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読者参加企画・インターネット時代の我流縛り方講座
縛りたいけど相手がいない、縄に興味はあるけど最初の一歩が踏み出せない、そんなSMマニアの皆様のために、AV監督・真咲南朋さんが一肌脱ぎます!! 生身の女性を現実に縛った時、妄想と違っているのはどんなところ? 縛られた側の感想、ダメ出し、要望は? 奥深き縛りの基本を、教科書じゃなくコミュニケーションから探る新シリーズです。
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「久しぶりに縄で縛られたいな......」
と、軽い気持ちで編集部のIさんに話したらとんとん拍子に企画が進んでしまいました。
企画内容としては普通に縛られるM女的なものではなく、縛られているくせに上から目線でものを言う女(真咲)の緊縛講座初級編というもの。しかし、そもそも私は縛師ではないし、SMの女王様でもない。そんな私が偉そうに何を言ったらいいのか? 当日まで結構悩みました(意外と小心者なので......笑)。
縛られ歴としては名立たる有名緊縛師のプロフェッショナルから縄を買いたての素人さんまで様々な人に縛られたことがあり「うっとりする良い縄」と「死ぬほどイライラする縄」の違いは自分なりに感じ分けられると思っています。
先に言っておくと「良い縄」というのは縄の扱いがうまい、色んな縛り方をマスターしている、ということではないんです。
だからもちろん「悪い縄」というのも縛りが下手ということでは決してありません。
今回の企画では縛り方というよりも人を縛るスタンス、心構えについて一緒に学んでいくことにしました。
参加者の一馬さんは縛りを真剣に勉強中だそうで、どういう風に私を縛りたいかが明確でした。将来は緊縛師になりたいという夢もあるそうです。
出会ってすぐに縛る、という非現実的な空間で彼も私も最初は緊張していました。彼も私となかなか目を合わせてくれないし、私も自分の恥ずかしい姿(下着姿ってだけで不覚にも緊張!!)に正直戸惑っていました(笑)。
会話もそんなになく、彼は黙々と自分の覚えている縛り方を思い出しながら頑張っていましたね。私はそれをじっと見つめていました。
目が合う瞬間を待っていましたが、なかなか合わなかったので
「たまに私の目を見てくれたり、気にかけてくれると嬉しいなあ」とアドバイスすると 、 「痛いですか?大丈夫ですか?」と私を気遣う言葉がでてきてだんだん会話自体が増えていきました。
縛り手が縛っていることに夢中になってしまい、縛られている方のことを忘れてしまうと縛られているほうは不安になってしまったりするんです。この人私のこと見てない、まるでモノを縛っているみたいだなーって。もちろんそういう"無理やり縛るプレイ"的なものも良いでしょう。でもそれは経験を積んでからじゃないかな。
はっきり言って相手の気持ちが分からない人には縛って欲しくない!!
某緊縛師の人に縛られた時、どんなに凄い縛りをしてくれるんだろうと期待していたんです。でも結果はそんなに良いものではなかったんです。私が普段とは違う痛みを不安に思い、痛いといっても気遣いの言葉一つなく、我慢しろと言われ......その人は私の表情を全く見ず、進行していきました。
もう、最初の瞬間から身体も心も彼を拒否していたんですよね。最後まで「ただ辛い縄」でした。どんなに経験が豊富でもそういう気遣いができないとそれは「悪い縄」だと思います。
その点、一馬さんは優しくて良かったと思います。このまま縄の勉強を続けていつか、気遣いがありながらの強引な男らしい緊縛プレイとかできるようになったら素敵ですよね。
基本の後手縛りはしっかりと縛ってくれて気持ちよかったです(笑)。縄の締め付け具合も何度かやるうちにマスターしていました。
私個人としては、胸の所に「縄」と「腕」がくる時が一番ドキドキして興奮する瞬間なのでここでガッシリと気持ちを乗せていただくと最後まで相手の人を信頼できる気がします。背後から一言声をかけてくれたり、言葉はなくてもさり気ないボディタッチで私を安心させてくれたり、そういうのがあると「はい、私の身体預けます~」って気分になるんですよ。
後手縛りが完成したところで、今度は彼が初めから知りたがっていた足の縛り方レクチャー開始。手を金具のところに引っ掛けられて、腋全開!!
まさか足を吊られると思っていなかった私はここで大いに辱めを受けました(笑)。パンティは勿論はいていますが、足を広げさせられ、股間を相手に見られる気持ちは本当に恥ずかしい。でもこの恥ずかしさが妙に心地よかったりもして......なんか変な感じでした。
こういうのってガッチガチに縛られていなくてもこれだけで興奮できるというか......濡れちゃうんですよね。だから言葉責めとか大切なのかも(しゃべり過ぎもNGだけど)。
ちなみにこの時は、一馬さんも凄くリラックスしていて楽しみながら縛ってくれている気がしましたね。
最後に縄のとき方を伝授。私は縄がするするととけていく時って悲しい気持ちと嬉しい気持ちで涙が出たりするんですよ。だからこの過程って凄く重要だと思います。
縛る時も縄をとく時も同じように相手を気遣って縄で抱きしめてくれると嬉しいものです。
最後は私の身体にできた縄痕を見てもらい、縄の締め付け具合、体重がかかっていたところをチェックしておしまい。
あっという間に時間が経ち、一馬さんは「時間が過ぎるのがとても早かった」とビックリしていましたが、本当にその通り。
考えてみると私も人に身体を触れられることが久々だったためか、結構緊張していたなあ......(苦笑)。
次回は上から目線でビシビシ言っていくので宜しくお願いします!
本当に縛りを勉強したい、とにかく人を縛ってみたい!という熱い情熱を持った人がいたらご応募お待ちしております!!
文=真咲南朋
■撮影を終えて~一馬さんからのご感想~
講習会のつもりだったので、最初は教室みたいなところで教えてもらって、実践編はまた別のところで撮るのものだと思ってたんですけど、えっ、いきなり本番?みたいな(笑)。今日学んだ縛り方を家に戻って復習して、もう一回、実践で使いたい。また機会があるなら別な縛りも習得できればなと思います。
【読者参加企画・インターネット時代の我流縛り方講座 縛らせ屋・真咲南朋 研究生を大募集!】
「読者参加企画・インターネット時代の我流縛り方講座 縛らせ屋・真咲南朋」では、真咲南朋さんの体を実際に縛ることにより、女体の縛り方を勉強してみたいという「緊縛研究生」を募集いたします。
縛りの趣味や嗜好があっても、現実に女性を縛ることができる機会はなかなか得られなくてツラい......そんな皆様のための企画です。我こそはという方は、以下の注意事項をよくお読みになった上で、別記する所定の方法にてご応募下さい。
【注意事項】
・真咲南朋さんを縛って緊縛の勉強をする企画へ参加して頂きます。
・企画の進行中は撮影が行なわれ、写真が記事としてWEBスナイパーに掲載されます。
・顔出しはNGでも結構です。
・申し訳ありませんが、出演料・交通費をお支払いすることはできません。
・真咲南朋さんは着衣(下着)のままで緊縛モデルを務めます。
・プロの緊縛師の方はご参加いただけません。
【応募方法】
応募の仕方は簡単です。貴方のプロフィールとお写真を添えて、 e-mailの方はコチラまで、封書の方は下記のアドレスまで郵送してください。
編集部で選考の上、ご連絡いたします。
なお、応募書類、写真の返却はいたしませんので、ご了承下さいませ。
皆様からのご応募を心よりお待ちしております!
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