読者告白手記 熱き浣腸に悶え!! 第一回 告白者=松崎 健(仮) 我が編集部に、ある日読者から一通の手紙がまい込んだ。女房だという女性の緊縛写真が同封されていた。そして、近日中にそのプレイに立ち会って欲しいという編集部への要望だった。これは読者自らによるモニターである。 |
スナイパーアーカイブ、数回にわたって当時の読者告白手記をご紹介します。
●夫婦プレイ公開
僕達夫婦のプレイを写真に撮ってもらい、それを雑誌に発表してもらおうと思ったのは、テレビで夫婦のセックスをビデオに撮る商売を紹介しているのを見たときだった。
そのことを妻の律子にいうと、初めは冗談だと思ったらしいが僕が本気だと知って驚いた。
「本気?」
「当たり前だよ。こんなことを冗談でいってもしようがないじゃないか」
「やだあ、写真に撮られるなんて」
「俺も一緒だからいいじゃないか」
「だって……」
律子は渋ったが僕なりに成算があったのだ。
僕は創刊以来、本誌を愛読しているのだが、そのせいで妻も愛読するようになり、今では僕以上のファンになっている。
少し前、本誌のカラーグラビアを見ながら妻がいったことがある。
「この人たち(モデルのこと)、写真を撮られるとき、どんな気持ちなのかしら?」
「どんな気持って?」
「恥ずかしくないのかしら?」
「プロのモデルだからな」
「でも、撮影のときはスタッフの人なんかも大勢いるんでしょ?」
「それはそうだろう。雑誌に掲載するための撮影なんだから」
「みんなに見られてるんでしょ? あたしだったら恥ずかしくってたまらないわ」
「ウソをつけ。恥ずかしいとすぐ濡れてくるくせに」
「ヒドォーィ!」
「そういえば、プロのモデルでも撮影中に濡れてくるのがいるらしいよ」
「ホント?」
「うん。律子なんかがモデルやるとそのクチだろうな」
「感じちゃうのかしら?」
「おまえもやってみるか?」
「あたしがそんなことをしてもいいの?」
「いいよ。なんだったら、スナイパーのモデル募集に応募してみるか?」
「意地悪ッ」
妻は怒ったふりをしたが、実際にモデルをやるやらないはべつにしても、なんとなくそういうことに興味をもっているようすが感じられたのだ。
だが、いざとなると、さすがに妻も尻込みした。僕が一緒でも大勢のスタッフの前でプレイするのは恥ずかしいというのだ。
「じゃあカメラマンの人だけならいいんだな?」
そういう撮影をOKしてもらえるかどうかわからなかったがいってみると、
「三人で?」
妻はノッてきた。
「そう、三人だけだ。俺たちがプレイするところを撮影してもらうんだ」
「恥ずかしいな」
妻は迷っているようだった。それも、大分その気になりかかって……。
「あなた、どうしてもそうしたいの?」
どうもすべてオトコの僕のせいにしたいらしい。どんな場合でも、自分から言い出しにくいときにオンナがよく使うジョートー手段だ。
「どうしてもしたい」
と僕が答えると、
「イヤーネ」
そういったきり律子は迷っているようだったが、本当はすでに気持は決まっていて、モッタイをつけていたのかもしれない。なぜなら、僕がシビレをきらして、どうなんだと聞くと、
「あなたがどうしてもっていうなら……」
「いいんだな」
「うん」
というのだ。
そうと決まれば妻の気持が変らない早いうちがいい、そう思って翌日さっそく、スナイパー編集部に電話をかけた。
編集部の人も最初は驚いたようだ。後で聞いたのだが、夫婦そろってモデル募集に応募してきたのは、僕たちが初めてだったらしい。そういえば誌上でそんな記事を見かけたことはない。
そのとき、僕たち夫婦のプレイをカメラマンの人だけで撮影してほしいとこちらの希望をいうと、Kさんという編集部の人は、それでもかまわない、僕がやりましょう、という。
こちらとしても編集部の人がカメラマンをしてくれたほうがなおさらいい。そういうと、Kさんも、こちらの気持が変らないうちにと思ったのだろう、できるだけ早いうちに撮影しましょうということになって、話はトントン拍子にすすみ、電話をかけた翌々日が撮影の日に決まった。
それでもいざとなると、正直いって心中は複雑だった。自分でいっておきながら人前に妻の裸をさらすことが急に妬ましくなったり惜しくなったり……。
妻のほうも恥ずかしさと不安が強まってきたようだった。
ただ、そういいながら二人とも、それが結構、刺激になっていたことも確かだった。その点、僕たちは似た者夫婦なのかもしれない。
いよいよ明日が撮影日という日の夜、僕は激しく妻を求め、妻もいつもより激しく燃えたのが何よりそのことを物語っていた。ただし、この夜は翌日のことを考えてプレイはしなかった。
(続く)
告白者紹介=松崎 健(仮) 83年当時28歳。都下M市で喫茶店経営。大学時代手にしたSM誌がきっかけでSMプレイに興味を持ち、以来、やみつきになる。性向はS――プレイは鞭打ちのような苦痛を与えるものはあまり好きではなく、緊縛しての羞恥責め、バイブ責め、とりわけ浣腸が好み。プレイにアナルプレイは欠かせないアナルマニアである。結婚4年――25歳の若い奥さんの調教は着実に進行中。 |
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