特選ＡＶレビュー『やっぱり、君が好き　～第6章・私のカノジョ～　美少女・微熱レズビアン（ワープエンタテインメント）』

幼い頃に親の転勤で離ればなれになった由梨香とくるみは、同じ高校に入学し再会した。昔からお互いに友だち以上の感情を抱いていたふたりは、どんどん深く惹かれ合い、やがて恋人どうしになる。ゆっくりと初々しい恋心を育てていくふたりだったが、再び別れのときが訪れた......。友情と純愛のはざまで揺れる少女たちの恋を、やさしく繊細に描いた作品です。
きました、私の大好物の友情レズビアン！　しかも学園ものです！
アイドル並に可愛い美少女ふたりが、女子高生設定でキャッキャウフフしてる姿なんて、それだけで眼福じゃあないですか。
巷ではAKB48のお嬢さんたちが可愛い下着姿でじゃれあうPVや、彼女たちが口移しでお菓子を渡していくCMがヒットしています。
いま世の中が求めているのはまさに、美少女の友情レズビアンなのではないか、と言ってもあながち間違いではない気がします......。

映像の色調や背景の作り込みも、細部まできっちりこだわっているので、透明感のある繊細な百合の世界へスムーズに入っていけます。
特に由梨香の部屋に飾られたポスターや小物が、女子目線（筆者は20代女子の端くれ）から観ても、ちゃんと可愛くて良いなぁと思いました。

エロ描写も丁寧に段階を踏んでいて、あまりハードなプレイはありません。
キスや触り合い・舐め合いを中心にしたソフトなセックスで、常に「大丈夫？」「痛くない？」「脱がせていい？」と相手を気遣う言葉をかけたり、「好きだよ」「きれいだよ」と愛をささやいたりと、あくまで精神面を重視した作りになっています。
人によっては物足りないと感じるかもしれませんが、私にはこれこそ友情レズビアンの醍醐味！と、グッときましたねぇ。

最近盛り上がってきた女性向けAVが出るまでは、こういうお互いを気遣い合うラブラブセックスって、友情レズビアンものでしか観たことがなかったんですよね。
独り身の男性がひとり寂しくオナニーしてるときに、ラブラブカップルのセックスなんか観てたら胸くそ悪くなるけど、美少女どうしのイチャイチャならなんとなく許せる、ってことなんだろうなぁ（その気持ちも、ものすごくよくわかる......）。
ハードなエロもいいけれど、たまにはこういう心洗われるセックスを観てピュアな心を取り戻すことも、大事な気がします。

最初の放課後の教室でのキスシーンなんかも、最初は唇が触れ合う程度から徐々に唇を軽くついばんで、慣れてきたらようやく舌を出して......というふうに、本当にゆっくりじわじわと進んでいきます。
まだこの時点ではふたりの演技がちょっとぎこちない感じが、かえって初々しくて良い効果が生まれています。
あとこのシーンで自然と手をつなぎながらキスをするのも、すごく可愛くてキュンときました（このシーンに限らずこのふたりはしょっちゅう手をつないでて、本当に可愛いです......）。
そのキスの最中に物音がして、誰か人が来たのかも、と中断して様子をうかがってるときも、しっかり手はつないだまま。か、かわいい......！

その後は場面が変わって、由梨香の部屋へ。
「くるみに嫌われないために、スタイルを良くしようと思って運動してたら筋肉痛になっちゃった」と可愛らしいことを言う由梨香。
「今のままの由梨香が好きだよ」と言いながら、由梨香の腕を舐めるくるみの男前っぷり。
そのまま身体中を舐め合いながら、由梨香の服を脱がしていきます。
「本当に嫌だったら言ってね、やめるから」とまたもや相手を気遣いながら慎重に脱がすところが、乙女心をくすぐります（ただ、この後なぜか脱がすシーンを省略されてしまっていて、その瞬間が収められていないのはとても残念です）。

むきだしになった由梨香の胸をやさしくさわりながらの、「すごいかわいくて綺麗だよ」「すごいビクビクしてる」「乳首勃ってきたよ......」というくるみの台詞にも、いちいち萌えてしまいます。
一通り触り合った後、いよいよ下半身にも手が伸びるのですが、恥ずかしがってなかなか脚を開けない由梨香をやさしく導いていくくるみが、なんとも頼もしい。
特に由梨香のまんこの匂いを嗅いで「いい匂いするよ」って言うところなんかは、ちょっと変態っぽくてグッときます。
実際にやられたら相当恥ずかしいけど、その羞恥プレイな感じがまたいいのかも......と思わず妄想をたくましくさせてしまいます。

ここまではくるみがリードしていたので、いわゆるタチがくるみなのかなぁと思っていたのですが、交代した由梨香のクンニが意外と激しくて、舌でグイグイとくるみのまんこを責めていきます。
このシーンあたりから、由梨香がだんだん積極的になってきて、次の学校の更衣室の場面では、完全に由梨香がくるみを責める側に回っています。
くるみの体操服の中に手を突っ込んでおっぱいを揉んだり、言葉責めをしたり、ブルマの中に手を突っ込んでまたもや激しい手マンをしたり......いつの間にそんなになったんやお前、と思わずツッコミたくなるほどの目覚ましい成長です。

そんな具合で、家でも学校でもイチャイチャ楽しく過ごしていたふたりですが、由梨香の親の都合でまたもやふたりは離ればなれになることに......。
くるみはショックを受けて、絶対に離れたくない、と駄々をこねます。
そんなくるみに由梨香は落ち着いた調子で「これからもずっとくるみのこと好きでい続ける。だから離ればなれになったって、心配ないよ。くるみの愛情も、離れて寂しい気持ちとか不安とかそういうのも、全部私が受け止めるから」と語りかけます。
この男前すぎる発言に、感動したくるみ。
「そうやっていっつも優しい気持ちで受け止めてくれてるよね。私もこれからもずーっと由梨香のこと大好きだからね」と返し、口づけます。
もうこのシーンが良すぎて、思わずパソコンの前で涙するアラサー女子ですよ......。
ていうか由梨香オトコマエすぎるやろ！　一度でいいからこんなこと言われてみたいもんです......。

世のAVの影響を受けてしまう系男子の皆さんは、ぜひ本作をご覧になって、由梨香のオトコマエ言動を参考にして頂きたいと思います。

---

美少女2人の舌と舌がネチネチと絡み合い、
陶酔の中で甘酸っぱい匂いを滲み出させていく一部始終!!




『やっぱり、君が好き　～第6章・私のカノジョ～　美少女・微熱レズビアン（ワープエンタテインメント）』


関連記事

特選AVレビュー『即ハメ公衆便女教師(ワープエンタテインメント）』

Copyright (c) 2012 Taiyohtosho Co.,Ltd.All rights reserved.