アダルトビデオ監督二村ヒトシ、魂の旅路へ!
An adult video supervisor's Nimura Hitoshi
serves as a seeker after truth.
読者参加型体験取材にAV監督二村ヒトシが殴りこみ! 女装美少年を出演させるビデオや、美少女にチンコが生えるふたなりモノなど、数々の新たな性的嗜好の道筋を示してきた鬼才AV監督が、魂の旅路を邁進中です。読者代表の皆さんとは、また一味違った体験プレイをお楽しみあれ! 今回訪ねたお店は東京・池袋にある『SM club ZERO』さん。お相手をしてくれたのはびっくりするほどの色白美女にして生粋のマゾヒスト「くらら」さんです。独特のムードに満ちたアブノーマルプレイ、いよいよラストスパート!!――そういうSMとは別に、二村さんが理想とするSMもあるわけですよね。
そうですね......これはね、ベイビーエンターテインメントの社長が言ってたことなんですけど、ベイビーの社長さんはドリルとか持ち出しますけど、あれは女をこらしめるためにやってるんじゃなくて、やればやるほど、やってもやっても、自分たちは女に敵わないってことを証明するためにやってるんだって。勝てないらしいんですよね。そんなことをやってる人は、ベイビーのビデオの中に出てくる人か、団鬼六の小説に出てくる人くらいでしょう。敗北を知りたいって格闘家の方が漫画の中にはいますけど、僕は敗北を知りたいっていうほど女を責めまくったことはないので。
――周りにいなかったですか?
THOJIROさんとかどうなんですかね。責めても責めても、自分が繰り出す快楽を女の穴が飲み込んでいってしまって、勝てないってことを確認するためにやってるのかな。だとしたら、サディストってのはなんなんだ(笑)。AVの監督もやりながら、マニアックなビデオを作っていて、それがだんだんね、この10年間のAVの状況の変化と共に、ただのマニアックなビデオを作っていただけじゃなく、大きくなって、有名になった方々とか、自分でそういうマニアックなメーカーを経営してらっしゃる方とかいるじゃないですか。ピュアなんだよね、みんな。ベイビーの社長もピュアだし、アルファの社長もピュアなんだよ。でワープの社長もね、地震の後で、我々が金を使わなきゃいけないって飲みに行ったんだけどさ、あの人もまた別の意味でピュアなんだよな。
――ピュアな人は、女の欲望を受け止めようとするってことですか。
そうだね。俺のようなピュアじゃない人間は、いつでもそこから逃げ出そうとしているってことですかね。でも受け入れる覚悟を持った人が、たぶんサディストになれるんだよ。だから僕、女王様という人たちにはすごく興味があって、彼女たちのそこのところを聞いてみたいっていう気持ちがある。これは想像なんだけど、女性はそこに母性ってものを働かせることができるじゃないですか。男のサディストはどこでそれを受け止めてるんだろうね。
――多頭飼いと言われてる人たちもいます。
多頭飼いじゃなくてもさ。でもそうすると、結局一人の女を愛しきれるかっていう話か......。だけど掘ればどんどんすごいものが出てきて、サディストはM女に敵わないんだとしたら、本当に大変になってこないかな。心に穴が空いてる人たちを......というか人間はみんな空いてるけど、その穴に向けて何かを注入するような作業をしてるとさあ......どうしたらいいんだ? まあ、なかなか穴が埋まらない、ギブアップしないM女が、たぶん魅力的なんだよね、男にとっては。自分で縛りを学ぶのもいいし、学びたいんだけど、一人のM女にどっぷりハマって、ずぶずぶずぶって入っていって、破滅しそうなSの男性に、話を聞いてみたいね。大変だろうな。
――もしかすると、二村さんが求める解は、女性ではなく男性にあるのかも知れないですね。
Sの人とMの人の関係性ってさ、ポルノはたくさんあるわけじゃないですか。AVでSMのプレイ自体を撮るっていうと、おっぱいの大きい女がぎちぎちに縛られてとかさ、顔がトローンといやらしい顔になってみたいな、それを撮るものじゃない、ポルノだとしたらね。だけど、この女性とこの男性の関係とかさ、女性がMなのに明らかに男がずぶずぶとハマッてるみたいな関係とか、そういうものをね、プレイそのものじゃなくて。
いろいろな女王様に聞くとさ、Mの男性ってみんなそれぞれ面白いじゃないですか。Mの男性と、それに付き合ってる女王様の関係はバカバカしくて面白いんだけど、Sの男性とMの女性は底知れないものがあるよなあ。
――ガチな何かですか?
もちろんMの男性とSの女王様もガチなんだけど、本人たちは自分たちの倒錯を判ってやってるじゃないですか。だけども、たしかにMの女性はガチというかマジというか、恐ろしいところがありますよね。まあMの女性も増えてるけどMの男性も増えてるから、モテる男性はみんなSになってるわけでしょ。で、そういうニュースをうわべだけ聞いて、僕のような男が縛りだけ勉強して、Sの底なしの穴にハマッていく覚悟もないままですね、縛りを勉強したいとか言って......WEBスナイパーの男性の読者はどっちが多いんですか?
――まだ自分がどっちともわかってないような人が多いんじゃないでしょうか。判ってる人はSNSの中に入って、濃密な活動を行なっていますから。びっくりしますよきっと。
そうだね、僕はまず縛りを勉強することと、スナイパーSNSに入れてもらうところから始めなきゃいけない。スナイパーSNSに入って、そこでいろいろ僕に教えてくれる人を、募ればいいのかもしれないね。
口述=二村ヒトシ
動画を公開中!真っ白な柔肌に容赦なく滴り落ちる赤い蝋涙
絶え間ない責め苦に悶えるM嬢は秘唇を淫らに潤ませて......
関連リンク
取材協力=東京 池袋「SM club ZERO」
●TEL | 03-3984-5552 |
●エリア | 池袋 |
●営業時間 | 11:00 - 翌 5:00 |
●料金 | 80分20,000円〜 |
モデル=「くらら」さん
関連記事
二村ヒトシのSM風俗求道者 第6回 東京・鶯谷「SM倶楽部ラ・マン」あすみさん
【1】>>>【2】>>>【3】>>>【4】
●体験記事希望読者募集中!
このコーナーに出演したいという方は、お名前、ご住所、電話番号、お顔の確認できる写真を添付し、どんな性癖なのかを詳細に明記のうえ、下記までご連絡ください。フェティッシュな性癖をお持ちの方大歓迎です。
▼ワイレア出版株式会社 WEBスナイパー編集部
二村ヒトシ単行本『恋とセックスで幸せになる秘密』(イースト・プレス)発売!!
11.03.27更新 |
体験取材記事
| |
| |