スナイパーアーカイブ・ギャラリー 1980年9月号【4】
SM界の衝撃ベストセラー誌スナイパー。創刊号の発行は、いまからさかのぼること28年前、1979年です。その当時から“魂の暗部を狙撃する雑誌SNIPER”というキャッチコピーは変わりません。そんな『S&Mスナイパー』の歴史を少しずつ紹介していくアーカイブギャラリーです。
身体を縛り上げられて苦悶に歪んだ顔を晒す妻、和江。
その表情の本意は、あるいは被虐に耐える心の奥底を隠そうとしているのか。
今回は1980年の9月号、巻末グラビアからの紹介です。
「帰命縛」というタイトルがついています。
題の意味はよくわかりませんが、リード文を読むと縛られているのは妻ということで、縛っているのは夫なのだろうと想像がつきます。
夫婦間の緊縛だからでしょうか、ご主人様と奴隷という構図に加えて、そこはかとなく生々しさが漂う写真になっています。
緊縛はシンプルなものですが、股縄を強調したり開脚を強いたりと、快楽に直接結びつきそうな縛り方をされています。
特に最後の写真が印象的。
股縄にテンションをかけられて、表情には快楽の色が浮かんでいるのに、こちらには目を向けない。
毎日顔を会わせる夫婦同士なだけに、簡単には心の深部を晒したくない……。
ふたりの関係性や駆け引きを伺わせる一枚です。
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スナイパーアーカイブ・ギャラリー 1980年9月号【3】
スナイパーアーカイブ・ギャラリー 1980年9月号【4】 帰命縛 教命にも似た夫の責めに毎夜耐える妻、和江。 |
身体を縛り上げられて苦悶に歪んだ顔を晒す妻、和江。
その表情の本意は、あるいは被虐に耐える心の奥底を隠そうとしているのか。
今回は1980年の9月号、巻末グラビアからの紹介です。
「帰命縛」というタイトルがついています。
題の意味はよくわかりませんが、リード文を読むと縛られているのは妻ということで、縛っているのは夫なのだろうと想像がつきます。
夫婦間の緊縛だからでしょうか、ご主人様と奴隷という構図に加えて、そこはかとなく生々しさが漂う写真になっています。
緊縛はシンプルなものですが、股縄を強調したり開脚を強いたりと、快楽に直接結びつきそうな縛り方をされています。
特に最後の写真が印象的。
股縄にテンションをかけられて、表情には快楽の色が浮かんでいるのに、こちらには目を向けない。
毎日顔を会わせる夫婦同士なだけに、簡単には心の深部を晒したくない……。
ふたりの関係性や駆け引きを伺わせる一枚です。
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07.11.14更新 |
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