毎週土曜日更新! 赤裸々自慰行為宣言 遠藤遊佐のオナニー平和主義! 第8回 乙女のズリネタ 〜新春オナニー談義・その4〜 文=遠藤遊佐 |
先日、WEBスナイパーでも活躍中のライター・安田理央さんに「女性のオナネタについて原稿書くからちょっと話を聞かせて欲しい」と言われたので、学生時代からのオナネタを振り返りながら押入れの中をガサゴソしていたところ、20年くらい前にオカズとして使っていたエロ小説が続々出てきてびっくりしました。遠藤です。
20年前て。私がこれでオナニーした時に生まれた子供はもう20歳ですよ……(´・ω・‘)。
もともと物持ちはいいほうなんですけど、ことオナネタとなるとほんとに捨てられません。嗚呼、青春の汗と涙と愛液がじっとり染みついた我がフランス書院文庫よ!
20年前はまだAmazonもエロ動画のダウンロードもなかったんで、田舎のオナニー少女はおばちゃんが一人で店番してる駅のキヨスクで頬を赤らめながらオナネタを調達するしかなかったんですよね。その時の恥ずかしさや、いいネタをゲットできた時の天にも昇らんばかりの嬉しさを思い出すと、どうしても処分できないんだよなあ。今じゃAVが部屋に山積みで鬱になるくらいなんだけど……。こりゃ完全にエロ貧乏性だな。
あ、ちなみに当時のお気に入りは綺羅光の凌辱小説と森山塔の美少女マンガでした。
で、最近ブームのオナネタはといいますと、恥ずかしながらこれがもっぱら松山ケンイチ。
やっぱり人間、愛のあるセックスが一番だよね! いや、セックスじゃなくてオナニーか……まあいい、細かいことは気にすんな!
恥ずかしい思いしてキヨスクまで調達しに行かなくても、テレビつければ普通に地上波に出てるので非常にありがたいところです。
今やってるドラマの『銭ゲバ』も大変よろしい。毎週土曜日は「金のためなら何でもするズラ!」というセリフを聞いては、なんとか5000円くらいで一発お願いできないかしらとジュンと股間を濡らしております。
「銭ゲバ(上)」 著者:ジョージ秋山 価格:720円(本体価格686円) ISBN:978-4-344-41028-2 C0179 発売日:2007/10/04 出版社:幻冬舎 COPYRIGHT 2006 GENTOSHA INC. |
えー、まあそんなこんなで「やっぱりオナニーにズリネタは欠かせないよな!」という話の流れになったところで本題へ。ようやく最終回の新春オナニー談義は、メイド喫茶店員兼女子大生のFさんと“女子のオナネタ”についてツラツラ語り合いました。今回で最終回です。
――そうですよ、オカズ! 遠藤もFさんみたいな若い女の子にはそこんところをねちねちと聞きたいと思ってたんです!
Fさん「私は腐女子なんで、ここ10年ほどはBLですよね〜」
――私のスケベ心を物ともせずにサラッと言ってのけるFさん。
Iさん「それはあくまでもBLであって、やおいではないんですね?!」
――えー、その2つってどう違うの? ファックしてないやつはBL?
Fさん「まあ、とりあえずチンコが2本あればいいんですよ」
――男らしいなあ(笑)。普通のエロマンガとかじゃダメなの?
Fさん「うーん、お尻の穴が好きなんですかねえ(た、たぶん違うと思う……)。
普通のエロマンガでも興奮はするんですけど、すごい単純なオナニーになっちゃう。自分がノらないんですよ。ただムラムラ心を刺激されるだけで“萌え”がないんです。BLだとムラムラしつつ萌えるというか」
――あー、そうか。愛あるセックスとそうでないセックスみたいなね。確かに萌えがあるかどうかっていうのは、平和なオナニーかそうじゃないオナニーかを分けますね。
私は妄想でする時は、わりと余裕あるいいオナニーって感じがするなあ。AVとかがオカズだともっと日常的なガーッとやって終わるオナニーになる。
Iさん「じゃあ、海原雄山とかが出てくると平和な感じになるわけですね」
――ぽわーんてしながらね。そういう時はあんまり道具も使わないですよ。
Iさん「BLとか海原雄山がオカズだと、さっき言ってたみたいに2分や3分で終わるってこともなく……」
Fさん「もっと楽しんでやろうと思いますよね」
Iさん「ちなみに、2〜3分で終わる時もオカズは必要なんですか?」
――そりゃ、あるに越したことはないですよー。オカズがなくても電マがあればイケるけど、そんなオナニーは下の下です! 質の悪い中○製みたいなオナニーです!(←暴言)。
\x87Tさん「ああ、昼から会議があるからゆっくり食事できないけど、とりあえずお腹だけ満たしとこうみたいな……」
――まさに10秒チャージですよ。わびしいなあ。まだね、オカズだけでもあれば家でご飯炊いてコンビニでお惣菜買ってきて……っていうくらいの潤いはキープできるでしょ。
Fさん「安心感が違いますよねー」
\x87Tさん「なるほど。だいたいがオナニストっていうのは孤独なものですから、こういうレベルの高いオナニストが集うっていうことはなかなかないじゃないですか。せっかくだからお互いに聞いてみたかったことってあります?」
――うーん、確かに女同士でオナニーの話することってあんまりないですよね。する機会があってもこんなふうに足並みが揃うことってなかなかないんです。
\x87Tさん「ふーん」
――いや、ほんとにたまに話しても「彼氏がオモチャ使いたがるんですけどどうしよう〜♪」とかそんなのが多いわけですよ! だから、私は20年くらい自分がやってるようなのが女子オナニーのスタンダードなんだと信じてたんですけど、本当のところどうなのか最近自信がなくなってたんですよね。
Fさん「ふんふん」
――でも、やっぱり私こそがスタンダードだと今日確信しました! Fさんありがとうっ!
\x87Tさん「遠藤さんが思う女子オナニーのスタンダードってどういうものなんですか?」
――えっと、だから“毎日歯を磨くように欠かさずやる”。あと“質実剛健”。見た目がオシャレだけど使えないバイブとか言語道断ですね。それとここは重要なんですが、彼氏がいるいないとかセックスするしないとかとは切り離すべき。
……\x87Tさん、どうして笑ってるんですかっ?!
\x87Tさん「いやいやいや、大事なことだなあと思って(笑)。ところでFさんは彼氏がいらっしゃらない時期もあったと思うんですが、そういう時と今とではオカズに変化ってありますか?(そしらぬ顔で話題を変えるスゴ腕編集者\x87Tさん)」
Fさん「うーん、彼氏がいる時は思い出しオナニーが増えますね」
――お、いいこと言ったっ! わかるなあ、それ(大きくうなずく)。
最後になってちょっとだけ乙女っぽい話になりましたね。うふふ。
Fさん「でもそれくらいですかね。あとセックスが忙しくてオナニーする時間が足りなくなるとか」
――そ、そうなの?(泣)。
↑こうして初の女子オナニー対談は無事終了です〜。Fさん、お疲れさまでした!
とまあ、こんな感じでお送りしました38歳熟女オナニストと21歳腐女子オナニストの新春女子オナ談義。いかがでしたでしょうか。
遠藤の感想としましては、まず第一に「俺、話まとめるの下手だなあ」と思いました……(泣)。Fさんがせっかく赤裸々な話を聞かせてくれたのに、彼女の熱いオナニー愛がちゃんと伝わってるかどうか心配です。いや、実際に話してる時はもっとメチャメチャ盛り上がったんですよ。おかしいなあ……うう。
そしてもう一つ。Fさんと話したことで、おばちゃんたらオナニー話の楽しさに目覚めてしまったみたいです。
この対談以来、普通の友達にも「ねーねー、どんなオナネタ使ってんの?」とか聞きたくてしょうがありません。ああどうすれば。
……ということで、引き続き遠藤と赤裸々なオナニートークをしてくださる女子、募集しております。熟女でも老女でももちろん可。
あ、「オナニーそんなにしないんですけどぉ……」って方でも結構ですよ。あくまで一般的な女子オナの実態を知りたいと思っておりますので、是非お気軽にご連絡くださいませ。
(続く)
(c) 花津ハナヨ |
遠藤遊佐 AVとオナニーをこよなく愛する三十路独身女子。一昨年までは職業欄に「ニート」と記入しておりましたが、政府が定めた規定値(16歳から34歳までの無職者)から外れてしまったため、しぶしぶフリーターとなる。AV好きが昂じて最近はAV誌でレビューなどもさせていただいております。好きなものはビールと甘いものと脂身。性感帯はデカ乳首。将来の夢は長生き。 遠藤遊佐ブログ=「エヴィサン。」 |
09.01.31更新 |
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