web sniper's special AV review. WEBスナイパーAVレビュー 『母乳ヒロイン スペースウーマン(GIGA)』 文=井上文 生徒と同僚の教師の見ている前で屈辱の出産。破水→出産→胎盤切除と続く目を覆いたくなるような羞恥。モンスターの子を出産した女は母乳が出る度に男性の射精に匹敵する快感を催してしまう……。 |
凌辱のテーマを「妊婦・母乳」に絞った異色のスーパーヒロインもの。珍しく敵のアジトで監禁されているシーンから(いきなり)始まり、そこに至った経緯はテロップで説明、格闘シーン等はすべて省いて、ド頭からクライマックスという構成になっています。
テロップによると、ヒロインのスペースウーマンは単身で死神帝国のアジトに乗り込んだものの、自分の教え子や同僚の教師(普段は学校の先生らしいです)を人質に取られ、囚われの身に。しかも最大の敵である「モンスター」に処女を奪われて妊娠中であることがツワリで判明。
さらに、敵の戦闘員が解説するところによると、「モンスター様の子種は懐妊後36時間で出産に至る」という恐怖の設定であることが明らかに。ツワリに苦しむスぺースウーマンが顔面蒼白で分娩台に固縛されるシーンから、いよいよ本編の始まりです。
手錠で両腕を吊られ、鎖で開脚させられたスペースウーマン。その秘唇に戦闘員の四本の指がめり込み、子供が引っ張り出されます。ちなみに子種を植え付けた「モンスター」はゴキブリのようなデザイン。生徒や同僚の前で産みの苦しみに悶えるスペースウーマンの表情も見ものですが、果たしてどんな子供が生まれてくるのか興味津々。
やがて、黒いへその緒の先に、完全に父親似の真っ黒い赤ん坊が……。甲高い笑い声のような産声が不気味です。思ったほどグロく感じられないのは、ヒロイン役の石山ゆかりがおっとりした喋り方をするせいでしょうか。ムチムチ体形そのままの癒しキャラなんですよね、どっちかと言うと。
両手吊りのまま別の椅子に座り直させられると、戦闘員たちが左右から巨乳を揉みしだき、黒い乳首の先から本物の母乳をピューピューと迸らせます。その飛沫をモンスターの子が飲むのですが、戦闘員によれば「モンスター様の子供を出産すると、母乳を出す時、我々男が射精する時のような快楽がある」とのこと。大きな乳輪を指でグリグリされて、スペースウーマンの口から淫靡なアエぎ声が噴きこぼれます。
さらに、「俺にもパワーをくれよ」と戦闘員にも強制授乳させられ、悔しさの中で何度も絶頂へ。イキ地獄の中で発情状態に陥ったスペースウーマンは「お願い……」と自ら搾乳を乞うほどのビッチへと堕ちていきます。付け加えて置くと、母乳は薄いマッコリ(韓国のお酒)みたいな味がします。以前取材で飲んだことがあるのですが、戦闘員が美味そうに飲んでいるのは演技じゃないかもしれません。
作中では、さらに「スペースウーマンの超人的な力の素」が彼女の母乳に含まれているという設定が付加されています。赤ん坊もあっという間に青年の姿に成長、長いベロでパンパンに張った乳首を舐め倒し、母親を絶頂のスパイラルに追い込んでいきます。
この母乳凌辱はかなりの長尺になっていますが、まだ終わりません。スペースウーマンの「力の素」に注目した「モンスター」が、搾乳マシーンで彼女の母乳を絞り取り、戦闘員たちに飲ませようと画策するのです。絶望に打ちひしがれるスペースウーマンを嘲笑うようにマシーンから伸びた管の先端(透明なカップ付き)が両乳に装着され、カップの中を真空状態にされて母乳をダクダクと吸い出されてしまいます。
ここはもう少し迫力が欲しかったかなというところ。真空になったカップの中で乳輪が膨らんでくるのかと思っていたのですが、せっかく透明なカップなのに何の変化も見られませんでした。カットを切り替えて管の先から白い母乳がジャバジャバ噴き出すところは笑っちゃいましたけど。
ついには一滴の母乳も出なくなり、理不尽にも自分の母乳を全身にぶっかけられた挙句に廃棄処分へと転落していくスペースウーマン。ここから輪姦されてジ・エンドとなりそうなところを、そうせずに別のやり方を採っているところ、とてもいいですね。実はこの作品、ファックシーンが一つもありません。最初に書いたように「妊婦・母乳」だけに特化した内容になっていて、途中からノーマルセックスを導入してテーマがグダグダになるというパターンをかたくなに避けているのです。
全体として、マニアックなユーザーをちゃんと見ているという作りですね。演技力も含めてシーンごとのツメ具合に関しては好みもあると思いますが、とにかく妊婦・母乳いじりが観たいという方には、ストーリー前半の大胆な省略も含めて、濃厚かつ親切な作品になっていると思います。
文=井上文
『母乳ヒロイン スペースウーマン(GIGA)』
発売日:2009/01/09
出演:石山ゆかり
監督:SCHWARZEN III
収録時間:DVD 78分(+10分)
定価:10,500円(税込)
商品番号:GXXD-21
メーカー:GIGA
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井上文 1971年生まれ。SM雑誌編集部に勤務後、フリー編集・ライターに。猥褻物を専門に、書籍・雑誌の裏方を務める。発明団体『BENRI編集室』顧問。 |
09.02.07更新 |
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