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『S&Mスナイパー』1987年7月号 読者体験告白
「SM+A感覚少女倶楽部」
「SM+A感覚少女倶楽部」
部活として学校に認められるために合宿を決意した「新体操部」の面々。合宿場所は人里離れた山の中、これなら練習に打ち込める……と思いきや!? 女子だけのメンバー内で湧き上がった奇妙な感情とは。80年代の匂いに溢れた文体が懐かしい、『S&Mスナイパー』1987年7月号に掲載された読者体験告白を、再編集の上で全3回に分けてお届けしています。
みんなのお腹はもうすっかり直っていましたが、2日目のスケジュールはすっかり狂ってしまっていました。練習を始めようとした時にはもうお昼。外に干してあったレオタードを取りに行ってみると、朝はやくに雨が降ったらしくて、まだ濡れたままでした。
仕方がないので、わたしたちは裸のまま練習を始めることにしました。柔軟体操など、思いっきり足を開いて体を曲げたりするので、最初はちょっと恥ずかしかったけれど、やってるうちになんだかすごく開放的な気分になってきて、裸のままの練習が楽しくなってきました。
こんな調子で、3日目、4日目と過ぎていきました。もう、みんなレオタードなんか着るのが面倒になっちゃって、たまに外に出る時、日焼けしないようにTシャツを着るぐらいです。
それも、下にはなにも着けないので、お尻やなんかはいつも丸出しです。
朝から夕方まで練習1本なので、演技もずいぶん上達しました。練習中はほんとに真剣で、集団演技の時など1人だけヘマしちゃうと、みんなから「なにやってんのよ。へたくそ!」と怒られて、お尻をピシャッと叩かれてしまいます。
中には、同じとこばかり失敗して、ひどくお仕置きされて、べそかいちゃう子もいます。
お仕置きの方法は、そのときによっていろいろ違うのですが、一番よく使われるのが、みんなでその子を俯せに押さえ付けて、お尻の穴に色んな物を突っ込んじゃう方法です。
根棒やリボンの柄やローブやタオルなんかも使います。わたしもされたことありますが、後ろは見えないし何を入れられるか分からないので、ほんとに恐ろしいものです。特にタオルは肛門の襞と擦れてお尻がヒリヒリしてきます。お尻の穴が壊れちゃうんじゃないかと思うほどです。
みんなもちゃんと加減しているので、実際にお尻の穴が傷ついてしまうようなことはないのですが、恐いし、痛いし、お仕置きされる子は泣きながら必死に謝るのです。
中にはこのお仕置きで、おしっこを漏らしてしまった子も何人かいます。
昼間、練習でお仕置きされて落ち込んじゃっている子も、夜になるとみんなで優しくしてあげます。お風呂で、ひどい目にあったお尻を丁寧に洗ってあげたり、優しくキスしてあげたりすると、しょげてた子もやっと元気になって、わたしたちは元の仲好しに戻るのです。
でも、7日目のことです。ちょっと困ったことになりました。もう山水にも慣れてそのまま飲んでもお腹は大丈夫になっていたのですが、用心して整腸剤を一緒に飲んでいたら、逆にこんどは便秘になってしまったのです。
みんなもう2日くらいお通じがなくて、夜にお尻で遊ぶのもなんだか汚い感じがしてきて、あんなに楽しかったこともやる気がしなくなってしまいました。
練習中もみんな元気がなくなってきたので、8日目の朝、わたしたちは浣腸をして便秘を治すことにしました。救急箱の中に下剤もあったのですが、またお薬なんか使うと、どうなってしまうかわからないので、お水を使う浣腸だったら、そんなに変なことにはならないように思ったのです。
だれかが倉庫の中から灯油のポンプを見つけてきて、わたしたちは、それを浣腸器として使うことにしました。ただ、ホースの先はなんだかギザギザした感じでけっこう太いので、ガスコンロの火で温め、苦労して丸くて細い形に作り変えました。
「大丈夫かな、これで」
「うん、なんとかなると思うけど」
一応準備は整ったのですが、みんなうまくいくかどうか半信半疑です。
「本じゃ石鹸水なんかを使ってたけど……」
「石鹸水なんて、なんだか恐いよ。普通のお水でいいんじゃない?」
なんて、いろいろ意見を言ってなかなかまとまりません。
「最初にお水でやってみて、だめだったら他の方法考えようよ。わたしが初めに実験台になるから」
本当はとっても恐かったのですが、キャプテンとしての責任があるので、わたしはこんなことを言ってしまいました。
みんながお風呂場に集まって、真ん中でわたしが四つん這いの格好になります。バケツに水を汲んできて、ポンプの吸入口のほうをバケツに入れます。それから、もう一つのほうの先端に石鹸を塗ってすべりをよくしておいて、肛門の中に挿し込むのです。
ホースの先端は、わたしの肛門のずっと奥まで入ってきて、中に溜まっているうんこの塊にぶつかって止まったみたいでした。
「ここまでしか入らないよ。そうとう溜まってるみたいね、キャプテン」
なんて、みんなとっても恥ずかしいこと言うのです。
「早くしてよ。疲れちゃうじゃない」
半分ヤケで、わたしはそう言い返しました。
「いい? 入れるよ」
ゴボッと一度にたくさんの水が入ってきました。
「ひゃぁ、冷たいっ」
腸の中で感じる水の湿度はとっても冷たくて、飛び上がるほどでした。
「動いちゃだめだよ、キャプテン。抜けちゃうじゃない」
みんなに上から押さえ付けられてしまいました。ゴボッ、ゴボッと続けざまに入れられて、もうお腹は破裂しそうでした。
「もう、入れないで。お腹パンクしちゃう。苦しいよ」
わたしが必死でこう言うと、「ほんとだ。もうこんなになくなってる」とバケツを指差す子が言いました。
見るとバケツの水は、もう半分くらいに減っていました。スポンッとホースが引き抜かれると、わたしは慌ててお尻の穴を引き締めました。みんなは「うんこが溶けちゃうまで我慢しないとだめよ。あの雑誌にそう載ってたでしょ」なんて勝手なこと言ってましたが、そんなこと、もうわたしの耳には入りません。口をきくだけでも漏れちゃいそうでした。
体はブルブル震えるし、苦しくって涙は出てくるし、お風呂の縁につかまって体を起こそうとしたとたん、勝手にお尻の穴が開いて汚いものが飛び出してきてしまいました。
みんなびっくりして、「キャッ」と叫んで飛び退きましたが、もう手遅れです。みんなの足に私の出したものがかかってしまいました。
中腰の姿勢のまま、わたしのお尻からは、すごい勢いで汚れたお水が噴き出しています。
もう、うんこが溶けるとか溶けないということも関係なくて、水圧で外に押し出してるみたいなものでした。
出て行くお水と一緒に、体の中のものがみんな流れ出してしまう感じで、だんだん力が抜けてきて、目の前が真っ暗になってしまいました。
気がつくと、わたしは部員の誰かの膝の上にのせられて介抱されていました。
「あっ、気がついたみたい。大丈夫?・ キャプテン」
「ごめんね。わたしが、あんなに入れちゃったから……」
わたしの出したものはきれいに流してあって、体もみんなで洗ってくれたみたいでした。
「もう、死んじゃったんじゃないかって心配しちゃった」
あまりの苦しさに、わたしは軽い貧血をおこして、気を失ってしまったようなのです。起き上がろうとすると、まだなんだかフラフラして足元がおぼつかないので、みんなが手伝って起こしてくれました。
「ありがとう。もう大丈夫だから。わたし、どれくらい気を失ってたの?」
「5分くらいかな。バケツ半分て2リットルだもんね。すごく苦しかったでしょ」
「さあ、ここに座って」
「体、冷えちゃうから、これ掛けてて」
みんなが口々に話しかけてきて、トレーナーを掛けてくれたり、いろいろお世話してくれて、わたしはすぐに気分がよくなりました。
すると、みんながわたしの前で、また浣腸の準備を始めたのです。
「やっぱり、それでやるの?」と聞くと、「うん、そんなにたくさん入れなきゃ大丈夫だから。わたしたちでやるからキャプテンはそこで休んでて」と、みんな代わる代わる四つん這いになって、浣腸をし始めました。
こんどは本当に少しづつ入れていくので、みんな、うんこがしたくなるまで時間がすごくかかります。わたしは後ろからみんなのお尻の穴をじっくり観察しちゃいました。
みんなのお尻を見ながら、さっきの浣腸のことを思い出してしまいます。あんなにお水を入れられて、とっても苦しかったけど、なんだかもう一度されてみたいような気持ちで、今度は気絶しないで我慢できるかも知れない、なんて思ったりして……。“やだ、わたしってほんとのマゾなのかな”などと1人で赤くなったりしていました。
(続く)
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