「羞恥の教室」第2部開始直前スペシャル企画第二弾! 「羞恥の教室」第一部 総集編 ●「羞恥の教室」第一部 INDEX ●登場人物と舞台 ●あらすじ いよいよ明日から第二部連載を開始する、小林電人氏の官能小説「羞恥の教室」。第一部の登場人物・舞台・あらすじを今あらためて振り返る! 明日から公開の第二部にご期待ください! |
●「羞恥の教室」第一部 INDEX
第一章 女子校教師の密かな愉しみ 【I】>>>【II】>>>【III】>>>【IV】>>>【V】
第二章 禁じられた関係のはじまり 【I】>>>【II】>>>【III】>>>【IV】>>>【V】
第三章 初めての羞恥調教 【I】>>【II】>>【III】>>【IV】>>【V】>>【VI】>>【VII】
第四章 開発されてゆく恥ずかしい窄まり 【I】>>>【II】>>>【III】>>>【IV】>>>【V】
●登場人物と舞台
・藤井慎治 |
自らの願望である羞恥とアナル責めに徹底的にこだわった連載小説サイト「羞恥学園新聞」を運営している女子高現役教師。ハンドルネームはS学園長。 |
・ナル |
藤井の小説のファン。趣味は読書。肛門責めにされたいという被虐的な羞恥を好む性癖が高じ、「羞恥学園新聞」を通じてS学園長と懇意になる。何度かメールでS学園長とやりとりを交わすうち、実際に会ってみたいという気持ちを抱くようになる。 |
・仲村忍 |
藤井が教鞭を執る女子高の生徒。1年S組。16歳。整った顔立ちの美少女だが、常に何かに怯えているかのような気弱な表情を浮かべているため、どことなく地味で目立たない。 |
・坂本絵里香 |
藤井が教鞭を執る女子高の生徒。2年B組。中学生と間違えそうな幼い顔立ちでありながら、とんでもない巨乳の持ち主。本人もそのことを気にしていて、かなり無理矢理ブラジャーで締め付けているともっぱらの噂。 |
・高橋しのぶ |
藤井の小説に登場するキャラクター。女子高生。成績が悪く、頻繁に生徒の目の前で先生から「おしおき」を受けてしまう。仲村忍をモデルにしている。 |
・今田 |
藤井の小説に登場するキャラクター。しのぶの学級担任。いやらしい「おしおき」で生徒を震え上がらせる中年教師。 |
・斉藤玲子 |
藤井の小説に登場するキャラクター。国語の教師を務める。学園の生徒からはレズビアンであると噂されていて、その容姿と性格から黒薔薇女王と呼ばれている。 |
・木村まどか |
藤井の小説に登場するキャラクター。美術部の部長を務める。学園でも1、2位を争うほど豊かな胸の持ち主。何かと美術部顧問の城島から「美術部長の責任」という名目を負わされ「おしおき」を受けてしまう。 |
・城島 |
藤井の小説に登場するキャラクター。美術部の顧問を務める。巨乳を責めるのが大好き。後頭部の禿げ上がったオヤジ教師。 |
・吉村 |
藤井の小説に登場するキャラクター。顕琴学園の教員。小等部の美術クラブ顧問。生徒を引き連れてまどか達の学園に美術のワークショップに来た。後頭部の禿げ上がったオヤジ教師。 |
・夏川景子 |
藤井の小説に登場するキャラクター。新任の体育教師。胸が小さいということにコンプレックスを抱えている。柔道・剣道を嗜み、ボーイッシュなショートカットのスリムな美人。 |
・前田 |
藤井の小説に登場するキャラクター。空手有段の教師。学校批判と教育妨害をしたとして、夏川景子を生徒と一緒に両手吊りにして辱める。 |
・この学園 |
藤井の小説に登場する架空の高校。しのぶやまどか達が学ぶ学園。体罰も辞さないという厳しいスパルタ教育で有名な進学校。教師の命令は絶対で、逆らうと学園特製の責め道具を交えた恥辱的な「おしおき」をされてしまう。特に反抗的な生徒は、全校生徒の目の前での恐ろしい公開おしおきに処される。教員は生徒を絶対的に支配するため全員格闘技の心得がある。 |
・顕琴学園 |
藤井の小説に登場する架空の学校。しのぶやまどか達の学園の姉妹校。 |
●あらすじ
自分が最も興奮する妄想シチュエーションを……。
自らS学園長と名乗り、羞恥とアナル責めに徹底的にこだわった連載小説をネット上のサイト「羞恥学園新聞」に発表する女子高現役教師・藤井慎治。
そのマニアックで執拗な羞恥描写は多くのマニアから支持を受け、アナル、羞恥フェチたちの人気サイトとなっていた。
そんな藤井にある日ひとりのファンからメールが届く。
藤井の元にメールでメッセージが届くことなどいつものことだったが、送り主は何度となく藤井とメールをやり取りして交流を深めていた“ナル”という人物だった。
メールの内容は、自分は女性であり、今まで性別を隠して交流してきたことを詫びるという告白だった。
藤井はこれまでナルを男性だと思っていたからこそ、小説の内容などについて憚りのないやり取りを交わしてきただけに、少なからぬ衝撃を受ける。
なぜ彼女は自分が女性であるということを敢えて告白したのだろうかと、不思議に思う藤井だった。
だが、これまでのやり取りが深いものであっただけに、ふたりの関係は急速に生々しくなっていく。
やがて藤井とナルはお互いに興味を抱き始め、実際に顔をあわせるという約束を交わす。
しかし最初の出会いは、ナルが会合場所に姿を現さなかったことによって果たされずに終わった。
ナルは待ち合わせの場所に現れた藤井の姿を見て、このまま会ってよいものかと躊躇ってしまったのだった。
よくあるいたずらだったのか……というやりきれぬ思いをぶつけるように、藤井は自分の教え子“仲村忍”をモデルにした新作羞恥責め小説を発表。
だがその晩、約束をドタキャンしたナルから謝罪のメールが届く。
なぜ待ち合わせた場所に来なかったのかと、藤井は腹立たしさからメールで叱責し、謝意の証明に自分の写真を送るようナルに要求する。
ナルは恥じらいながらも、命令に従うことに興奮を感じているようで、段々と過激な写真を送るようになってきた。
そのやりとりはまるで“S学園長”によるナルへの調教のようだった。
“調教”は次第にエスカレートし、ついにナルはその身体の恥ずかしい部分を撮影した破廉恥極まりない写真を藤井に送るのだった。
あくる日、昨夜の興奮さめやらぬ藤井を待っていたのは、密かに小説のモデルにしていた女生徒“仲村忍”からの「私がナルです」という衝撃の告白だった。
自分の教え子をモデルにして書いた小説を読んでファンになり、裸の画像まで送ってきた少女が、その教え子そのものだったということに愕然とする藤井。
それはつまり、教え子をモチーフにして卑猥な小説を書いているという、教師にとって致命的な事実を知られてしまったことを意味していた。
呆然とする藤井に忍は一通の手紙を手渡して去った。
手紙には、肛門を被虐的に責められてしまう小説を読んで熱烈に藤井を慕っていること。
適うならばもう一度ふたりきりで会うチャンスが欲しいこと。
そして昨日果たせなかった約束の場所で待つ旨が書かれていた。
藤井は教師としての立場、そして男である己の欲望との間で逡巡していたが、会いに行く決意を固める。
放課後、藤井が約束の場所に向かうと、忍はそこにいた。
教師と教え子という関係上、人に聞かれては困る話をするため、ふたりは人目につかないようカラオケボックスに入る。
その途端、忍は深く土下座をして許しを請うのだった。
それは藤井の小説の熱烈なファンであり、被虐的な羞恥に恍惚を感じる“ナル”の姿そのものだった。
頬を赤く染めて潤んだ眼差しを向ける忍を見て、彼女が何かを決意し、そして何かを期待しているのだということが藤井にはわかった。
今ならまだ、このあってはならない関係を自ら手を引いて終わらせることもできるだろう、と藤井は考えていた。
しかし、これまでさんざん妄想を働かせて小説にしてきた理想とする女性が、自分から藤井の理想の対象になりたいという期待を抱いて、目の前にいる。
ここで、忍をあきらめたら自分は一生後悔するだろう。
こんな幸運は、もう絶対にあり得ないはずだ。
もう藤井に迷いはなかった。
藤井は忍にスカートを自らまくりあげさせた。
「いい格好だよ、仲村。可愛いおへそだ」
「あ、ありがとうございます」
「あ、ありがとうございます」
忍は命令されたとおりに従う。
「仲村、下着が濡れているぞ。どうしたんだ?」
「えっ、そんな」
「仲村は、いつも、そんなにいやらしいことばかり考えているのか。おれの授業を受けている時も、そんなことを考えて下着を濡らしているんだろう?」
「そんなことありませんっ。学校では真面目にしています。他に人がいる時は、絶対エッチなことは考えちゃいけないって思ってるんです」
「じゃあ、ちゃんと言うんだ。1年S組の仲村忍は、お尻の穴を広げて奥まで見られたり、ペロペロと皺の一本一本まで舐められたいですってな」
「ああ……。1年、S組の仲村忍は……、お、お尻の穴を見られたり……」
「お尻の穴を広げて奥まで、だ!」
「はいっ、ごめんなさいっ。お、お尻の穴を広げて奥まで見られたり、皺の一本一本まで、ペロペロと舐められたいですっ」
「ようし、よく言えたな。それじゃあ、お前のお尻の穴をいっぱい可愛がってあげるからな」
「えっ、そんな」
「仲村は、いつも、そんなにいやらしいことばかり考えているのか。おれの授業を受けている時も、そんなことを考えて下着を濡らしているんだろう?」
「そんなことありませんっ。学校では真面目にしています。他に人がいる時は、絶対エッチなことは考えちゃいけないって思ってるんです」
「じゃあ、ちゃんと言うんだ。1年S組の仲村忍は、お尻の穴を広げて奥まで見られたり、ペロペロと皺の一本一本まで舐められたいですってな」
「ああ……。1年、S組の仲村忍は……、お、お尻の穴を見られたり……」
「お尻の穴を広げて奥まで、だ!」
「はいっ、ごめんなさいっ。お、お尻の穴を広げて奥まで見られたり、皺の一本一本まで、ペロペロと舐められたいですっ」
「ようし、よく言えたな。それじゃあ、お前のお尻の穴をいっぱい可愛がってあげるからな」
忍は安堵の表情を浮かべ、幸せそうな笑顔になり、その一瞬後にびくんと体を震わせると急に崩れ落ちた。
藤井に下着を見られながら厳しく言葉で嬲られた忍は、ついに失神してしまったのだった。
目を覚ました忍に、藤井は後悔してはいないかと問いかける。
忍も藤井に嫌いにならないでくれますかと哀願する。
当たり前だろうと答える藤井に、忍は半べそをかいて抱きつき、唇を寄せた。
柔らかく滑らかで艶めかしい少女の唇の感触。
藤井は忍の頭を抱え込み、二人はさらに強く唇を押しつけ合った。
自分の理想をそのまま具現化したかのような、肛門を被虐的に責められることに悦びを感じる美少女という、究極の羞恥奴隷を得た藤井。
憧れの“S学園長”その人であり、最も自分の性癖を理解し、そして受け入れてくれる。
これ以上の存在はないといえるご主人様を得た忍。
ふたりの新しい調教生活が始まろうとしていた。
※いよいよ明日から連載再開!
「羞恥の教室」第二部にご期待下さい!
電人blog |
著者=小林電人 長年夢見ていた自分の「理想のSMビデオ」を自主制作したことがきっかけで、AV&SM業界のはじっこに首をつっこむことになった都内在住の40代自営業。ひたすら羞恥責め、アナル責めを好み、70年代永井豪エッチ漫画の世界を愛する。これまでの監督作品として「1年S組 高橋真弓のおしおき」「同2」「穴牝奴〜町内会人妻肛虐倶楽部 」がある。 |