スナイパーアーカイブ・ギャラリー １９８０年１１月号【１０】
ＳＭ界の衝撃ベストセラー誌スナイパー。創刊号の発行は、いまからさかのぼること２８年前、１９７９年です。その当時から“魂の暗部を狙撃する雑誌ＳＮＩＰＥＲ”というキャッチコピーは変わりません。そんな『Ｓ＆Ｍスナイパー』の歴史を少しずつ紹介していくアーカイブギャラリーです。
今回は１９８０年の１１月号、巻頭グラビアからのご紹介です。
「寮花を剥け！！」ということで、女子寮の寮生を縛り上げてしまうという展開になっています。
女子寮。そこは閉じられた女性だけの世界。禁断の花園。奥の間。女たちの秘密の空間。
つい、いろいろと妄想が膨らんでしまいます。
ただ、素朴な疑問として、女子寮に入っちゃって大丈夫なのでしょうか……。まあ駄目に決まっているんですけども。
この設定が、「やってはいけない」「あってはならない」という背徳感となって、どことなく写真にあらわれているようです。
もの言いたげな視線をこちらに投げかける彼女。
秘密を共有した男女同士の言葉にできないコミュニケーションを彷彿とさせます。
ただし写真を撮影しているのが男性とは限らないのですが……。
全編を通じて、緊縛して責めたてるというよりは、縛り上げることによって被虐的な興奮を煽る、といった構成になっています。
写真からにじみ出てくるのは、被写体と撮影者の距離感。
特に左下の大きい写真が掲載されている６ページ目。
なにやら恍惚としていて物欲しそうな彼女の表情からは、あくまで手出しはしない、縄で縛り上げるのみ、というお互いの境界線がある故のおねだり、といった距離感を伺わせます。
彼女が縄で辱められることによって、やがてどのようにその面持ちが変貌していくのか、という観察者の目線を感じさせる、視姦の興奮が味わえるグラビアです。
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女子寮。そこは閉じられた女性だけの世界。禁断の花園。奥の間。女たちの秘密の空間。
つい、いろいろと妄想が膨らんでしまいます。
ただ、素朴な疑問として、女子寮に入っちゃって大丈夫なのでしょうか……。まあ駄目に決まっているんですけども。
この設定が、「やってはいけない」「あってはならない」という背徳感となって、どことなく写真にあらわれているようです。
もの言いたげな視線をこちらに投げかける彼女。
秘密を共有した男女同士の言葉にできないコミュニケーションを彷彿とさせます。
ただし写真を撮影しているのが男性とは限らないのですが……。
全編を通じて、緊縛して責めたてるというよりは、縛り上げることによって被虐的な興奮を煽る、といった構成になっています。
写真からにじみ出てくるのは、被写体と撮影者の距離感。
特に左下の大きい写真が掲載されている６ページ目。
なにやら恍惚としていて物欲しそうな彼女の表情からは、あくまで手出しはしない、縄で縛り上げるのみ、というお互いの境界線がある故のおねだり、といった距離感を伺わせます。
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07.11.13更新 |
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