不定期連載 "抱き枕系"コラム! すあまにあ倶楽部 第10回 DVD『人妻変奴通信』の紹介 文=抱枕すあま 【注意!】非常にハードな鞭責めの画像が含まれておりますので、この手の責めが苦手な方や心臓の弱い方はご覧にならないで下さい。 |
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私は、セーラー服が大好きです。どれくらい好きかというと、中身の女子高生の身体よりも、外側のセーラー服の方が好きなくらいです。ミカンに例えるなら、中身は食べず、外側の皮だけ食べるような感じです。そのため、普段からAVもセーラー服モノで、かつ女優さんがセーラー服を着た状態のものしか見ないのです。
そんな訳で、セーラー服にしか興味がない私は、人妻モノが好きな方の気持ちがサッパリ分からないのです。だって、女子高生に見せるためには、学校の制服を着せておけばOKですよね? しかし、人妻というのは、特に外見上で判断できないですよね? できるとするならば、結婚指輪の有無くらいでしょうか?
それに、人妻には団地妻とか、マンション妻とか、一戸建て妻とか、細かな違いがあります。しかし、外見だけではそのような区別が付きませんよね? だって、セーラー服なら、どこの学校の制服なのかまで特定することができるのです。それに、1歳程度の誤差で年齢を特定することだってできるのです。しかし、人妻モノのDVDを見ても、田園調布の人妻なのか、千歳船橋の人妻なのか、区別のしようがありません。ひょっとすると、妊娠線の有無や子供の数なんかも、マニアの心を刺激したりするのでしょうか? このように、私には人妻モノが好きだという人が、どこにこだわりを持っているのかが、まったく理解できないのです。
それに、人妻モノって、基本的に巨乳ですよね? 私はロリコンなので、オッパイの大きさは、Aカップが理想なのです。オッパイが小さいと悩む女性の皆さん、気にすることはありません。私のように、小さいオッパイが好きな人がいるのです。まぁ、こんなことを私が言っても、「小さいオッパイのままだと、すあまが喜ぶだけだから、絶対に豊胸手術しよう!!」などと思われかねないのですが……。
前置きが長くなりましたが、今回のすあクラは、このように私が最も苦手とする人妻モノのDVDをご紹介したいと思います。なぜこのようなことになったかというと、友人である「SCRUM」の総帥であるF氏が、人妻モノのDVDを撮影したのです。しかも、撮影を秋葉原にある緊縛DVD専門店の「サンショップ」で行なっていたり、道具をSMグッズの「エピキュリアン」が提供していたり、現場のスチール撮影をN氏が担当していたりと、私の友人が揃って撮影に参加しているのです。これは、是非とも見なくてはなりません。そして、「SCRUM」のF氏に、監督としてなぜ私を呼ばなかったのかを糾弾する必要があります。
先日も仲間内で飲んでいたら、このDVDの話題になり、「あの撮影は壮絶だった。もう二度と行きたくない」「女優さんが撮影中に倒れちゃったからね。一本鞭の後の蹴りで、内蔵やられたんじゃないの。吐きそうだったし」などと、非常に気になる話ばかりが続出したのです。しかも、責めは『S&Mスナイパー』本紙でもお馴染みの風見蘭喜氏です。ハードな責めが好きな私は、すぐに「SCRUM」総裁のF氏を訪ねることにしたのです。
す 「なんだか、すごい作品を撮影したらしいね」
F 「まあね。『人妻変奴通信 〜破滅願望の女〜』っていうんだけどね。ちょっと見てみる?」
(二人で一緒にDVDを鑑賞する)
す 「人妻モノだけど、妊娠線はなさそうだね」
F 「なにを気にしてるの?」
す 「えっ!? 人妻モノが好きな人って、妊娠線の有無とかの情報が必要じゃないの? それと、停止線もなさそうだから、一旦停止の必要はないみたいだね」
F 「お前は一体どこ走ってんだよ!!」
す 「うわっ! 何これ。めっちゃハードじゃん。皮膚が切れて身体が真っ赤だし……。これって、鞭というより、ベルトそのままじゃないの?」
←倒れていたのに、カメラ撮影のために無理矢理立たされている女優さん。この後、また倒れたらしい……。
F 「正解! 実はね、風見さんにベルト貸してっていわれて、貸したらこんな壮絶なことになってた。女優さんもさ、撮影中に何度も倒れるから、みんなが心配して『大丈夫?』って聞くんだけど、『全然平気です』とかって言うからいけないんだよね。そんな挑発的なことを言うから、風見さんもどんどん責めがきつくなっていくしさ。撮影後に女優さんのオッパイを見たら、乳輪のところから乳首が取れかけてたし……」
す 「『全然平気』とかって、それは絶対に言ってはいけない一言だよ。だって、ハードな責めが売りの人に対して、『平気です』とかって言われると、通常よりもさらにハードな責めをしなくてはいけなくなるんだから。全力で鞭打ちしているのに、平気だとかいわれたら、責めてる方が怖くなっちゃうし。それにしても風見さんの鞭の使い方は、高校球児のようだね。鞭を振り下ろした後、まるでセンターのバックスクリーンを見上げているかのようだもの。ホームラン狙いの全力スイングをされたんじゃ、さすがに身体中が真っ赤になるよね。もう、内出血とかっていうレベルじゃないし」
←これだけ身体に鞭の跡が付いているのに、さらに鞭打ちされます。
F 「撮影が終わった後、女優さんに何度話しかけても、『ただのしかばねのようだ』と表示されるような状態だったし。お陰で、最後のインタビューも撮れなくてさ。今回ばかりは、女優さんがこのまま死ぬんじゃないかって、マジで心配だったんだから。撮影後の数日間は、撮影のことで警察に呼ばれないか、ずっとビクビクしてたし」
す 「それで、撮影後はどうしたの? 女優さんを家まで送っていったの? だって、もう動けるような状態じゃないよね」
F 「一応、最寄りの駅まで送って行ったんだよ。だけどさ、撮影が夜からはじまったから、駅に着いた頃は朝の出勤のピークでさ、人がもの凄く多かったんだ。それなのに、女優さんの私服がミニスカートにノースリーブだったから、身体中が傷だらけなのが一目で分かるんだよね。車から女優さんを降ろしたら、周囲がザワザワしだしたから、とっとと逃げてきたよ」
←ミニスカートからこんな太股が露わになったら、そりゃ朝の駅は大変なことになりますよ。
す 「相変わらず、総帥は鬼畜ですなぁ……」
F 「実はね、心配で次の日に女優さんに電話したんだよ。この女優さん、本当に殺されると撮影中に思っていたらしいよ。確かに、風見さんの目がマジだったからね。だけどさ、『今度撮影するなら、ソフトなAVと昨日みたいなハードなSM作品とどっちがいい?』って聞いたら、『絶対にハードなSM作品!!』だってさ。あっ、そうそう、次回作で監督やる? この後の作品だから、さらにハードなことやって貰わないと」
す 「む、無理ッス……」
※『S&Mスナイパー』2007年11月号の『極悪通信』にも、関連記事が掲載されています。
抱枕すあま 『SM探偵団』(ガッツ)で男優兼監督としてデビュー。その後、カメラマン、照明を経てスタッフその3となる。着実に一歩ずつ大物監督へのステップを踏み外している。最近では、『SM魔女狩り審問会』(エピキュリアン)において、金属製拘束具のデザインおよび製作を担当した。抱き枕との生活を綴ったブログ『すあま日記帳』もある。 |
07.11.01更新 |
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