毎週土曜日更新! オナニーマエストロ遠藤の ぶらりエログッズの旅 第44回 禁断の乳首マシーン 文=遠藤遊佐 ←SO-ZIの文字が眩しいお掃除ロボ。ちょっとC3POっぽくて近未来風(でもやることは床掃除……)。見方によってはウォーズマンにも似ております(でも顔だけ……)。 |
ちょっと前の話になるんですが、ある日パート先に行くとお掃除ロボットが導入されていました。しかも2台。
たいして従業員数もいない、掃除は一週間に一度程度で充分という小ぢんまりした職場に果たしてこんなものが必要なのかということはさておき、一番困るのはお掃除ロボ君たちが活動しだす時間になると、残業中であろうがなんであろうが大急ぎで床の上の障害物を高いところに片付けねばならないということ。午後7時45分が近づくと社内が一斉にそわそわしだすのがわかります。
ロボ君たちが動き出した途端、鬼の形相で椅子だのゴミ箱だのを作業中の机の上に上げていくパートのおばさんたち。
それを尻目に、机の下にはまって同じ場所をぐるぐる回ったり、2台でぶつかりあって「ロボ相撲」を始めるお掃除ロボたちを、まるで我が子を見るかのような嬉しそうな表情で見守る社長(無類の新しもの好き)。
あのう、社長。そんなもの買う余力があるんだったら、時給上げてください……掃除は私がしますから……。
なんだったら掃除しながら相撲をとるのも辞さない覚悟。遠藤です(ここだけの話、わんぱく相撲で横綱になった経験アリ)。
さて、やや高めのテンションで「新宿アートセンター」さんのカタログを見るうち、自分にとってはこれまで禁断のオモチャであった“乳首グッズ”に手を染める決心を固めたマエストロ。
これからじっくりとマイ乳首デビューに相応しいグッズを選んでいこうというわけですが、本題に入る前に皆さんにまず一言謝っておかねばなりません。
これを書く前に珍しく前回の文章を読み返してみたんですけど(恥ずかしいので普段は読まない派)、俺ってばデカ乳首デカ乳首うるさいったらありゃしませんね! いやあ、全国のミニ乳首ファンの方、たいへん失礼しました。
数えてみたら1回のコラムでデカ乳首とか乳首がデカイとか13回も言ってるじゃあないか(長乳首とか茄子乳首とかの類義語を含めるとそれ以上)。どう考えても言い過ぎです!
っていうか、人間てコンプレックスについて話す時にはテンパって口数が多くなるものなんだなあ。反省のうえ、今回は落ち着いた気分でいきたいと思います。失敬失敬。( ”・ω・゛)
えー、そんなわけで、カタログの中から冷静沈着に「乳首グッズ」をピックアップすることにしたマエストロ。……なんですが、意外なことに、思ったほど乳首グッズってないんですねえ。
ページ数の限られたカタログの中から選んでいるせいもあるんでしょうが、バイブやローターといった「下半身向けグッズ」に比べると明らかに数が少ない。
考えてみれば昨今のAV界は電マだのピストンマシーンだのエログッズ責めが全盛、恐ろしいことにこんな兵器まで出てきてるわけです。
機械に犯される女たち〜これが噂の高速ピストン・メカドッグ 暴走!イヌ型アクメマシーン BOWWOW
発売:ROCKET
品番:RCT-006
発売日:2008/02/21
価格:2980円(税抜き)
(c)2007 copyright ROCKET
↑な、なぜここまでするのか……。この犬型(?)ピストンマシーン、嘘か誠か製作費3000万とのことですが、それだけあったら加藤鷹が500人呼べるのにと思うのは私だけじゃないはず。
でも、乳房(「ニューボー」と読んでください)や乳首を器具で責めまくってるところっていうのは、マニアもの以外ではあまり見たことがありません。
ということはですよ。一般的なエロ界では、明らかに乳首はマンコよりもないがしろにされているってことなんですよ。こんなに気持ちいいのに、なかなか表舞台に立つことのできない乳首オナニー。不遇の乳首オナニー。ああ切ない。
言っちゃなんですが、私などオナニー道に足を踏み入れた十数年前から“まず最初は乳首タッチ”、これ基本ですよ。
まず乳首をグリグリしているうちにズキズキするような快感が芽生え、下半身がいい具合に湿ってきますわな。そこですかさず陰核にゴー!
こうすれば「濡れてないうちに触っちゃったから、なんか痛ぁーい☆」なんてヌルいことを言わずにすむわけです。どうですか、この流れるような美しい手順。しかもバイブを使いたくなった時にも下半身はもう充分潤っているわけですからローションいらず。そう、エコ的にも優れてるんですよ。VIVA乳首! 乳首を笑う者は乳首に泣く!!
……って、なんかまた乳首乳首と連呼しているような気が。ご、ごめん。
まあ、とにかく現実として今マエストロが選ぶことのできる乳首グッズは限られているわけです。
ざっとカタログを見た限りでは、だいたいこの4種類ってところ。
まずは、スナイパー読者だったらおなじみであろう乳首クリップ。
↑ローター付き乳首クリップ「ニップルクランプス ペンデュラム」。名前がハイソすぎてどういう意味なのかはわかりません。
痛すぎない! 重くない! というキャッチコピーに惹かれますな。実はマエストロ、以前に友人に貰った(どんな友人だ)乳首クリップを試してみたことがあるんですが、ちょっと痛くて一回しか使わなかった思い出があるのです。その点痛くないというのはそそられます。
あ、でもこれボタン電池使用じゃん。軽くするためなんだろうけど、貧乏人の私にはちょっと負担が……(泣)。
そして、2つ目はコレ。成田アキラの乳ファイヤー!!
↑わかりやすすぎるネーミングが素晴らしい。
クリップが3つついているので、両乳首のみならず同時にクリトリスまで責めることができるとゆう嬉しい一工夫もアリ。そして何より成田アキラですよ。三十路後半のマエストロにとって、テレクラといえば成田アキラ、出会い系といえば成田アキラです。
恥ずかしながら「成田アキラ」と聞いただけで「なんか効きそう…」とか思ってしまったりするんですよね。うーん、これいっとくか。
──ちょっと待ってくださいよ、遠藤さん。
あ、WEBスナイパー編集部のIさん。どうしたんですかいきなり。
──いや、ちょっと遠藤さんにアドバイスをと思いまして。老婆心ながら言わせていただくと、撮影なんかでの経験上はさみ系は見た目はエロいんですけど、結構取れやすいですよ。遠藤さんみたいにジタバタ暴れそうな人には向かないんじゃないかと……。
えー、そうなのー。
実際はジタバタ系じゃなくて布団の端を噛みしめながら耐える女なんですが、Iさんがそう言うんだったら、はさみ系はちょっとキープね。
で、3つ目は……おお! 吸引器ですな。
↑「スイッチを入れると飽きのこないIC3段階の振動パターンで、乳首にじらすような刺激を与えてくれます」ですって。IC3段階! なんかよくわかんないけどハイテクっぽい「乳クリ楽園パラダイス」!
よくエロマンガに出てくるアレですよね。ご主人様が女の子のオッパイに取り付けてギューって力任せに吸引するとね、乳首がビンビンに立ってそのうちに肥大してくるんですよね。
で、最後にはなぜか母乳なんか出ちゃったりして、ご主人様が「ふふふ、そんなに乳首をデカくして恥ずかしくないのかね。ミルクまで出して…まるで乳牛だな…」なんてことを言うんですよね! 肉体改造ってやつですよね!
……却下。
いくら開き直ったとはいえ、これ以上乳首がデカくなるリスクはできれば犯したくありません。そりゃ肉体改造マンガ萌えるけど! オナネタにはよく使うけど!
そして、最後に残ったのがコレです。
↑こちらは7種類のバイブ機能。ゼブラ柄のローターもギャルっぽくてオシャレ☆
その名の「乳ピタマッサージャー 揉んだろぅ?」(笑)。
いや待て、名前は笑っちゃうけど、これはちょっとよさそうですよ。
乳首というよりは乳全体にシリコンパッドを貼り付けて刺激するというタイプ。見た目はヌーブラみたいなものなんですが、表面に突起がついてて7種類のバイブでブルブル震えると。
うーん、こういうタイプの乳首グッズは初めて見ました。乳首クリップなんかに比べると見た目は地味だけど、痛くなさそうだし、ソフト感覚で乳首が(これ以上)巨大化する心配もなさそう。
それに、せっかくエログッズの旅をしてるんだし、できるならあんまり見たことのないものを試したいって気持ちもあります。
よし、これでいきましょ。早速新宿アートセンターさんに電話電話。
これが届くまで数日間は、乳首オナニー禁止。バージン乳首で臨む所存です!
(続く)
「アダルトグッズ(大人のおもちゃ)&マニアックAV オンラインショップ 新宿アートセンター」
http://s-artcenter.com/
新宿アートセンター「ACEスーパーカタログ」の無料請求もできます。 お申し込みは>>>こちら フリーダイヤル 0120−800−750 |
(C)花津ハナヨ |
遠藤遊佐 AVとオナニーをこよなく愛する三十路独身女子。一昨年までは職業欄に「ニート」と記入しておりましたが、政府が定めた規定値(16歳から34歳までの無職者)から外れてしまったため、しぶしぶフリーターとなる。AV好きが昂じて最近はAV誌でレビューなどもさせていただいております。好きなものはビールと甘いものと脂身。性感帯はデカ乳首。将来の夢は長生き。 遠藤遊佐ブログ=「エヴィサン。」 |
08.04.05更新 |
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