「おそいひと」柴田剛、最新作。これが「さぬきビート」?!
ノーバイオレンス+ノーアングリー。
(C)2008月眠
『青空ポンチ』
監督=柴田剛
脚本=いこま
蒼い空、碧い海、青い奴らがシャウトする歓喜!?のライブセッション!!!
9月13日(土)より、ユーロスペースにてレイトショー
四国発、可能性を秘めた若者がシャウトする青春ムービー公開!
アジアの地中海とも言われる香川の素晴らしい自然をバックに、若い4人が自分達の居場所を見つけようと奮闘する一夏の青春ムービー。監督は前作『おそいひと』で「障害者による連続殺人事件」をテーマに脳性マヒの俳優住田雅清を主演にすえ、一躍注目を集めた柴田剛。前作路線を期待していた人は肩透かしを食らうであろう。いつもイカレた映画ばかり撮ってるデビッド・リンチが人情物の『ストレイト・ストーリー』を公開したときの衝撃に匹敵するのではないだろうか。次に何を撮るのか予想がつかないという点では三池崇史に近いかもしれない。
ミュージシャンとして上京したものの突然地元に戻って来たカツヲ(石田真人)、地元で家業を継いだマスオ(板倉善之)、個人コスプレ撮影会での荒稼ぎが学校にばれて祖父(蛭子能収)の家に厄介払いされてしまった玉枝(小池里奈)、香川支社にはっぱをかけに来たのはいいが逆に本社がヤバくなり東京に戻れなくなったサラリーマン舟木(山本剛司)、この4人がひょうんなことから集まり、地元の花火大会のイベントライブ出場を狙う。
黒いスクリーンに「若い頃はかならずバンドをやったほうがいい」と白文字が出、GS入った歌謡艶歌ロックが流れ出す。誰かと思ったらジッタリン・ジンが歌う主題歌「恋のルアー」でした。ガールズバンド「Whiteberry」がカバーしてヒットした「打ち上げ花火」のオリジナル・アーティストです。この曲聴いただけで甘酸っぱい気持になりますね。劇中でマスオ達が演奏しますよ。その演奏する前にスタジオで練習するシーンがあるんですが、何故かこのアップテンポの曲をドゥームメタルっぽくスロー&ヘヴィに弾いてて笑ってしまう。で、ドラムが玉枝役の小池里奈ちゃん15歳! サイコー! スリーサイズはB.72 W.55.5 H.83.5、サイコー! ついでに靴のサイズは23.5cm。しかもメガネっ娘で叩いてるんです。愛読書が「Chu-Boh」と「Cream」な諸兄は絶対この映画を観るべき。その他のシーンでも赤いアディダスジャージにTシャツ、制服+膝上スカート+ルーズソックス、ゴスロリファッション系のピンクロリータひらひらスカートなどなど、もう鼻血ブーです。ボブ・ディランなら「は〜なじピ〜ユ〜(how does it feel)」ですよ。
メインの4人はそれぞれキャラ立ちしてて凄く面白いんだけど、オレ的に注目した脇役はカツヲの後輩役の戸田比呂子と小池里奈の祖父役を務めた蛭子能収。スクリーンに映った瞬間、「あ、蛭子さん、太った?」、血色いいのが逆に不安。里奈ちゃんに頭から蕎麦ぶっけられるし。いくら映画とはいえカワイソす。だってもう61歳ですよ。あ、まだ61歳って言うべき? 最後のシーンではホーナーのヘッドレスベース弾いてますけど、ある意味レアな映像。しかもなんか変だなーなんだろーなーとスクリーンを睨みながら考えてたら、ベースの持ち方が、ハッ、蛭子さん左ききだ! 知らなかった。ちなみに同じシーンでギターを弾くサラリーマン舟木のギターがシャーベルの変形Vモデル。シャーベルですよ!ジャクソン社に吸収合併されたてからもうずいぶんたちますからね。たぶん20年以上前のギターだと思われます。こちらもレアですな。
そしてもう一人の注目が、戸田比呂子(1985年生まれ)。この娘がまたカワエーの。清純派系かな。浴衣とウェディングドレスのシーンがあるんだけど、もうキャプチャーしてPCの壁紙にしたいくらいっす。画像検索でググっても771件って少な過ぎ(戸田恵梨香とかもひっかかるから実際はもっと少ない)。戸田比呂子をもっと応援しましょう。
7月香川県から公開を開始した『青空ポンチ』、東京近郊にお住まいの方は夏が終わる前に急いで劇場へ!
『青空ポンチ』
9月13日(土)より、ユーロスペースにてレイトショー
監督=柴田剛
監修=いこま
キャスト
石田真人
板倉善之
小池里奈
山本剛志
他
製作=月眠
2008|日本|100分|カラー|(C)2008月眠
関連リンク
「青空ポンチ」公式サイト
ノーバイオレンス+ノーアングリー。
(C)2008月眠
『青空ポンチ』
監督=柴田剛
脚本=いこま
蒼い空、碧い海、青い奴らがシャウトする歓喜!?のライブセッション!!!
9月13日(土)より、ユーロスペースにてレイトショー
四国発、可能性を秘めた若者がシャウトする青春ムービー公開!
アジアの地中海とも言われる香川の素晴らしい自然をバックに、若い4人が自分達の居場所を見つけようと奮闘する一夏の青春ムービー。監督は前作『おそいひと』で「障害者による連続殺人事件」をテーマに脳性マヒの俳優住田雅清を主演にすえ、一躍注目を集めた柴田剛。前作路線を期待していた人は肩透かしを食らうであろう。いつもイカレた映画ばかり撮ってるデビッド・リンチが人情物の『ストレイト・ストーリー』を公開したときの衝撃に匹敵するのではないだろうか。次に何を撮るのか予想がつかないという点では三池崇史に近いかもしれない。
ミュージシャンとして上京したものの突然地元に戻って来たカツヲ(石田真人)、地元で家業を継いだマスオ(板倉善之)、個人コスプレ撮影会での荒稼ぎが学校にばれて祖父(蛭子能収)の家に厄介払いされてしまった玉枝(小池里奈)、香川支社にはっぱをかけに来たのはいいが逆に本社がヤバくなり東京に戻れなくなったサラリーマン舟木(山本剛司)、この4人がひょうんなことから集まり、地元の花火大会のイベントライブ出場を狙う。
黒いスクリーンに「若い頃はかならずバンドをやったほうがいい」と白文字が出、GS入った歌謡艶歌ロックが流れ出す。誰かと思ったらジッタリン・ジンが歌う主題歌「恋のルアー」でした。ガールズバンド「Whiteberry」がカバーしてヒットした「打ち上げ花火」のオリジナル・アーティストです。この曲聴いただけで甘酸っぱい気持になりますね。劇中でマスオ達が演奏しますよ。その演奏する前にスタジオで練習するシーンがあるんですが、何故かこのアップテンポの曲をドゥームメタルっぽくスロー&ヘヴィに弾いてて笑ってしまう。で、ドラムが玉枝役の小池里奈ちゃん15歳! サイコー! スリーサイズはB.72 W.55.5 H.83.5、サイコー! ついでに靴のサイズは23.5cm。しかもメガネっ娘で叩いてるんです。愛読書が「Chu-Boh」と「Cream」な諸兄は絶対この映画を観るべき。その他のシーンでも赤いアディダスジャージにTシャツ、制服+膝上スカート+ルーズソックス、ゴスロリファッション系のピンクロリータひらひらスカートなどなど、もう鼻血ブーです。ボブ・ディランなら「は〜なじピ〜ユ〜(how does it feel)」ですよ。
メインの4人はそれぞれキャラ立ちしてて凄く面白いんだけど、オレ的に注目した脇役はカツヲの後輩役の戸田比呂子と小池里奈の祖父役を務めた蛭子能収。スクリーンに映った瞬間、「あ、蛭子さん、太った?」、血色いいのが逆に不安。里奈ちゃんに頭から蕎麦ぶっけられるし。いくら映画とはいえカワイソす。だってもう61歳ですよ。あ、まだ61歳って言うべき? 最後のシーンではホーナーのヘッドレスベース弾いてますけど、ある意味レアな映像。しかもなんか変だなーなんだろーなーとスクリーンを睨みながら考えてたら、ベースの持ち方が、ハッ、蛭子さん左ききだ! 知らなかった。ちなみに同じシーンでギターを弾くサラリーマン舟木のギターがシャーベルの変形Vモデル。シャーベルですよ!ジャクソン社に吸収合併されたてからもうずいぶんたちますからね。たぶん20年以上前のギターだと思われます。こちらもレアですな。
そしてもう一人の注目が、戸田比呂子(1985年生まれ)。この娘がまたカワエーの。清純派系かな。浴衣とウェディングドレスのシーンがあるんだけど、もうキャプチャーしてPCの壁紙にしたいくらいっす。画像検索でググっても771件って少な過ぎ(戸田恵梨香とかもひっかかるから実際はもっと少ない)。戸田比呂子をもっと応援しましょう。
7月香川県から公開を開始した『青空ポンチ』、東京近郊にお住まいの方は夏が終わる前に急いで劇場へ!
文=ハル吉
『青空ポンチ』
9月13日(土)より、ユーロスペースにてレイトショー
監督=柴田剛
監修=いこま
キャスト
石田真人
板倉善之
小池里奈
山本剛志
他
製作=月眠
2008|日本|100分|カラー|(C)2008月眠
関連リンク
「青空ポンチ」公式サイト
DJハル吉 7"インチ専門DJ。得意なジャンル:童謡とノイズ。その他インディーズ翻訳家兼作曲家。曲を演奏してくれるオーケストラ募集中。鳥の唐揚げが大好き、あとラム肉。座右の銘「猫は野良に限る」。 DJハル吉サイト=「峠の地蔵」毎週月曜更新 |