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羞恥の教室 第2部
第五章 交錯する少女たちの運命 【1】


著者=
小林電人

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第5章 交錯する少女たちの運命 【1】

I 絵里香 1


「ああ、来てる......」

高校からの帰り道、坂本絵里香は携帯電話に届いたメールを見て、絶望に沈む。差出人は木村。それが本名なのかはわからない。題名は「明日の件よろしく」となっている。

絵里香は周囲を見回してから、メールの本文を読んだ。

「明日は朝からたっぷり可愛がってやるよ。午前9時にウチに来い」

そして添付されていた画像には、絵里香が映っていた。全裸で脚を大きくM字に開き、自らの指で亀裂まで開いてピンク色の肉壁を晒すという破廉恥極まりないポーズだった。写真の中の絵里香は笑顔を浮かべているが、泣きべそをかいたようなその表情は、無理矢理にそのポーズと笑顔を強制されていることを物語っていた。そして、あどけない顔立ちに似合わない豊満な乳房には、激しく揉みしだかれたり平手打ちを食らったのか、赤く腫れたような痕が見て取れる。さらに写真には、「杉村東女子高 2年B組 坂本絵里香」と絵里香の学校名とフルネームが記されていた。

明日来なかったら、この画像をネットに流すぞという脅迫だった。もう自分は木村に逆らうことなど出来ないのだ。絵里香は自分の不幸を呪う。あの時、あんなところへ行かなければ。いや、あのサイトにアクセスしなければ、こんなことにはならなかったのに。

絵里香が木村と知り合ったのは一カ月前のことだ。しかし、その時は木村は木村ではなく、女子高生の「ビッケ」だった。

絵里香が女子高生だけのSNS「ローズ」に入会してからしばらくして、ビッケという女の子と仲良くなった。絵里香の日記にビッケが何度かコメントをつけたことから関係は始まった。どうやらビッケは絵里香の近所に住んでいるらしい。二人はローカルな話題で盛り上がり、たちまち意気投合した。直に携帯のメールをやりとりするようになり、プライベートな相談もするようになっていた。

ビッケが自分の写真をメールしてくれたので、絵里香も同じように自分の写真を送った。二人は何度も自分たちの写真を送り合った。

そして、ある日、絵里香はビッケの家に遊びに行くことになった。彼女はちょっとした家庭の事情により、一時的にマンションで一人暮らしをしているのだという。高校生の女の子なのに一人暮らしをしているという彼女の話は、独立に憧れる年頃の女の子にとっては興味深かった。絵里香は何の疑いもなく、ビッケのマンションを訪ねた。

彼女が教えてくれた部屋を訪ね、ベルを鳴らすとドアが開いた。いきなり腕を掴まれて中に連れ込まれた。絵里香を抱え込んだ男は耳元で言った。

「ようこそ、杉村東女子高2年B組の坂本絵里香さん」

いきなり名前と学校名、クラス名まで言われて驚いている絵里香を、男は奥の部屋へと連れ込んだ。

広いLDKの部屋の中には2人の男がソファに座っていた。ニヤニヤと薄笑いを浮かべて、呆然としている絵里香を見ている。

ソファの中央に座っている男が口を開いた。

「こんにちわ、あたしがビッケよ」

男はわざとらしい女口調でそう言った。絵里香を押さえつけている男を含めて3人。二十代半ばというところだろうか。ラフではあるが、それなりに高そうな服を着ている。ビッケを名乗った男は短い金髪で鼻にピアス、そして爬虫類のような不気味な目をしている。

「だ、誰なの? あたし、もう帰るっ」

絵里香は男の腕の中でもがくものの、逃げることは出来ない。やたらと体格のいいその男の力に、非力な女子高生がかなうはずもなかった。

「だから俺がビッケなんだよ。絵里香ちゃんは遊びに来てくれたんだろ? ゆっくり遊ぼうじゃないか。みんなでね......」

そして男たちはよってたかって絵里香の服を脱がしていった。可愛らしいワンピースは床に落ち、下着だけの姿にされてしまった。

「ほぉ、大きいことを悩むだけのことはあるな。Fカップだっけ?」

男の言う通り、ベージュのブラジャーに包まれた絵里香の胸は、あまりに豊かだった。高校2年生とは思えないほどの発育ぶりであり、本人はそれを気にして、いつも小さめのブラジャーで無理矢理しめつけていた。しかしこうやって下着姿にされると、締め付けている分、余計に谷間がくっきりとして、その巨乳ぶりが強調されてしまう。

絵里香はその巨乳ゆえの悩みをビッケにメールで相談していた。その相手が、同い年の女の子ではなく、実はこの男だったなんて。絵里香は恥ずかしさに顔を真っ赤にする。もちろん、それは下着姿を男たちの不躾な視線に晒しているからでもある。

男は天井から鎖でぶら下がっている手枷に素早く絵里香の両手を繋いでしまう。絵里香は両腕を伸ばした格好で天井から吊られてしまった。床にはかろうじてつま先が届く程度だ。これでは男たちに何をされても、もう抵抗は出来ない。

「いやだ、離してっ。ふざけてないで、帰らせてよっ!」
「いくら大声出しても無駄だよ。この部屋は防音設備完備だからね。絵里香ちゃんみたいな女の子を連れ込んで楽しく遊ぶための専用の部屋なんだよ」

金髪の男はそう言いながら下着姿でバンザイのポーズで吊られている絵里香の体を舐め回すように眺めた。

「ふうん、顔や体は中学生みたいなのに、おっぱいだけがデカいんだな。そこがミスマッチでエロいけどな」

男の言葉に絵里香は体をくねらせて抵抗するが、その行為は豊かな乳房を揺らして、さらにエロティックに見せるだけだった。

「さぁ、それじゃあ、そのおっぱいを見せてもらおうかな。ずいぶんブラジャーがきつくて苦しそうだから、開放してやろう」

男はハサミを取りだして、パチンパチンと絵里香のブラジャーを切り落としてしまった。すると勢いよく豊かな乳房が弾けるようにまろび出した。

「おおーっ」

男たちは思わず驚嘆の声をあげる。綺麗にまるく盛り上がった見事な乳房だった。ずっしりとした重さがありそうなのに、少しも垂れていないのは、さすがに若さだろう。乳首の色は極めて薄く、乳輪の境界線がどこなのかかわからないほどだ。

「ああ、いや......」

男は続けざまにショーツも切り落とす。絵里香は生まれたままの姿にされてしまった。股間を飾る陰毛は淡く、その下の亀裂が見え隠れしている。

たまらなくなった3人の男たちは一斉に絵里香の体に群がった。一人は絵里香の唇を奪い、一人は小さな尻を掴み、そして金髪の男はその豊かな胸を揉みしだいた。そのすべすべとした滑らかな肌の感触は男たちの興奮に火を注ぐ。

「いや、いや、止めてっ、止めてっ!」

絵里香の絶叫が空しく響く。

それから絵里香は3人がかりで全身を愛撫された。既に処女ではなかった絵里香は、3人の巧みな性技によって快感に喘がされた。

そして、吊られたままで3人に代わる代わる犯されてしまった。男たちは疲れを知らないかのように、続けざまに何発も絵里香の中へ射精した。休む間も与えられずに犯され続けた絵里香は、最後には白目を剥いて失神した。

そうして絵里香の地獄の日々が始まったのだ。男たちは毎日のように絵里香を部屋に呼び出して嬲った。書道部の副部長だった絵里香だが、呼び出しのメールが入れば、放課後は部活を休んで男たちの待つ部屋に駆けつけなければならない。

なぜなら男たちは、絵里香の恥ずかしい写真をたくさん撮影していたからだ。言うことを聞かなければ、これをネットに流すと脅された。一度だけ反抗的な態度を取った時などは、顔の映っていない写真を、絵里香の目の前で画像掲示板に貼り付けた。豊かな乳房はもちろん、大きく広げられた性器まで丸出しの写真である。

「巨乳女子高生エリカちゃん」とタイトルをつけられたその写真が掲示板に貼り付けられるや否や、たちまち多くの賞賛のレスが書き込まれた。
「日本中の男が、お前のオッパイもマンコも見ているんだぜ。みんな間違いなく自分のパソコンや携帯電話に保存した。もう絶対に回収することは不可能だ。たぶん、こいつらはこの画像を他の掲示板にも貼るだろう。そうやって、お前のマンコの写真は増殖して永久的にネットの中を漂い続けるんだ。どうだ、うれしいだろう?」

そして男は、次に言うことを聞かなかったら顔と名前を入った写真をネットに流すと宣言した。さらに学校名クラス名まで入れて。

「なぜかネットの奴らはプライバシーがわかっている子のハダカに一番興奮するみたいでね。もしこんな画像が出回ったら祭りだよ。たぶんお前の学校にまで見に行く奴が続出するね。もちろんネット中の話題になるから、お前の学校でもみんな知ることになるだろうしな」

この男は、本当にやるだろう。そんなことになったら、自分はもう生きていけない。絵里香には、もう反抗するという選択はなくなった。ただ、ただ男たちの奴隷になるしかない。

男たちは、これまでにも何人もの女の子を同様の手口で奴隷にしてきたらしい。ビッケとして画像に映っていた女の子も、そうした奴隷の一人のようだ。絵里香を信用させるために、彼女から画像を提供させていたのだ。

リーダー格らしい金髪の男は木村、がっしりとした体格のいい男は吉村、そしてもっぱら撮影を担当していた眼鏡をかけた線の細い男は高村と名乗っていたが、それも恐らく本名ではないのだろう。

男たちは、会社勤めをしている訳ではないらしいが、かなり裕福な生活をしているようだ。話の端々からは、何か裏社会とのつながりがあることも感じられた。その得体の知れなさも絵里香には恐怖だった。「海外に売り飛ばしちまうぞ」と言われた時などは、それが単なる冗談には聞こえず、震え上がった。

男たちにはSM趣味があるらしく、部屋には多くの責め道具が準備されていた。天井には吊りのためのフックが埋め込まれ、ベッドには大の字に拘束するための手枷、足枷が備わっている。またムチやローソク、大小様々のバイブやローター、その他、絵里香には使い方を想像することも出来ないような恐ろしい道具がたくさんあった。

絵里香もそのいくつかを使って責められていたが、特に彼らが気に入っていたのは、やはり豊満な乳房を嬲ることだった。乳房を重点的にスパンキングしたり、絞り出すように縄で縛ったりして楽しみ、さらにパイズリの技術を徹底して仕込まれたりした。

この男たちには、女性に対しての愛情という感情が一切欠如しているようだった。女性に恥辱を与えることにのみ喜びを見いだしているのだ。3人揃ってではなく、1人だけで絵里香を呼び出すこともあるが、そうした時でも他のメンバーが嫉妬するわけでもない。ただ己の性欲の吐き出し口として、絵里香を嬲っているのだ。

土曜日の朝。絵里香は呼び出しメールの通りに朝9時に男たちの待つマンションへと向かった。親には友達と買い物に行くと嘘をついた。もし本当のことを知ったら、親は卒倒してしまうだろう。

この間は、乳首を洗濯ばさみで挟まれたままバイブレーターで連続でイカされた。初めて潮を吹くという体験をした。失禁をしてしまったみたいで恥ずかしかった。今日はどんな責めをされてしまうのだろう。恐怖を感じながらも、心の奥で何か期待をしている自分が絵里香は怖かった。怯えて震えながら部屋へむかいつつも、既に濡れてしまっている自分が信じられなかった。自分はこれからどうなってしまうのだろう。もう普通の女子高生には戻れなくなってしまうのか。

絵里香は大きく深呼吸してから、男たちが待つ部屋のベルを鳴らした。

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著者=小林電人 長年夢見ていた自分の「理想のSMビデオ」を自主制作したことがきっかけで、AV&SM業界のはじっこに首をつっこむことになった都内在住の40代自営業。ひたすら羞恥責め、アナル責めを好み、70年代永井豪エッチ漫画の世界を愛する。これまでの監督作品として「1年S組 高橋真弓のおしおき」「同2」「穴牝奴〜町内会人妻肛虐倶楽部 」がある。以前、永井漫画をモチーフにした小説をネットに発表したことはあるが、オリジナルは本作が初めて。
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07.09.17更新 | 小説  >  羞恥の教室