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スナイパーAVレビュー!
2005年にAVデビューし、2010年に一度引退するも2015年に復活、今作でガチ引退となる「世界一のプリ尻美人」早川瀬里奈と、カンパニー松尾監督が思い出の街へ引退旅行。足掛け12年に及ぶAV活動を振り返ると共に、ラストを飾るにふさわしいセックスを披露する! さらにホテルにて語られるデビュー当時の話がまた感慨深い。早川瀬里奈はh.m.pにて5本契約でデビュー。奇しくも作品はHMJM制作(監督は松尾ではなかったが)だった。その後、最も勢いのあった頃のMOODYZに移籍。ぶっかけ、ゴックン、中出し、飲尿とNG事項を解禁しては、契約を伸ばしたという。そうだった、MOODYZでは南波杏、SODでも森下くるみがトップを走っていて、当時インディーズと呼ばれたセルビデオは「女優にどれだけハードなことをやらせるか競争」を突き進んでいた。TOHJIRO監督による南波杏・森下くるみ豪華共演作『蔵の中~あの世とこの世がまぐわるエロス~』(KILLER)が作られたのが2005年、早川瀬里奈がデビューした年である。
そんな早川瀬里奈はグラドルっぽい美貌と体型で、「容姿を武器に得して来た女」みたいな印象があるかもしれないが、実はかなりの苦労人。家庭が貧しかったため、高校を卒業すると同時に親から「家を出ていけ!」と追い出され、彼氏の部屋に転がり込む。学歴も資格もない彼女は何とかキャバクラに職を得て、やがてAVにスカウトされる。だから本音では「嫌」だったけど、中出しや飲尿などのNG事項を解禁しつつ、契約を伸ばすしかなかった。特に『使い捨てM奴隷』(2006年)というタイトルのAVに出演することになったときは「正直悲しかった」と回想する。
苦労を重ねてきたこともあり、気位が高く、美人なだけにちょっとナマイキな感じにも見えるのだが、そんな彼女がいざエッチとなると、途端に「ゴロニャン」と可愛い女になってしまうのが何ともエロい。カンパニー松尾は彼の定番中の定番、高級ホテルの窓辺に立たせて美脚美尻を堪能、から始まり、パンパンのオッパイを楽しみ、フェラさせ、69、騎乗位挿入。そして圧巻はバックからのハメアングルで、百戦錬磨の松尾監督が「こんなにお尻の谷間の深い娘はいない」と洩らすほどの、まさに芸術品のようなヒップの持ち主である。「ああッ、おっきい、おっきいッ」と、甘えた反応もイイなあ。
松尾が大好物だという、「香港、菓子パンの王」と呼ばれる菠蘿飽(ぽーろばう=パイナップルパン)を食べたり、「世界一安いミシュラン一つ星レストラン」と評判の、旺角にある点心「添好運點心專門店」などグルメ観光ショットもあり。超ボディコン姿で香港の街を闊歩する早川瀬里奈のカッコ良さに惚れ惚れ。そして「これで、人前で裸になるのは最後です」「松尾さんが最後の男です」とラストファックへ。超ミニスカの下に付けた小さなドットの入った網タイツのセクシーなこと、Tバックのパンティも、こんなに似合う女はいないだろうという美尻にまた悩殺。
最後に全裸でインタビューを受けるそのウエストが、見事にシックスパックに割れているのが眼を惹く。生まれもったポテンシャルもあるのだろうが、そのボディは努力して磨きに磨いてきたんだろうなあと思わせる。「35才までには結婚して子どもを2人産みたい」と語る、その夢、叶うといいね、と素直に思いました。
文=東良美季
『世界弾丸ハメドラー ラスト 早川瀬里奈』(HMJM)
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17.12.05更新 |
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