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小林電人、書き下ろし官能羞恥小説の決定版!

サイト「羞恥学園新聞」で羞恥とアナルにこだわった小説を連載し、マニアたちから熱い支持を得ている女子高教師の藤井慎治。サイトの熱烈な女性ファンである"ナル"が、作品中で羞恥責めされるキャラ"しのぶ"のモデルである女生徒"忍"と同一人物だった。究極の羞恥奴隷を得た藤井と最上のご主人様を得た忍。そんな二人の初めての羞恥調教プレイが始まった。忍の恥ずかしい窄まりが、徐々に開発されていく......。
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第四章 開発されてゆく恥ずかしい窄まり

III 忍 9

何枚も、何枚も忍の恥ずかしい写真を撮った後、藤井はバッグの中から奇妙な器具をいくつも取りだした。ぐったりとベッドに横たわっている忍の隣にそれを並べる。

ローター、アナル用のバイブ、アナルスティック......。それがどんなものであるか、耳年増である忍はすぐにわかった。ネットで見たAVなどで女性に強烈な快楽を与えていた道具だ。オナニー用に自分も欲しくなって、何度もアダルトショップのオンライン通販で注文しそうになっては、思いとどまった経験がある。きっと親にもわからないように郵送してくれるのだろうが、もしもそれがバレてしまったらどうしようという不安が欲望を押しとどめた。それに、そんな道具を持っていたら、自分が本当の変態だと認めるような気がしたのだ。その一線を超えてしまう勇気も、忍にはなかった。

だから忍は細い棒状のものを探しては自分の肛門を慰めていた。学校の音楽室で拾ったドラム演奏用のスティックが太さ的にも形状的にも、一番のお気に入りだった。そんなものを肛門に突き立ててオナニーにふけっているのと、ローターを所持しているのと、どっちが変態なのかは判断に苦しむところだが、忍の中では大きな違いがあるということらしい。

忍は魅入られたように、ローター類をじっと見つめていることに、藤井は気づいてからかう。

「忍はずいぶんこれに興味があるようだね。もう使い慣れているのかな?」

言われて忍は顔を真っ赤にする。

「ち、ちがいます。本物は初めて見たから、珍しくて......」
「じゃあ、これがどうやって使うものかは知ってるんだね」
「......」
「知ってるんだろ?」
「......はい」
「使って欲しいんだろ?」
「......」
「黙っていたらわからないよ」

藤井はどうしても忍に言わせたい。

「物欲しそうに見ていただろ。教えてあげるよ。このローターは忍の乳首やクリトリスに当てるんだ。そしてこっちは忍のお尻の穴の中に入れる。さぁ、どんなに気持ちよくしてくれるだろうね」

忍が思わず唾を飲み込んだのを、藤井は聞きのがさなかった。

「使って欲しいんだよね、忍。これでクリトリスとお尻の穴を気持ちよくしてもらいたいんだろ」

忍は頬を染め、情けない表情で、藤井を見あげた。もじもじと太腿をすりあわせる。藤井は手を閉じられた忍の股間へ潜り込ませた。

「あっ」
「ずいぶん濡れてるぞ。これを使ってもらうことを想像して興奮したんだろ。さぁ、いっぱい使ってやるから、自分でおねだりするんだ」

忍は、覚悟を決めて言う。藤井が望んでいるであろういやらしい言葉が自然に口をついて出てくる。

「はい、先生。忍のクリトリスとお尻の穴に、このエッチな道具を下さい。気持ちよくさせて下さい。お願いします」

忍のその言葉を聞くと、藤井は満面の笑みを浮かべ、バックからまた奇妙な道具を取りだした。3本の短い棒なのだが、接続すると1メートルほどの長さになった。棒の両端のリングには、手枷と足枷がそれぞれぶら下がっている。こんな道具は忍も初めて見るが、それが自分を恥ずかしい姿に拘束するためのものだということは、直感的にわかった。

藤井はテキパキと忍の両腕と両脚を、その手枷と足枷に繋いでいった。棒の右端に右腕と右脚が、棒の左端には左腕と左脚が拘束された。まるで捕らえられた狸のようなみじめな格好だった。両手両足が左右に大きく開かれてしまっているので、股間の恥ずかしい部分は丸見えになり、もう何一つ隠すことは出来ない。

「ふふふ、いい格好だよ、忍」
「いやっ、こんなの恥ずかしい......」

藤井は棒の中心を掴んで、グイッと押し上げる。股間がさらに上を向き、忍の二つの恥ずかしい穴が目の前で開ききる。何度見ても飽きない、魅力的な光景だ。大きく脚を広げられているために肉唇が、少しだけ口を開いていて、キラキラと濡れ光る内側の桃色まで覗かせている。そして、その下でヒクヒクと息づく菊花。藤井は再び、股間に顔を埋めてむしゃぶりつきたくなる衝動を必死に抑えた。

「これだと、まだ少し動けるみたいだな」

藤井は拘束されたままの忍の体をベッドからヒョイと持ち上げると、窓際の一人掛けのソファへと移動させた。

ソファの上で忍は両脚を広げて持ち上げたポーズになっている。藤井は忍の両脚を広げている棒の両端のリングにロープを通すと、それをソファの脚へ縛り付けていった。こうして、忍は股間をさらけ出した姿でソファに固定されてしまった。

「もうこれで忍は、どんなことをされても動くことはできなくなったよ」

いくぶん芝居のかかった藤井の言葉に、忍はこれから何をされるのかという恐怖心と、そして与えられるであろう未知の快感への期待をかき立てられた。子宮の奥が疼いた。

まず藤井はローターを手にした。ピンク色の細長い卵の様な形をしたプラスティックのカプセルからコードが伸びていてコントローラーにつながっている。AVでは定番の攻め道具だ。忍は何か眩しいもののように目を細めて、それを見た。

藤井がコントローラーのスイッチを入れるとカプセルがうなりを上げて振動する。藤井はそれを忍の顔の前に持って行き、よく見せた後、右の乳首にそっと触れさせた。

「あふぅっ!」

まだ「弱」の振動であったが、乳首にそれが触れた瞬間に忍は、初めての快感に思わず声を上げた。自分や藤井に乳首を触られた時の快感とは全く違うものだった。痺れるような熱いような、まるで強制的に快感を与えられたようだった。藤井は、押しつけるのではなく触れるか触れないかという微妙なタッチでローターを乳首の先に当ててくる。むず痒い焦れったさに忍は身をよじる。ジンジンと痺れるような快感が少しずつ乳頭から広がってくる。藤井は絶妙な触れ方をキープしながらも、右の乳首周辺でゆっくりと円を描くようにローターを這わせて行く。しばらく右の乳首を愛撫したら、今度は左の乳首、そしてまた右の乳首と交互に責める。じんわりとした快感が膨れあがっていく。

「ああ、あんっ、はぁっ......」

身動きが全く取れない状態でのローター責め。そのシチュエーションがさらに興奮と快感を倍増させる。動けないから、逃げられないから仕方ないのだという自分に対しての言い訳があるため、逆に素直に快感に身をゆだねることができるのだ。

「ずいぶん乳首が硬くなってきたぞ」

藤井は左の乳首をローターで責めながら、右の乳首を指で摘む。コリっとした感触。

左右の乳首それぞれに違う種類の刺激というのが、忍の快感を更に増加させる。

「はぅぅぅぅっ......」

そして藤井はローターを乳首から、少しずつ下の方へと移動させていった。脇腹、臍、そして下腹部。既に忍の最も敏感な部分はローターの刺激を求めて熱く尖っていた。

藤井の操るローターは、ゆっくりとその部分に近づいてゆく。

いよいよその部分にローターが当てられる。襲ってくるであろう強烈な快感に、忍が目をつぶって耐えようとした時、なんとローターはクリトリスのすぐ手前で方向転換をして、内腿の付け根と逃げてしまった。

「?」

肩すかしをくらった忍は恨めしげに藤井を見た。

「ふふふ、これでクリトリスに当てたら、忍はすぐにイッちゃいそうだからな」

そう言いながら藤井は、クリトリスの周辺ギリギリや大陰唇のあたりにローターを這わせていく。それも十分に快感を与えてくれるのだが、やはりクリトリスへの刺激が欲しい。忍は自由を奪われた体で、切なげに腰を揺らす。その動きに合わせて、淫裂から蜜がトロトロと流れ落ちて、菊花へと伝わっていく。

「もうこんなに濡らして」

藤井は左手でローターを器用に操りながら右手の人差し指で蜜をすくいとった。

「あっ」

不意打ちのような性器への接触に、感度が高まりきった忍の肉体が反応する。さらに蜜がこぼれ落ちる。

藤井の指はすくい取った蜜を、菊花へと塗りつけた。

「はぁぁっ!」

性器に続いて、人一倍敏感な肛門へ指を触れられて、忍は快感にうちふるえる。藤井の指は肛門の表面の皺をなぞるように、ゆっくりと淫蜜を塗り込んでゆく。窄まりが少しずつ柔らかく口を開いていくのがわかる。

そしてその間も、左手のローターは、クリトリス周辺で蠢いていた。忍の股間は、痺れて熱を持っていた。際限なく蜜が溢れる。

左手のローター操作を止めることもなく、藤井は右手で半透明の材質で出来たスティックをつかんだ。その表面は小さなボールを串刺しにしたような曲線の段々が付けられている。肛門調教用のアナルスティックである。

その先端を窄まりの中心に押し当てる。忍が思わず、キュッと肛門に力を入れる。毎晩のオナニーで自分でそこへ異物を挿入することは、慣れているはずなのに、他人の手によってとなると、やはり恐怖感が先に立ってしまい体が勝手に反応する。それがたとえ信頼しきっている藤井によるものだとしても。

その反応に気づいた藤井は無理をせずにアナルスティックの先端を肛門の表面に軽く押し当てて回転させるにとどめた。いきなり挿入するようなことはしない。

「痛いことはしないから、安心するんだ。力を抜いてごらん」
「は、はいっ」

口ではそう答えているが、忍のその部分が緊張しているのはアナルスティック越しの感覚でわかった。もちろん、強引に押し込めば楽々とくわえ込んでしまうだろうことも知っているのだが、藤井は忍のアナルの性感を最大限に高めたいのだ。少しでも恐怖感を与えたくない。無理をせず、ゆっくり進めていきたいのだ。

「大きく深呼吸してごらん」
「はい」

忍は素直に藤井の言葉に従う。深く息を吸って、そして吐く。その力が抜けた瞬間に、藤井はグッとアナルスティックを押し込んだ。と、同時にローターをクリトリスに押し当てた。

「あああああっ! いいっ!」

ずっとお預けを食わされていたクリトリスへの刺激。その強烈な快感。と同時に肛門へ挿入されるアナルスティックの感触。もともと肛門の性感が発達している忍である。二つの凄まじい快感が一気に押し寄せる。それは電撃が下半身から脳天へ突き抜けたような、大きな波に飲み込まれたような、とにかく激しい快感だった。クリトリスをローターの振動で刺激されながら、肛門に挿入されたアナルスティックがグリグリと回転しながら押し入って来る。もう何がなんだかわからない。忍は目の前が真っ白になってしまい、意味の無い言葉を絶叫した。

拘束具を引きちぎらんばかりの勢いで、忍の体がのけぞる。本日3回目の絶頂だった。しかし藤井は手を休めない。絶頂の余韻でヒクヒクと痙攣する忍の体を、なおも責め続ける。ローターをクリトリスに押しつけながら、アナルスティックを前後にピストン運動させる。可憐な少女の窄まりに、いかがわしいスティックが出入りする光景は、なんともエロティックだった。

「あ......、はうっ......、ん、ん......」

絶頂を迎えて、快感の波は消え去ったはずなのに、またジンジンと何か熱いものがやって来ていた。一度高まっていただけに、それはすぐに最高潮まで駆け上っていく。

「ああっ、だめ、また来たっ。先生、だめ。またイッちゃう。またイッちゃいます!」
「ようし、イクんだ。何度でもイケばいい。忍のイクところを見せてくれ」
「ああ、イクっ。だめ、本当にイッちゃいます。ああああ、もうだめ、おかしくなっちゃいます。すごいの、すごく気持ちよくなっちゃう!」

あと数秒で絶頂を迎えるというところで、藤井はクリトリスからローターを離した。そして代わりにアナルスティックのピストンのスピードを上げた。絶頂を前にローターの刺激を止められて、忍は一瞬だけテンションが下がったものの、すぐにアナルへの刺激で、再び絶頂へと押し上げられる。

「ああっ、お尻、すごいっ、何っ、何なのっ。お尻が、お尻が気持ちいいのぉっ!」

アナルスティックのピストンのスピードが更に上がり、藤井はねじり込んだり、角度を変えたりと動きを複雑にさせた。キュッとスティックを肛門が締め付ける。

「ああああっ、お尻が、お尻でイッちゃうっ。恥ずかしいっ、お尻でイッちゃいます。あ、あふっ!」

さっき以上に激しく忍の体がのけぞった。拘束具が軋み、白い肉体が跳ね上がる。

「いいっ!」

数秒間、全身がこわばったかと思うと、糸の切れた操り人形のようにへなへなと力が抜けた。本日4回目の絶頂だった。

両脚を大きく開いた恥ずかしいポーズで拘束された忍は、そのままぐったりとソファの上に沈み込んだ。

しかし、そのさらけ出された菊花は、深々とアナルスティックをくわえ込んだままだ。

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電人blog
「理想のSMビデオを作りたい!」
http://denjin.5.dtiblog.com/

 
著者=小林電人 長年夢見ていた自分の「理想のSMビデオ」を自主制作したことがきっかけで、AV&SM業界のはじっこに首をつっこむことになった都内在住の40代自営業。ひたすら羞恥責め、アナル責めを好み、70年代永井豪エッチ漫画の世界を愛する。これまでの監督作品として「1年S組 高橋真弓のおしおき」「同2」「穴牝奴〜町内会人妻肛虐倶楽部 」がある。以前、永井漫画をモチーフにした小説をネットに発表したことはあるが、オリジナルは本作が初めて。
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07.07.02更新 | 小説  >  羞恥の教室