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小林電人が贈る官能羞恥小説、ついに第三章開始!
サイト「羞恥学園新聞」で羞恥とアナルにこだわった小説を連載し、マニアたちから熱い支持を得ている女子高教師の藤井慎治。サイトの熱烈な女性ファンである"ナル"が、作品中で羞恥責めされるキャラ"しのぶ"のモデルである女生徒"忍"と同一人物だった。究極の羞恥奴隷を得た藤井と最上のご主人様を得た忍。そんな二人の初めての羞恥調教プレイがいよいよ始まろうとしていた。
第三章 初めての羞恥調教
III 忍 4
チェックイン開始の2時ちょうどに、藤井はホテルに入った。駅に隣接した巨大なタワーのようなホテルの地上29階、スーペリアル・ダブル。少々痛い出費であったが、今日はそれだけの価値のある日なのだから。
窓からの眺めは、その出費に見合う素晴らしいものだった。あの無数の豆粒のような建物の中すべてにたくさんの人間がいて、その一人一人に人生があるのだな、と思うと気が遠くなりそうだ。
窓の外の光景を眺めながら、藤井は携帯電話でメールを打った。「Sホテルの2915室に入った。ゆっくりでいいからおいで」
この眼下のパノラマのどこか、恐らくはすぐ近くに、このメールを受け取って、胸を高鳴らせた少女がいるはずなのだ。あの子のことだ。きっと近くの人にわかってしまうほど、顔を真っ赤にして心臓をバクバクさせてしまっているだろう。
それは藤井も同じことだった。これから始まる至福の時間に期待は高まるばかりだ。息苦しいほどに緊張している。これから自分は一線を越えるのだ。引き返すことはできない。しかし、もう迷いはない。
藤井は持参したバックの中を改めてチェックする。ローター、バイブレーター、アナル用のバイブ、アナルスティック、浣腸器、肛門鏡、クスコ、手枷、足枷などの拘束具、アイマスク、バラ鞭、ローション、ワセリン、キシロカイン、コンドーム、デジタルカメラ......。
この全てを使うことはないだろうが、一応ひとそろい用意したのだ。毎晩、これらの道具を眺めては、忍に使うところを想像した。今日は本当にあの美しい少女をこの道具で責めることが出来るのかと思うと心の奥が強く痺れた。下半身が熱くなり、男性の部分が固くなってしまう。
少し、落ち着け......、と、藤井は自分に言い聞かせる。忍の前では、冷静なご主人様でいたいのだ。ガツガツしたみっともないところなど見せたくない。
とはいえ、藤井自身もSMプレイをするのは、ほとんど初めてなのだ。これまでに何度かSMクラブに行ったこともあるし、SM系の出会いサイトで会った女とプレイをしようとしたこともある。しかし、そのいずれも満足行く体験ではなかった。本気になれるような相手ではなかったし、なによりも彼女たちには藤井が最も大事に思っている羞恥心が欠けていた。いつも途中でやる気がなくなってしまうのだ。
だが、今日は違う。藤井は忍の可憐な姿を思い浮かべ、続いて以前に送られてきた裸の画像を思い出す。そしてその裸体にこうした道具を使っているところを想像する。興奮と緊張で息が荒くなる。落ち着いて座っていることなど出来ずに、ウロウロと部屋の中を歩き回る。
そして、チャイムが鳴った。胸が張り裂けそうに高鳴ったが、そんなそぶりは見せないように表情を殺してドアを開ける。
「こ、こんにちわ」
固い表情の忍が立っていた。
「どうぞ」
部屋の中に招き入れると、忍は驚嘆の声を上げて大きな窓へと走り寄った。
「わぁっ。すごい、すごい。すごい景色ですね、この部屋」
淡いブルーのスプリングコートを脱ぐのも忘れて、窓の前で飛び上がらんばかりにはしゃいでいる。
「こんなホテル来たの、初めてなんで感動しちゃいました」
忍は無邪気な笑顔を浮かべて振り返り、藤井を見た。藤井はツカツカと窓の前の忍に近づき、いきなり抱きしめて唇を合わせた。
「んっ、んん......」
一瞬、忍は体を固くしたが、すぐに力を抜いた。ぐんにゃりと体を藤井の腕に預けた。
二度目のキスだった。今度は忍もすぐに自分から舌をからめてきた。5日間、おあずけを食らった思いをぶつけるかのように、忍は激しく藤井の舌を吸う。負けじと藤井も忍の舌を吸った。
長い長いキスが終わって唇を離すと、忍の目はとろけそうに潤んでいた。頬が上気してピンク色に染まっている。
「忍。今日、お前はおれのものになるんだぞ。後悔してないか?」
「はい。忍を先生の奴隷にして下さい。どんなことをされても平気です」
その言葉を聞くと、藤井は忍をもう一度、ギュっと抱きしめた。そして、忍に最初の命令をした。
「よし、それじゃあ、そこで服を脱ぐんだ」
「は、はいっ」
忍は覚悟を決めたように、大きな声で返事をした。大都会のパノラマを見下ろす大きな窓の前で、忍は服を一枚一枚脱いでいく。スプリングコートを脱ぎ、レースのワンピースの背中のジッパーを下げ、床に落とす。忍は上下の下着とソックス、ローファーだけの姿になった。こんな姿を人目にさらすのは初めてのことだ。恥ずかしさと心細さに、つい体を縮こませて腕で胸を隠してしまう。
なんとも初々しい下着姿だった。ふっくらとした滑らかな曲線。すべすべとして張りのある白い肌。出るべきところはしっかりと出て、くびれるべきところはちゃんとくびれている美しい女体でありながら、まだどこか未完成な印象の青さ、硬さが残っている。ふっくらとした下腹部の中央で恥ずかしそうにしている臍までが、愛らしい。
藤井はソファに座り、じっくりと忍の体を鑑賞する。
「靴と靴下も脱ぐんだ」
「はい」
藤井に言われた通り、忍は体を折り曲げて、ソックスとローファーを脱ぐ。その動きによって、16歳の少女の体はまた新たな曲線を描き、さらなる美しさを見せた。年齢にしては豊かな胸も微かに揺れる。
「脱ぎました」
再び腕で胸を隠しつつ、忍はまっすぐ立つ。藤井は唾を飲み込み、そして言う。
「下着も取るんだ」
「はい」
忍は目をつぶり、ゆっくりと右手を背中に回してブラジャーのホックを外した。パサリとブラジャーが取れるが、胸を隠していた左手に押さえられ、かろうじて乳房からは離れない。忍は許しを乞うような情けない表情で藤井を見る。しかし藤井は冷酷に言い放つ。
「隠すな。手は体の横で伸ばせ」
忍は観念して、ブラジャーを床に落とし、そして手を体の横につけ、伸ばした。
16歳の乳房が露になった。藤井は、その美しさに言葉を失う。お椀を伏せたような均整の取れた半球型。うっすらと淡い桃色の乳輪も、その中央の乳首も、小さく可憐としかいいようのない佇まいを見せている。以前、送られてきた画像で見てはいるのだが、実際に目の当たりにすると、その初々しい美しさにうっとりしてしまう。
初めて乳房を見られるという恥ずかしさに、忍はぷるぷると震えていた。乳首が硬く勃起しているのが、はっきりと見て取れる。
そして、藤井は言った。
「よし、その最後の一枚も脱いで全裸になるんだ」
喉がからからになってしまい、忍は返事をすることもできなかった。しかし、ゆっくりと手をショーツの中に滑りこませて、それをずり下げていく。
一センチ、また一センチと白い布地は下がり、忍の白い下腹部の露出は大きくなっていく。
やがて、うっすらとしたヘアが顔を覗かせた。それに気づいた忍は手を止め、一瞬躊躇した後に一気に膝までショーツを引き下ろした。
まだ生え始めたばかりというような淡い生え方だった。うっすらと細長い楕円状。あまりに薄すぎて、その下の大事な部分を隠す役割を全く果たしていない。そう、そのままでも忍の肉の亀裂ははっきりと顔を覗かせているのだ。白い下腹部の中央の深い切り込みを見た瞬間、藤井は頭がくらくらするほどの興奮を覚えた。
引き下ろされたショーツの股布の部分と、忍の股間の間にキラキラと光る糸が伸びているのに気づいた。愛液だ。
「忍、糸引いてるぞ」
「えっ」
藤井に指摘され、自分でその部分を見た忍は、あまりの恥ずかしさにしゃがみ込んでしまった。顔がカーッと熱くなり真っ赤に染まる。
「もうそんなに濡らしていたのか、忍。まだ触ってもいないのに」
「す、すいませんっ!」
訳もなく、忍は謝ってしまう。
藤井は自分も倒れてしまいそうな興奮と緊張に襲われていることを隠して、冷酷を装って言い放つ。
「立つんだ。お前の体を、おれによく見せてくれ」
「......は、はい」
目をつぶったまま忍はゆっくりと立ち上がる。左手で乳房を、右手で股間を隠している。
「手で隠すな。まっすぐ立つんだ」
「はい」
おずおずと両手を離し、背筋を伸ばす。16歳の裸体が藤井の目の前で露になった。大きな窓から差し込む陽光に照らされた忍の肌は、白く滑らかに輝いていた。
改めて藤井は頭の先からつま先まで、じっくりと忍の体を見た。その熱い視線に耐えかねるように、忍は息を荒くする。白い肌が赤みを帯び、うっすらと汗が浮かぶ。
「ああ、そんなに見ないで、下さい」
思わず胸や手を隠そうと手が動いてしまう。
「忍は、これから、もっと恥ずかしいところまで、広げられて隅から隅まで見られるんだぞ。これくらいで、そんなに恥ずかしがっていて、どうするんだ」
「で、でも......」
「そうやって、すぐに隠そうとする手が邪魔なんだな」
藤井はそう言うと、テーブルの上に置いたバッグの中に手を入れ、手枷を取り出した。黒革で出来た幅広のベルトが二つ。それが自分の自由を奪うものだと忍は直感した。恐怖と興奮が胸を貫く。
藤井は忍の腕を取ると、両手首にその革ベルトをまきつける。そして、腕を後ろに回させると、それぞれに付属しているフックを繋いだ。
「ああ......」
これで忍の両腕は背中の後ろで拘束されてしまった。もう体を隠すことも出来ないし、抵抗することもできない。
藤井は、忍を背後のダブルベッドに押し倒した。腕を後ろで拘束された忍は、なすがままに転がされてしまう。弾みで脚が開きそうになり、慌てて閉じる。腿の付け根からチラチラと覗き見える淡い陰毛と肉の亀裂が藤井の目に焼き付けられる。太くはないが、しっかりと肉の乗った若々しい肢が悩ましく動く。
藤井は忍を抱き起こす。尻がベッドの縁に来るように座らせた。そして、その前で自分も床に座り込んだ。
「よし、そこで脚を開くんだ」
藤井は命令する。忍は目を見開く。この姿勢で脚を開いたら、股間の恥ずかしい部分は余すところなく藤井に見られてしまう。覚悟はしていたけれど、勇気が出なかった。忍は今にも泣きべそをかきそうな表情になっていた。
「どうした? 忍はおれに何もかもを見せてくれるんじゃなかったのか? 恥ずかしいおまんこを見てもらいたいんだろう?」
藤井は容赦なく言葉を投げつける。言いながらも、声が少しうわずっていた。藤井もまた極度の興奮を覚えていた。
「は、はい......」
「じゃあ、こう言いながら脚を思い切り開くんだ。先生、忍のおまんこを見て下さい、ってな」
忍は少しの間、目をつぶり、歯を食いしばるようにしていたが、意を決して口を開いた。
「先生、忍のおまんこを、見て下さい」
そして脚をゆっくりと左右に開いていった。太腿が広がっていくにつれ、秘められた部分が少しずつ露わになっていく。うっすらとしたヘアが見え、その下の肉の縦筋が顔を覗かせる。太腿がふるふると細かく震えている。
「それじゃあ、全然見えないぞ。もっと大きく開くんだ」
両腿の角度は90度以上になる。その部分は、もうはっきりと見えている。
しかし、藤井は容赦しない。
「まだだ。これ以上開けないというところまで、開いて、お前のおまんこをはっきりと見せるんだ」
「は、はいっ」
そして忍は藤井の言う通りに両脚を完全に開ききった。内腿がピンと張っている。その中央では、さっきまでぴったりと口を閉ざしていた肉の裂け目が、うっすらと口を開き、その内側の桃色の肉壁までもが顔を覗かせていた。
そして、淡く生えた陰毛も、小さく薄い肉の襞も、ぐっしょりと濡れ光っていた。
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小林電人が贈る官能羞恥小説、ついに第三章開始!
サイト「羞恥学園新聞」で羞恥とアナルにこだわった小説を連載し、マニアたちから熱い支持を得ている女子高教師の藤井慎治。サイトの熱烈な女性ファンである"ナル"が、作品中で羞恥責めされるキャラ"しのぶ"のモデルである女生徒"忍"と同一人物だった。究極の羞恥奴隷を得た藤井と最上のご主人様を得た忍。そんな二人の初めての羞恥調教プレイがいよいよ始まろうとしていた。
第三章 初めての羞恥調教
III 忍 4
チェックイン開始の2時ちょうどに、藤井はホテルに入った。駅に隣接した巨大なタワーのようなホテルの地上29階、スーペリアル・ダブル。少々痛い出費であったが、今日はそれだけの価値のある日なのだから。
窓からの眺めは、その出費に見合う素晴らしいものだった。あの無数の豆粒のような建物の中すべてにたくさんの人間がいて、その一人一人に人生があるのだな、と思うと気が遠くなりそうだ。
窓の外の光景を眺めながら、藤井は携帯電話でメールを打った。「Sホテルの2915室に入った。ゆっくりでいいからおいで」
この眼下のパノラマのどこか、恐らくはすぐ近くに、このメールを受け取って、胸を高鳴らせた少女がいるはずなのだ。あの子のことだ。きっと近くの人にわかってしまうほど、顔を真っ赤にして心臓をバクバクさせてしまっているだろう。
それは藤井も同じことだった。これから始まる至福の時間に期待は高まるばかりだ。息苦しいほどに緊張している。これから自分は一線を越えるのだ。引き返すことはできない。しかし、もう迷いはない。
藤井は持参したバックの中を改めてチェックする。ローター、バイブレーター、アナル用のバイブ、アナルスティック、浣腸器、肛門鏡、クスコ、手枷、足枷などの拘束具、アイマスク、バラ鞭、ローション、ワセリン、キシロカイン、コンドーム、デジタルカメラ......。
この全てを使うことはないだろうが、一応ひとそろい用意したのだ。毎晩、これらの道具を眺めては、忍に使うところを想像した。今日は本当にあの美しい少女をこの道具で責めることが出来るのかと思うと心の奥が強く痺れた。下半身が熱くなり、男性の部分が固くなってしまう。
少し、落ち着け......、と、藤井は自分に言い聞かせる。忍の前では、冷静なご主人様でいたいのだ。ガツガツしたみっともないところなど見せたくない。
とはいえ、藤井自身もSMプレイをするのは、ほとんど初めてなのだ。これまでに何度かSMクラブに行ったこともあるし、SM系の出会いサイトで会った女とプレイをしようとしたこともある。しかし、そのいずれも満足行く体験ではなかった。本気になれるような相手ではなかったし、なによりも彼女たちには藤井が最も大事に思っている羞恥心が欠けていた。いつも途中でやる気がなくなってしまうのだ。
だが、今日は違う。藤井は忍の可憐な姿を思い浮かべ、続いて以前に送られてきた裸の画像を思い出す。そしてその裸体にこうした道具を使っているところを想像する。興奮と緊張で息が荒くなる。落ち着いて座っていることなど出来ずに、ウロウロと部屋の中を歩き回る。
そして、チャイムが鳴った。胸が張り裂けそうに高鳴ったが、そんなそぶりは見せないように表情を殺してドアを開ける。
「こ、こんにちわ」
固い表情の忍が立っていた。
「どうぞ」
部屋の中に招き入れると、忍は驚嘆の声を上げて大きな窓へと走り寄った。
「わぁっ。すごい、すごい。すごい景色ですね、この部屋」
淡いブルーのスプリングコートを脱ぐのも忘れて、窓の前で飛び上がらんばかりにはしゃいでいる。
「こんなホテル来たの、初めてなんで感動しちゃいました」
忍は無邪気な笑顔を浮かべて振り返り、藤井を見た。藤井はツカツカと窓の前の忍に近づき、いきなり抱きしめて唇を合わせた。
「んっ、んん......」
一瞬、忍は体を固くしたが、すぐに力を抜いた。ぐんにゃりと体を藤井の腕に預けた。
二度目のキスだった。今度は忍もすぐに自分から舌をからめてきた。5日間、おあずけを食らった思いをぶつけるかのように、忍は激しく藤井の舌を吸う。負けじと藤井も忍の舌を吸った。
長い長いキスが終わって唇を離すと、忍の目はとろけそうに潤んでいた。頬が上気してピンク色に染まっている。
「忍。今日、お前はおれのものになるんだぞ。後悔してないか?」
「はい。忍を先生の奴隷にして下さい。どんなことをされても平気です」
その言葉を聞くと、藤井は忍をもう一度、ギュっと抱きしめた。そして、忍に最初の命令をした。
「よし、それじゃあ、そこで服を脱ぐんだ」
「は、はいっ」
忍は覚悟を決めたように、大きな声で返事をした。大都会のパノラマを見下ろす大きな窓の前で、忍は服を一枚一枚脱いでいく。スプリングコートを脱ぎ、レースのワンピースの背中のジッパーを下げ、床に落とす。忍は上下の下着とソックス、ローファーだけの姿になった。こんな姿を人目にさらすのは初めてのことだ。恥ずかしさと心細さに、つい体を縮こませて腕で胸を隠してしまう。
なんとも初々しい下着姿だった。ふっくらとした滑らかな曲線。すべすべとして張りのある白い肌。出るべきところはしっかりと出て、くびれるべきところはちゃんとくびれている美しい女体でありながら、まだどこか未完成な印象の青さ、硬さが残っている。ふっくらとした下腹部の中央で恥ずかしそうにしている臍までが、愛らしい。
藤井はソファに座り、じっくりと忍の体を鑑賞する。
「靴と靴下も脱ぐんだ」
「はい」
藤井に言われた通り、忍は体を折り曲げて、ソックスとローファーを脱ぐ。その動きによって、16歳の少女の体はまた新たな曲線を描き、さらなる美しさを見せた。年齢にしては豊かな胸も微かに揺れる。
「脱ぎました」
再び腕で胸を隠しつつ、忍はまっすぐ立つ。藤井は唾を飲み込み、そして言う。
「下着も取るんだ」
「はい」
忍は目をつぶり、ゆっくりと右手を背中に回してブラジャーのホックを外した。パサリとブラジャーが取れるが、胸を隠していた左手に押さえられ、かろうじて乳房からは離れない。忍は許しを乞うような情けない表情で藤井を見る。しかし藤井は冷酷に言い放つ。
「隠すな。手は体の横で伸ばせ」
忍は観念して、ブラジャーを床に落とし、そして手を体の横につけ、伸ばした。
16歳の乳房が露になった。藤井は、その美しさに言葉を失う。お椀を伏せたような均整の取れた半球型。うっすらと淡い桃色の乳輪も、その中央の乳首も、小さく可憐としかいいようのない佇まいを見せている。以前、送られてきた画像で見てはいるのだが、実際に目の当たりにすると、その初々しい美しさにうっとりしてしまう。
初めて乳房を見られるという恥ずかしさに、忍はぷるぷると震えていた。乳首が硬く勃起しているのが、はっきりと見て取れる。
そして、藤井は言った。
「よし、その最後の一枚も脱いで全裸になるんだ」
喉がからからになってしまい、忍は返事をすることもできなかった。しかし、ゆっくりと手をショーツの中に滑りこませて、それをずり下げていく。
一センチ、また一センチと白い布地は下がり、忍の白い下腹部の露出は大きくなっていく。
やがて、うっすらとしたヘアが顔を覗かせた。それに気づいた忍は手を止め、一瞬躊躇した後に一気に膝までショーツを引き下ろした。
まだ生え始めたばかりというような淡い生え方だった。うっすらと細長い楕円状。あまりに薄すぎて、その下の大事な部分を隠す役割を全く果たしていない。そう、そのままでも忍の肉の亀裂ははっきりと顔を覗かせているのだ。白い下腹部の中央の深い切り込みを見た瞬間、藤井は頭がくらくらするほどの興奮を覚えた。
引き下ろされたショーツの股布の部分と、忍の股間の間にキラキラと光る糸が伸びているのに気づいた。愛液だ。
「忍、糸引いてるぞ」
「えっ」
藤井に指摘され、自分でその部分を見た忍は、あまりの恥ずかしさにしゃがみ込んでしまった。顔がカーッと熱くなり真っ赤に染まる。
「もうそんなに濡らしていたのか、忍。まだ触ってもいないのに」
「す、すいませんっ!」
訳もなく、忍は謝ってしまう。
藤井は自分も倒れてしまいそうな興奮と緊張に襲われていることを隠して、冷酷を装って言い放つ。
「立つんだ。お前の体を、おれによく見せてくれ」
「......は、はい」
目をつぶったまま忍はゆっくりと立ち上がる。左手で乳房を、右手で股間を隠している。
「手で隠すな。まっすぐ立つんだ」
「はい」
おずおずと両手を離し、背筋を伸ばす。16歳の裸体が藤井の目の前で露になった。大きな窓から差し込む陽光に照らされた忍の肌は、白く滑らかに輝いていた。
改めて藤井は頭の先からつま先まで、じっくりと忍の体を見た。その熱い視線に耐えかねるように、忍は息を荒くする。白い肌が赤みを帯び、うっすらと汗が浮かぶ。
「ああ、そんなに見ないで、下さい」
思わず胸や手を隠そうと手が動いてしまう。
「忍は、これから、もっと恥ずかしいところまで、広げられて隅から隅まで見られるんだぞ。これくらいで、そんなに恥ずかしがっていて、どうするんだ」
「で、でも......」
「そうやって、すぐに隠そうとする手が邪魔なんだな」
藤井はそう言うと、テーブルの上に置いたバッグの中に手を入れ、手枷を取り出した。黒革で出来た幅広のベルトが二つ。それが自分の自由を奪うものだと忍は直感した。恐怖と興奮が胸を貫く。
藤井は忍の腕を取ると、両手首にその革ベルトをまきつける。そして、腕を後ろに回させると、それぞれに付属しているフックを繋いだ。
「ああ......」
これで忍の両腕は背中の後ろで拘束されてしまった。もう体を隠すことも出来ないし、抵抗することもできない。
藤井は、忍を背後のダブルベッドに押し倒した。腕を後ろで拘束された忍は、なすがままに転がされてしまう。弾みで脚が開きそうになり、慌てて閉じる。腿の付け根からチラチラと覗き見える淡い陰毛と肉の亀裂が藤井の目に焼き付けられる。太くはないが、しっかりと肉の乗った若々しい肢が悩ましく動く。
藤井は忍を抱き起こす。尻がベッドの縁に来るように座らせた。そして、その前で自分も床に座り込んだ。
「よし、そこで脚を開くんだ」
藤井は命令する。忍は目を見開く。この姿勢で脚を開いたら、股間の恥ずかしい部分は余すところなく藤井に見られてしまう。覚悟はしていたけれど、勇気が出なかった。忍は今にも泣きべそをかきそうな表情になっていた。
「どうした? 忍はおれに何もかもを見せてくれるんじゃなかったのか? 恥ずかしいおまんこを見てもらいたいんだろう?」
藤井は容赦なく言葉を投げつける。言いながらも、声が少しうわずっていた。藤井もまた極度の興奮を覚えていた。
「は、はい......」
「じゃあ、こう言いながら脚を思い切り開くんだ。先生、忍のおまんこを見て下さい、ってな」
忍は少しの間、目をつぶり、歯を食いしばるようにしていたが、意を決して口を開いた。
「先生、忍のおまんこを、見て下さい」
そして脚をゆっくりと左右に開いていった。太腿が広がっていくにつれ、秘められた部分が少しずつ露わになっていく。うっすらとしたヘアが見え、その下の肉の縦筋が顔を覗かせる。太腿がふるふると細かく震えている。
「それじゃあ、全然見えないぞ。もっと大きく開くんだ」
両腿の角度は90度以上になる。その部分は、もうはっきりと見えている。
しかし、藤井は容赦しない。
「まだだ。これ以上開けないというところまで、開いて、お前のおまんこをはっきりと見せるんだ」
「は、はいっ」
そして忍は藤井の言う通りに両脚を完全に開ききった。内腿がピンと張っている。その中央では、さっきまでぴったりと口を閉ざしていた肉の裂け目が、うっすらと口を開き、その内側の桃色の肉壁までもが顔を覗かせていた。
そして、淡く生えた陰毛も、小さく薄い肉の襞も、ぐっしょりと濡れ光っていた。
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電人blog |
著者=小林電人 長年夢見ていた自分の「理想のSMビデオ」を自主制作したことがきっかけで、AV&SM業界のはじっこに首をつっこむことになった都内在住の40代自営業。ひたすら羞恥責め、アナル責めを好み、70年代永井豪エッチ漫画の世界を愛する。これまでの監督作品として「1年S組 高橋真弓のおしおき」「同2」「穴牝奴〜町内会人妻肛虐倶楽部 」がある。以前、永井漫画をモチーフにした小説をネットに発表したことはあるが、オリジナルは本作が初めて。 |