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デザイン・フェスタ vol.30
2009年10月24日(土), 25日(日) 11:00 - 19:00
東京ビッグサイト 西1, 2, 3, 4ホール, アトリウム & 屋外
International Art Event DESIGN FESTA vol.30

昨日、そして本日も東京国際展示場で行なわれている“アートの祭典”デザイン・フェスタ vol.30。国内外から集まる様々な作品は立体や平面、パフォーマンスなどあらゆる表現手法がとられています。そこで手に取ることができる作品たちのほんの一部を、ネットワーカーばるぼらさんの案内にてご紹介です。
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最初に書いておく。ここで取り上げる「デザインフェスタ」は10月の24・25日の二日間開催で、時間は11時から19時まで。場所は東京ビッグサイト。もし貴方が日曜日にこの記事を見ていて、東京近辺に住んでいるなら、これから出かければ間に合う。入場料は1000円。



デザインフェスタは1994年にスタートしたオリジナル作品の展示/即売会。主催者側の説明に「アジア最大級のアートの祭典!」とあるように、アーティスト/クリエイター志望の人々が多く参加している。販売物で目立つのはアクセサリなどの雑貨、洋服、ポストカード、絵画、人形などだが、ヘアメイク・アーティストはその場でスタイリングをしてくれるし、ミュージシャンはその場で歌っているし、パフォーマンス集団は何か変な動きをしている(土曜日は緊縛の実演をしている女性集団がいたが撮影禁止だったので紹介できない)。彼らはお金を払ってスペースを借り、そこで思い思いの表現と(内容は無審査)、不特定多数へのプレゼンテーションを行なっているわけだ。生徒全員が露店を出している学園祭みたいなもの、といえばいいのだろうか。よく言われるのは「サブカル版コミケ」である。

今回は土曜日に足を運んだので、「具体的にどんなのがあるの?」の実例としていくつか紹介したい。断っておきたいのは、ワタシは二次元(紙モノ)は好きだが三次元(立体物全般)が苦手なため、購入したのはポストカードや本のみ。なので、この記事だけでデザフェスを「ポストカードが多いのか」と思ってしまうのは危険である。実際は平面より立体が十倍多い。ワタシは常々、ダイレクトで、意味の明瞭な、何の間違いもない作品が世間には溢れすぎていると思っている。ならば今、表現でもがいているのは、曖昧で、無表情で、抽象的な、伝えたいことを上手く伝えられない作品達ではないだろうか。それを見つけていきたい。

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『200605「恋をしたら心に斑点ができた」』

『秘密』

会場に入ったら一番最初に目に入ったのでポストカード購入。細い線で描かれる女性の表情の虚ろさを、点描の影が深めている。月経、妊娠、出産および生と死のイメージなど、「女の人の周辺」を描くことが多い、とのこと。

ポストポッパーズ
ポストポッパーズ(左・リリカルロリカル/右・藤城嘘)

藤城嘘

リリカルロリカル

最近『QuickJapan』でも紹介されていたアート集団・ポストポッパーズ。主催者の藤城嘘とリリカルロリカルの二人の作品が並んでおり、いくつか購入。前者は写真を購入すると裏にイラストを描いてくれる、というものだった。後者は無表情なのか少しは楽しいのか判断しづらい表情の女子が、非現実的なコラージュの一要素に収まっているイラストレーション・カード。

ニシムラマホ
『創世記』

ボールペンによる記号的な世界描写が気になり、ポストカードと迷って本形式の方を購入。『創世記』はページをめくるごとに同一の絵に線が増えていく、つまり世界が創られていく様子を描いたものだった。昔、岡崎京子といとうせいこうが『ハプニングみたい』という本で似た流れを作っていたが、こちらはより抽象的。11月には名古屋・静岡・京都のイベントに出展するようだ。

ほうやさゆり
ポストカード

ポストカード

飛込みをする水泳選手のイラストが、シンプルだがインパクトが強かったのでポストカード購入。一緒に買った、同一作者によるリボンをつけた女の子のイラストと並べると、表現のふり幅が分かりやすい。他にも多種並んでいた。

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ポストカード

『self-eficacy(自己効力感)』

「自己効力感」などの心理学っぽい名前がイラストごとについていたはずだが、どれがどれか忘れてしまった。色の濃さと構図が妙に気になったのでポストカード購入。女の子と、風景のようにも、心に潜む魔物のようにも見える背景の組み合わせ。今気付いたが買ったイラストはすべて水を連想させる、気がする。『ARTs*LABo』にも参加。

(4xxxx.org)
ポストカード

ポストカード

何年か前にエロティックな唇の厚さが気になってポスターを買ったことがあり、同一の図版がポストカードになっていたので再び購入。しかし今回はそちらの描きこんである方よりも、ラフなドローイングの方が興味をひかれた。他にもいくつか絵のスタイルがあるようだが、多様性を見せたいのだろうか。

suzuko
『(遊園地)』

『(多眼)』

前から気になっていたサイト掲載イラストのポストカードがあったので数枚購入。何人も同一ポーズでこちらを向いているもの、目が複数あるもの、などなど。どれも過剰さで誤魔化すような態度のない、引きのイラストだと思う。今後の予定はCOMITIA90にて創作アンソロジー本『Teenage Fanclub』に参加とのこと。

わかめ
『(セーラー服の少女)』

ポストカードがいくつか並んでいたが、一番気になったセーラー服女子のイラストはポストカードがなかったので、その絵を無理言って購入。気になったのは赤いリボン、ではなく、目の描き方で、あるかないかギリギリの描きこみで表情が読めないところに惹かれた。

ゴトーヒナコ
ポストカード

『水源』

アブラムシかと思った複数女の子の感覚が気になり、ポストカードと画集『水源』を購入。『水源』は方眼用紙のマス目にレイアウトされた、淡い色使いのペン画の女の子イラスト(ウェブ公開したもの)を収録したもので、今日マチ子と同質のものを連想した。

由丹
『オウガ』

『へとへとヘッドフォン』

水彩タッチのイラストが欲しくなったのでポストカード数枚購入。会場ではツノの生えた朱色のイラストの方が欲しくて、ヘッドフォンをした少女のイラストはなんとなく買ったのだけども、今はなぜフォークを持っているのか、上の蛍光灯のようなものがあるが屋内なのか屋外なのか、ということが気になりはじめてしまった。

『TYPE FLAVOR』
『TYPE FLAVOR』

気がつくと少女イラストしか買っていないという事態に気付き、何かないかと探したところ、書体ポストカードという妙な作品があったので19枚まとめて購入(1枚50円)。特に有名書体Helveticaがないところが気に入った。名刺をもらい忘れたが、緑陽社という印刷所の隣、4階で売っていた。


改めて説明すれば、イラストレーションは80年代までは雑誌など「紙」が主要なメディアだったが、90年代から少しずつ変動する。一つはDTPの導入により印刷工程が一度リセットされ、紙媒体での挿絵の需要が減ったこと。もう一つはアニメやゲームの技術・品質向上によって、紙以外でのイラストレーションの需要が高まったこと。90年代以降というのは、漫画・アニメ・イラストの境目がぼやけていった時代であったと思う。漫画に影響を受けたからといってその人が漫画で表現するわけではない時代が今である。

他にも何十枚か買ってはいるのだが、すべては載せない。できれば実際に足を運んで欲しい。次回(第31回)は2010年5月15・16日開催。
取材・文=ばるぼら

アートイベント デザイン・フェスタ[東京ビッグサイト]
一般入場券
当日券 \1,000
※再入場可
※小学生以下無料
会場
東京ビッグサイト
〒135-0063 東京都江東区有明3-21-1
TEL: 03(5530)1111(代表) FAX: 03(5530)1222


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ばるぼら  ネットワーカー。周辺文化研究家&古雑誌収集家。著書に『教科書には載らないニッポンのイ ンターネットの歴史教科書』『ウェブアニメーション大百科』など。なんともいえないミニコミを制作中。
「www.jarchive.org」 http://www.jarchive.org/
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09.10.25更新 | レビュー  >  その他
文=ばるぼら |