思ってるのって私だけですか。おかしいなあ……。
……まあ、遠い世界のことは置いといて(注・ananは妙齢の独身女子をターゲットにした日本の雑誌です)。
えーと、なんだっけ。そうそう、“ドイツバイブ”ことセミリアリスティックの話でしたね!
寝ぼけ眼のイボイボバイブ挿入でマンコを負傷したり、セミリアリスティックの思いがけない長さ(ドイツ仕様?)に打ちひしがれたりしながらも、ようやくそのスイッチを入れるところまでこぎつけたマエストロ。
しかし、ここにきて舶来バイブ恒例の電池トラブルにひっかかってしまったわけです。
思えば数カ月前、アメリカン仕様の“ニューミニたん”には単四電池が付属していませんでした。おかげで瀕死の老人のようなクンニを味わうハメになった私は、オナニーマエストロとして二度とこのような過ちを犯してはいけないと、近所のヤマダ電機に出かけていって単三電池と単四電池をまとめ買いし万全の準備でエログッズに臨むようになりました……。
実を言うと今回のバイブも日本製じゃないから用心はしてたんですよ。電池が付属してなくて、しかも使ってるのがコンビニで売ってない変わった型の電池だったら目も当てられないですもんね。
そんなことがないように、一応電池の型だけはチェックしていたんです。
↑単三電池2本使用。カタログにもちゃんと書いてある。
思ったとおり電池は付いてませんでした。よし、俺グッジョブ!
でもねえ、いくら単三電池があったって電池のフタが開かなきゃ入れられないのよねえ……。
ていうかそもそもこのバイブ、見た目がオシャレにできすぎてて、パッと見ただけじゃどこに電池を入れるのかよくわかんないんですよ。
仕方がないので、外国語表記で何が書いてあるのかさっぱり不明な取扱説明書をひっぱり出してみる。んで、隅っこに書いてある図を見てようやくお尻の部分に入れるらしいとわかるわけです。
えーと、HEREをPRESSして……矢印があるってことはここを引っぱるのよね。うーん、開かない。っつーかビクともしない。もっと強く押さなきゃダメなのかしら。うんしょ、うんしょ。むう、やっぱりダメか。
よし、こうなったらペンチでこじ開けるか。(←最後には力にモノをゆわすタイプ。)
うんぐうっ! くうっ!!
うがー! なんで開かないのっ。こんなの一体どうやって開けてるんだドイツ人……日本の安っぽいバイブが恋しい……。
もしこんなときに優しい旦那様がいたら、マッチョな腕でちょちょいと開けてくれるんだろうけどなあ。ああ、こんなことなら真剣に見合いしまくって結婚しておけばよかった。男手がないとこういう時に困るよなあ。
しかし、どこを探しても優しい旦那様なんていないからには、自分の力で何とかしなくてはならないわけで。
ち、ちくしょう。セレブ主婦なんかに負けてたまるか! ぐ、ぐはあぁぁぁぁーーーーーーッ!
あ。開いた。
力ずくで正解だったんでしょうか。でも正直、もう一回開けろと言われても自力で開けられる気がしません。こんなんでいいのか腑に落ちない……。
まあ、それはともかくこれでやっとドイツバイブが試せます。蒸し暑い部屋で力を出しきったので体じゅう汗ダラダラ。オナニー前からすでにHPが半分くらいになってる気がしないでもないが、まあそれはそれだ。
このバイブを使うときは是非これをと思ってキープしておいたオナネタをビデオデッキにセット。15年くらい前に買ったドイツの裏ビデオであります。うーん、もう何十回お世話になったかわからないけど、こうやって観るのは超久々。いつ観てもヌケるなあ。正味な話、再生ボタン押して30秒でジュンときますからね。こういうのをパブロフの犬っていうんだろうか(ちなみに、遠藤が初めて見た裏ビデオは父親が押し入れに隠し持っていたドイツAV。今でも裏洋ピンが異様に好きなのはその原体験のせいかも)。
ドイツ娘たちのハッスルっぷりにイイ具合にアソコが濡れてきたので、さっそくセミリアリスティックを挿入してみます。先細りのカタチと材質のせいか、けっこう太いのにスルッと入る(ガバガバだからじゃないです、たぶん……)。
うう、振動はかなりイイ感じ。小刻みで激しくて音はそれほど大きくない。あー、なるほど、こりゃドイツ製だ。高クオリティだ。ぶっちゃけ値段がお高いだけあるんじゃないの?
グイッと奥まで押し込んで、根元の出っ張った部分をクリトリスに当ててみると、これまた気持ちイイ。カタチはシンプルだけどバイブとしての性能がきっちりしております。
今度は挿入を浅くして、クイッと曲がった亀頭部分を入り口から4,5\x87pのいわゆる“Gスポット”部分へグリグリ。ああ、これもいい……すごくイイ……。
こうなるとどうしたってクリトリスと同時刺激したくなるのがオナニストの性ですわね。というわけで急遽、腹心の友・電マさんにご登場いただくことにしました。
えーと、セミリアリスティックの先っぽをGスポットに押し当てて……そのまま電マを恥骨の上に乗っけてスイッチオン。
ブブブブブブブゥ……ン。
うわ、うわ、うわ、何コレ、すごい、うひゃ、あひゃ、ふひゃあぁぁ……!
電マの振動とドイツバイブの振動がッ……へ、ヘンに共鳴しあって……Gスポットに叩きつけるみたいになってッ……やばいですよ、これはあぁぁぁぁッ!
なんていったらいいんでしょうか。クリトリスの振動とGスポットの振動の他に第三の波が来たという感じ。しかもそれがビッグウェーブなの! 稲村ジェーーンなの! ていうか、
イグーー!!!
ふはあ。これはちょっとやみつきになりそうですよ。
“ドイツバイブと電マの併せワザ”としてマエストロの定番テクニックに加えること決定! オナニー手帳にメモっとこ。あと、AGスポットのほうも徐々に開発してかなくちゃな、うん。
【私信】
anan編集部の皆様。
いつも楽しく拝見させていただいております。
セックスもたいへんよろしいでしょうが、わたくし遠藤、オナニーもそれ以上によろしいものだと思っております。いつの日かanan誌上で“オナニー特集”を組むようなことがございましたら遠慮なく御一報くださいませ。
十数年かけて築きあげた秘伝のテクニックを無償で伝授いたします。なんなら『大肛門大学』も朗読させていただきますですよ。ケッツ!
※来週の連載はお休みさせていただきます。
次回の掲載は、8月23日(土)となります。お楽しみに!
(続く)
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(C)花津ハナヨ |
遠藤遊佐 AVとオナニーをこよなく愛する三十路独身女子。一昨年までは職業欄に「ニート」と記入しておりましたが、政府が定めた規定値(16歳から34歳までの無職者)から外れてしまったため、しぶしぶフリーターとなる。AV好きが昂じて最近はAV誌でレビューなどもさせていただいております。好きなものはビールと甘いものと脂身。性感帯はデカ乳首。将来の夢は長生き。 遠藤遊佐ブログ=「エヴィサン。」 |
08.08.09更新 |
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