毎週土曜日更新! オナニーマエストロ遠藤の ぶらりエログッズの旅 第31回 年末大掃除・マエストロの超整理術! 文=遠藤遊佐 ←誰が置いたんだ。昼間からジュンとなってしまうので、やめていただきたい。 |
今年も残すところあと3日。いやあ、思いっきり年末ですねえ!
我が家でも老母が大掃除に奮闘中。さっき「お母さん高いところには手が届かないから手伝ってちょうだい!」と言われ、しぶしぶ神棚の掃除を始めたところ、こんなものが。
だ、男根……なぜ? しかもかなりイイそっくり返りっぷり。
チンコ大明神、来年こそはよろしくお願いします。いろいろと……。パンパン(柏手)!
家族ぐるみで神頼み。オナニーマエストロ遠藤です。
さて、そんな慌しい年末ですが、オナニスト的には盆も正月も関係ありません。
いや、むしろコタツでみかん食って寝てるだけの正月こそ、みっちりじっくりねっとりとオナニーを楽しむチャンス。
できることならば新しく購入したエログッズとともにフレッシュな気持ちで新年を迎えたい。
というわけで、大掃除で一人テンパる老母を尻目に、次回のエログッズを選ぶべく「新宿アートセンター」さんのカタログをパラパラとめくっておりました。
うーん、毎回のことながらオシャレな表紙だなあ(でも内容は主にオナホールとか)。
きっとこのラブラブな外人さんカップルも、家に帰ったらアナルプラグでスカトロプレイしたり、股間にとびっこ仕込んだままファミレスで飯食うプレイしたりしてるんだろうなあ。可愛い顔してド淫乱、みたいなこのギャップがまたなんともいえないんだよなー。
ふむふむ、今回の巻頭特集はエアー・アイドルか。
ん? このエアー・アイドルってひょっとして抱き枕じゃないの?! す、すあまさんっ。どうですか、これ。等身大で4980円ですって!! セーラー服は着てないですけど、ビキニですよ。スリーサイズも実物と同じ。
↑そういえば、夏のアダルトエキスポで矢部美穂がPRしてました、コレ。全部で10タイプあるんだそうです。
10人のアイドルたちが、抱き枕になるためにビキニで大の字になって撮影されたんだと思うと、なんだか興奮……。
──彼女に近づく。実物大の顔が気恥ずかしく、少し胸がドキドキする。そっと、顔に触る。でも、彼女は逃げたり、嫌がったりしない。とっても滑らかな感触だ。
さあ、ベッドに一緒に入ろう。等身大エアー・アイドルとひとつのベッドにはいるとちょっと窮屈になる。それからは、好きなようにタッチしまくり……(カタログより一部抜粋)。
凄い。名文です! これは買うしかないでしょう。買っときましょうよ、すあまさん!さあ、ベッドに一緒に入ろう。等身大エアー・アイドルとひとつのベッドにはいるとちょっと窮屈になる。それからは、好きなようにタッチしまくり……(カタログより一部抜粋)。
……などと一人で興奮していたのですが。
ふと気がつくと、鬼の形相をした老母が目の前に立っておりました。
この忙しいのにお前は一人でニヤニヤと何をしておるのかと言う老母。
遠藤 「いや、ちょっと……仕事……みたいな(困った時の薄笑い)?」
母 「仕事だかなんだか知らないけど、まずそこにあるエッチな本を片付けなさい! あと、弟の部屋に勝手に置いてあるエッチなDVDも片付けなさいっ! 正月には嫁も孫も帰ってくるんだから……。ああ恥ずかしい!」
すみません、ごもっともでございます。すぐさま片付けさせていただきます……。
ニート歴が長かったためか、36歳になった今でも親の言うことには逆らえない小動物のような私。
実をいうと先日も家族全員分の年賀状200枚を書かされて腱鞘炎気味になったばかり。
痛む手でオナニーするの、たいへんだったんですよ。お母さん。
しかしまあ、そう言われてしまったら仕方がない。エログッズ選びは一時休んで、年末大掃除(という名のエログッズ整理)を始めることにしました。
確かに、自分でもなんとかしなくちゃいけないかなーと思ってはいたんですよ。
特に今年はこの連載を始めたことで、月に1つは必ずエログッズを購入してましたからね。
押し入れの中はチンコの形したあんなものやこんなものでたいへんなことになっております。
↑今年買った押し入れの中のエログッズたち(一部)。
あ、中央にあるのはエロイベントで貰ったコンドームです。タダのものは何でも貰う派なので貰ってみたのですが、一つも減ってません。
えーと、まず電マは命の次に大事だから処分できないでしょ。「トリプルGバイブ」もこないだ買ったばかりだからまだいろいろ開発したいし……。「尻ヶ原」も便秘のときには使いたいしなあ。壊れたとき用にまとめ買いしてる定番バイブもいくつかあるけど、まだ封も切ってないのを捨てるのはちょっと。
うーん、困った。そうやって考えるとどれもこれも必要な気がしてきます。
それにねえ、前にも一度書きましたけど、こういうものって捨て方が困るんですよね。うちの地域は埋立てゴミは透明な有料ゴミ袋に入れて捨てなくちゃいけないんですけど、これ全部スケスケの袋に入れて捨てたらご近所さんに村八分にされてしまう。
以前、某AV雑誌のコラムで「欲しい方にさしあげます」と告知したことがあるんですが、見事に一通も応募が来ませんでした。当たり前だ。
むう、仕方がない。これは後回しでいいか……。
次は、山積みになってるAV雑誌。
老母は「Hな雑誌」と言って怒るのですが、実際のところマエストロにはこれが「Hな雑誌」というのがわかりません。
確かに表紙に出ているのはAV女優ですけど、べつにマンコを見せてるわけじゃないですし、内容もそりゃチンコとかマンコとかウンコとかは出てますけど、私に言わせりゃこれは「情報誌」なわけですよ。「ぴあ」や「フロムエー」と同じなんですよ(あれ、違う?)。
とにかく、別にこれ見てオナニーしてるわけじゃないんですから、私にとっちゃエロ本じゃない。ということは、別に隠す必要はないわけです。
あれだけオナニーに使ってる『美味しんぼ』を100冊も本棚に並べておきながら、AV雑誌を隠すなんてちゃんちゃらおかしい。よし、理論武装完成!!
というわけで、AV誌は今までよりちょっとキレイに積んで部屋の隅っこへ寄せる。はい、終わり。
で、次は何だっけ。あ、AVか。
自分で言うのもなんですが、これはなかなか難関です。
今、私の所有しているAVは段ボール箱へ入れて、結婚して今は家にいない弟の部屋に置いてあるんですよね。えーと、たぶん全部で400本くらい。
↑その一部。あ、なぜか猿岩石のビデオが……はずかしい……。
……どうしよう。
捨てる? いや、そんな「一回ヤッた女にゃもう用はないぜ!」と足蹴にするような真似はできません。マエストロはジェントルマンなのです。
それにエログッズと同じく、こんなものを大量に燃えないゴミに出したら本格的に近所の噂になってしまいます。
うう、オナネタに飢えていた中学生時代の自分にこれを全部プレゼントできたらいいのに……。
そうだ! 母校であるH中学校の前に「ご自由にお持ちください」と書いて置いておくっていうのはどうでしょう。一躍中坊のヒーローになれること間違いなし(ダメです。捕まります)!
そういえば、昨年の年末も「弟の嫁さんが来るから」という理由で苦楽を共にした秘蔵のエロビデオ(VHS)を泣く泣く処分させられたんだよなあ。いくらなんでも2年連続で大事なオナネタを処分しなくちゃならないなんておかしいですよ……ブツブツ。いいじゃん、別に。部屋は空いてんだから。
まあ、言われてみれば確かに弟の部屋は私の物置と化してます。
こんなものや、
←『ドカベン 豪華版』
著者:水島新司
発行:秋田書店
価格:1,120 円
copyright(c)2005 AKITA PUBLISHING CO.,LTD
↑捨てられないマンガの数々。同じ『ドカベン』が文庫と愛蔵版と2種類あるあたりが頭の悪さを物語っています。
こんなものが散乱してますよ。
↑地方でしか売っていないというご当地ベビースターラーメンの袋。実は密かにコレクター。
でも、しょうがないんですよ。
だって『ドカベン』は、愛蔵版のほうがハードカバーでかっこいいけど、そっちには私が好きな山田が柔道部時代のエピソードが載ってないし。
ベビースターはいろんな知り合いに頼んで数年がかりで集めたやつだし。ハワイ限定発売のなんて、捨てちゃったらたぶんもう手に入りませんよ。ああもったいないもったいない。
結局、どれも大事なお宝なんです。ごめん、お母さん。あたしこの子たちを見捨てることなんてできない!
というわけで、マエストロは大量のAV入り段ボール箱をどうしたか。
えー、自室に持ち帰って押し入れに突っ込みました。すみません。
というわけで、今私の部屋の押入れはエロだらけ! 自分で言うのもなんだけど、すごい混沌。まさにオナニーカオス(あまりにもすごい状態なので画像を載せるのは自粛させていただきます)!!
いやあ、このまま何ヶ月か放置しておいたら間違いなく妖怪発生しますね。妖怪三つ股バイブとか、妖怪薄消し女とか。
もし、このまま交通事故にでも遭って急死したらどうすればいいんでしょうか。
泣きながら遺品のアナルバイブを整理する家族たち……。お通夜に参列してくださった方々には故人が遺した携帯用ペペローションを1袋ずつ……。うわ、考えたくないなあ。
来年の年末までには、なんとか片付けたいと思います。
ほんとです。
それでは皆様、よいお年を。そしてよいオナニーを!
(続く)
「アダルトグッズ(大人のおもちゃ)&マニアックAV オンラインショップ 新宿アートセンター」
http://s-artcenter.com/
新宿アートセンター「ACEスーパーカタログ」の無料請求もできます。 お申し込みは>>>こちら フリーダイヤル 0120−800−750 |
(C)花津ハナヨ |
遠藤遊佐 AVとオナニーをこよなく愛する三十路独身女子。一昨年までは職業欄に「ニート」と記入しておりましたが、政府が定めた規定値(16歳から34歳までの無職者)から外れてしまったため、しぶしぶフリーターとなる。AV好きが昂じて最近はAV誌でレビューなどもさせていただいております。好きなものはビールと甘いものと脂身。性感帯はデカ乳首。将来の夢は長生き。 遠藤遊佐ブログ=「エヴィサン。」 |
07.12.29更新 |
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